アカジンとは?ミーバイのこと?高級魚アカジンの生態や釣り、食べ方をご紹介

体の色は個体によって様々で、赤色のものから黄色っぽいもの、さらには暗い色のものまで確認されています。体のあちこちに青い斑文が見られるのが特徴です。体長は1m程になり、重さは10kg程まで成長します。

アカジンの特徴

鮮やかな赤色や黄色がかった体色、そして青い斑文があり外見的にもとても特徴的かつ魅力的な魚です。コクハンアラとよく似ており間違えられるケースもありますが、アカジンは胸ビレ黒くない為、そこで判断します。

60㎝を超える大型魚

成長するにつれて体がどんどん大きくなり、最大では全長1m程となります。同じハタ科の魚の中でもクエと比べると小さいですが、比較的大型の種類です。近年では漁獲量が低下している為、沖縄県などでは35cm以下の個体の水揚げは禁止されている場合もあります。

美しい体色

個体によって色や模様が違うものもいますが、綺麗な赤色の体色と青い斑文は、実際に目にするととても美しく魅力的な魚です。釣りでかかった魚がアカジンで、美しい赤色の体が見えると、興奮する釣り人も多いでしょう。

広範囲に泳ぐ回遊魚

岩礁、サンゴ礁などの根の周りを回遊してる根魚です。警戒心が強く、なかなか近づくことはできません。ハタ科の魚はヒレを左右逆に動かすことができ、海の中で止まったり動いたりすることができます。

アカジンは養殖もできる

近年アカジンは漁獲量の減少も問題になっています。そんな中、国立研究開発法人 水産研究・教育機構は2016年に世界で初めてアカジンの完全養殖に成功しました。これにより今後、アカジンの安定的な提供が期待できます。

アカジンを釣ってみよう

釣りのターゲットとして人気がある魚です。釣りの方法も色々あり、自分に合った釣りの仕方を選びながら釣ることができます。しっかりと釣りの場所選びをすれば、釣ることはそこまで難しくありません。ここからはアカジン釣りの魅力を紹介していきます。

アカジンの釣りの魅力

何と言ってもとても強い引きがアカジン釣りの魅力です。ハリにかかるとガツンとした衝撃があり、強い力で引いてきます。魚の強い引きを楽しみたい方は、ぜひアカジン釣りをしてみて下さい。引きだけではなく、食べてもおいしくとても魅力的な魚です。

アカジンが釣れる場所

サンゴ礁域に住んでおり、エサを探すときは回遊するか、時には穴の入り口でじっとエサが来るまで待つこともあります。アカジンが釣れる場所はそんな隆起の激しいサンゴ礁や岩礁地帯です。また、グルクンが釣れる場所ではアカジンも釣れる可能性が高いです。陸からでも船からでも釣ることができます。

アカジンの釣れる時期

基本的に1年中釣ることができる魚です。その中でも釣りをするおすすめのシーズンは夏から秋にかけてです。このシーズンになると沖縄などでは釣り人で賑わいます。アカジンは夜寝る魚なので、夜以外で釣ることしましょう。

アカジンの釣り方を紹介

釣り方は色々な方法があります。船などの魚探では見つけることは難しいが、隆起のある岩礁やサンゴ礁地帯に生息している為、地形を見て釣る場所を決めましょう。そしてグルクンが釣れる場所には、アカジンもいる場合があります。

アカジン釣りの種類

アカジン釣りの種類はいくつかあると説明しましたが大きく2種類あります。それは「泳がせ釣り」と「ルアー釣り」です。泳がせ釣りとルアー釣りがどのような釣りなのか、簡単に紹介していきます。

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