強いアタリと引きが特徴なので、泳がせ釣りと同様に強いタックルが必要です。陸からもアカジンは釣れますが、船から釣ることが多い為、ここでも船釣り用のルアー釣りタックルを紹介していきます。
ロッド
泳がせ釣り同様に大型魚の引きにも負けないようなロッドを選びましょう。アカジンは他の魚と比べても特に遊泳力が強いです。おすすめのロッドは「LUXXE オーシャン ジグドライ B60H-RF」です。ブリやヒラマサなどにも対応しているロッドで10kgクラスまでの魚をメインターゲットとして狙う際にはおすすめです。
リール
泳がせ釣りの説明では両軸リールを紹介しましたので、ここではおすすめのスピニングリールを紹介します。おすすめのリールは「ダイワ ソルティガ エクスペディション 5500H」です。大型のヒラマサや近海のマグロなどにも対応できるリールです。
ライン
泳がせ釣りと同じく道糸はナイロン20号前後、PEラインでは8号〜12号で良いと思います。ジギングの場合はPEラインにショックリーダーをつけますが、リーダーのおすすめは「ダイワ ソルティガリーダー TypeN 20号」が良いでしょう。
アカジン釣りのルアー
ルアーはジグが主に使われますが、重さは50g〜150gでタックルに合うようなルアーを使いましょう。海底近くまでジグを落としますので、根掛かりする場合もあります。ルアーは余分に用意しておきましょう。ルアーの色もいくつかあるとベストです。
ルアー釣りのコツ
ルアー釣りは海底近くまでルアーを落とし、竿をしゃくりあげスローピッチで巻き上げると良く釣れています。魚がハリにかかったら基本ドラグは締めて、岩場の穴に入られないように巻き上げるのがコツです。ルアー釣りのコツは泳がせ釣りとほぼ同じです。
アカジンはモリ突きでもとれる
釣りでも狙えるターゲットですが、海に潜りモリで突くモリ突きでも狙えます。人間が潜れる水深にいるアカジンがターゲットとなります。モリ突きはどちらかというとアカジン狙いというわけではなく、様々な魚を狙う時にアカジンが泳いでいれば突くということが多いです。
釣ったアカジンを食べてみよう
アカジンは釣りのターゲットして魅力的であることは説明しました。しかし、どのような味がするのでしょうか?ここからはアカジンの味や旬の時期などを紹介していきますので、ぜひ食べてみてください。
アカジンはどんな味?
一見淡白な白身と思われるが、適度に脂がのった白身で身全体に旨味が多く、噛めば噛むほど旨味を感じられます。クセがない魚で、アラ汁にすると旨味たっぷりの出汁が出ます。非常に美味しい魚です。
アカジンの旬はいつ?
年間を通して味はいいですが、旬の時期は秋から夏の初めです。産卵期が春から夏なので、その時期に向けて脂がのり、身も美味しくなってきます。旬の時期以外でも美味しく食べられますので、釣れた場合はぜひ持ち帰って料理して食べてみて下さい。
アカジンの値段は?
沖縄三代高級魚のひとつになるほど、非常に高価な魚です。沖縄ではよくスーパーで売られていたりもしますが、小さい個体でも他の魚と比べるとびっくりするほどの高値がついています。スーパーで見かけた時には値段をチェックしてみて下さい。