動画は、構造が似ている同社のタフスクリーン2ルームハウスのものです。最初にリビング部分を自立させて、テント部分を立ち上げていきます。インナーテントはフレームに吊り下げるようになるので、簡単ですね。
気になる評価
有名通販サイトでのレビュー・口コミは軒並み高評価です。ベンチレーションおよびメッシュスクリーンの窓が両サイドについているため、通気性が良く、夏場でも快適に過ごせるということです。
やはりカラーの被りがないということはコールマンのテントとしてはかなり大きなメリットのようで、レビューでもカラーに満足しているといった内容が多いです。ただ、一方で「かなり目立った」や「物珍しそうに見られた」といった内容もあったので、目立つのが嫌な人は他のアイテムの方がいいかもしれません。
Contents
コールマンアテナシリーズ③トンネル2ルームハウス/LDX
アテナシリーズから今話題のかまぼこ型テントの登場です。インナーテント側のペグで仮止めしたら、アコーディオンのようにジャバラ上に引き延ばすという設営方法ですので、大きさの割に設営が非常に簡単なのが特徴です。
他の同等サイズの2ルームテントと比較しても圧倒的に簡単ということで、2ルームテントを初めて購入する人にもおすすめです。スクリーン2ルームハウスではオプションで別途購入の必要があったルーフフライが標準装備となっているのはうれしいポイントです。
ベンチレーションやメッシュシエルターを採用していることによって通気性が高いといわれていますが、ルーフフライが付属することでさらに快適性が向上しています。
スペック
- 使用時サイズ
全体 :380*678*200cm
インナー :360*240*185cm - 収納時サイズ:33*33*78cm
- 重量 :20kg
- 材質
フライ :75Dポリエステルリップストップ
インナー :68Dポリエステルタフタ
フロア :210Dポリエステルオックスフォード
ルーフフライ:210Dポリエステルオックスフォード
ポール
メイン :アルミ合金
バイザー :アルミ合金 - 耐水圧
フライ :2000mm
インナー :2000mm - 付属品 :ペグ、ロープ、ハンマー、収納ケース
- 値段 :定価不明(8~9万円程度)
設営方法
動画はコールマンの同系統の2ルームテントの設営動画です。。フライシートを広げたらポールを平行に遠し、リア部分を仮止めしたら前方に蛇腹状に引き延ばす・・・というように基本的な構造が変わらないので同様に設営することができます。
気になる評価
ルーフフライが標準装備されているというのは大きなポイントです。ルーフフライは「結露防止」「雨対策」「温度上昇抑制」などの役割を果たしてくれるため、より一層高い快適性を得られます。
他シリーズの2ルームテントとの違いとして、インナーテントの周囲にもスカートが装備されていることや、インナーテントに窓がついていること、メインポールの径が太いことなど、が魅力としてあげられます。また、全体的なサイズも大きめですので、他のラインナップと比較して広日と使うことができるようです。
コールマンの他シリーズ2ルームテントとの比較
ここからは少しトンネル2ルームハウス/LDXに的を絞った紹介となります。アテナシリーズのトンネル2ルームハウスは他のシリーズの2ルームテントと比較してハイスペックで優秀といわれていますが、実際のところはどうなのでしょうか。それぞれのスペックを比較してみましょう。なお、比較対象とするのは同社の2ルームハウス計5種類です。
2ルームテントシリーズスペック比較表
その他2ルームテント | アテナ2ルームハウス/LDX | |
使用時サイズ (全体) |
660*330*200cm | 678*380*200cm |
使用時サイズ (インナー) |
300*235*185cm | 360*240*185cm |
重量 | 16kg | 20kg |
材質 フライシート | 75Dポリエステルタフタ | 75Dポリエステルリップトップ |
インナーシート | 68Dポリエステルタフタ | 68Dポリエステルタフタ |
ルーフフライ | なし | 210Dポリエステルオックスフォード |
ポール | アルミ合金 (メイン:バイザー φ16mm:φ9mm) |
アルミ合金 (メイン:バイザー φ18.5mm:φ9mm) |
耐水圧 | 2.000mm | 2.000mm |
両者の相違点
この比較表から分かることは、アテナ2ルームハウス/LDXの方が全体的なサイズが大きく、かつ丈夫な素材を使っているということです。その分重量も重くはなっていますが、メインポールの直径が大きくなっているというのはそれを考慮してのことでしょう。
アテナトンネル2ルームハウス/LDXと他社2ルームテントのサイズ比較
同社のシリーズ間比較を行ったところで、次は主要な他社2ルームテントとのサイズ比較になります。コールマンテントは比較的リーズナブルな値段で高い機能性を誇ることで有名ですが、この製品も例にもれず2ルームテントとしては機能的でありながら比較的リーズナブルです。他社のアイテムと比較した場合はどうでしょうか。
スノーピーク トルテュライト
スペック
- 使用時サイズ:580*360*205cm
- 収納時サイズ:73*30*30cm
- 重量 :18.5kg
- 材質
フライ :75Dポリエステルタフタ
インナー :65Dポリエステルタフタ
フレーム :アルミニウム合金(A6.061) - 耐水圧 :ミニマム1.800mm
- 値段 :138.240円(税込み)
アテナトンネル2ルームハウス/LDXの方がコスパ高め?
同社2ルームテントのランドロックをコンパクトにデザインしたトルテュPro.を標準スペックへとマイナーチェンジした2ルームテントです。高級なPro.シリーズからマイナーチェンジして、スノーピークのアイテムの中では手ごろな価格設定となっているトルテュライトですが、依然として13万後半という値段をキープしています。
使用時のサイズやフライシートの耐久性、耐水圧など、コールマンの2ルームハウスの方がコストパフォーマンスに優れているように感じられます。
DOD カマボコテント
スペック
- 使用時サイズ:
全体 :300*640*195cm
インナー :280*220*190cm - 収納時サイズ:67*29*29cm
- 重量 :13.7kg
- 材質
フライ :75D190Tポリエステル
フロア :210Dポリエステル
フレーム :アルミニウム合金(AL7.001) - 耐水圧
フライ :2000mm
フロア :5000mm - 値段 :オープンプライス
どちらが良いかは好みと使用シーンによる
続いては元祖かまぼこ型テントのDODカマボコテントです。一見すると全体的なサイズやインナーテントサイズ、素材に優れているトンネル2ルームハウス/LDXの方が優れているようにも見えます。
しかし、DODテントはリビングスペースが4.2*3.0mと広め。大人10人がくつろげるという触れ込みです。対してコールマンは約3.0*3.8mなので若干ではありますがリビングスペースは小さめです。価格についてはオープンプライスとなっているため、比較が難しいところ。使用人数や自分の好みに合わせて購入…というところでしょうか。
DODのテントが気になる人はこちらへ
コールマンアテナテント設置の注意点
他のシリーズと比較しても非常にハイスペックにまとまっており、デザイン面でも優れているアテナシリーズですが、設置の際には注意が必要です。
強風に注意
まずは、2ルームテントには共通ですが、横からの風には弱いので、風向きをよく確認してから設営を開始するということです。コールマンのテントはスノーピークなどのテントと比べて高さがありますので、風の影響を受けやすいです。
2ルームハウスともなるとより一層横の表面積は大きくなるので、風にあおられないように風向きに注意して設営しましょう。
付属のペグで心配な方は別途購入を
トンネル状の形状のため、構造及び組み立てはいたってシンプルです。しかしながら、ペグを打たなければポールだけでの自立はできないというデメリットもあります。付属のペグは、コールマンテントに標準装備のプラスチック製のものですので、安定性に不安があるという方は別途ペグを購入することをおすすめします。
アテナシリーズは一味違ったコールマンテント
いかがでしょうか。今回ご紹介したのはコールマンテントとしては一風変わったカラーリングが魅力のアテナテントでした。もともとは日本で販売していなかったということもありまだまだ普及していないので、持っていればキャンプ場で被ることもなく目立つこと間違いなし。
アテナシリーズで一味変わったテントで周りのコールマンユーザーと差をつけちゃいましょう。