アカジンはどのような味か説明しましたが、アカジンはどこで手に入れれば良いのか、美味しいアカジンの見分け方は?いざ、アカジンを手に入れたらどのように調理すれば良いか説明していきます。
アカジンの入手方法
どこで手に入れればいいのでしょうか?釣りをされる人であれば釣って手に入れるのが、釣りも楽しめ一石二鳥でしょう。釣り以外ではスーパーで売られているものを購入する方法もあります。スーパーでもなかなか売られていない場所もありますので、その場合はネット通販でも購入することができます。
おいしいアカジンの見分け方
おいしいアカジンの特徴はいくつかあります。まず体色である赤みが強いもの、身に張りがあるもの、目が澄んで綺麗なものが鮮度がいいアカジンの特徴です。スーパーなどで購入するときは参考にされてください。
アカジンの捌き方を動画でチェック
では、どうやって捌くのか紹介していきます。まずは胸ビレ、背ビレをハサミで切り取ります。大きくなると皮と身が密着するため包丁ですき引きをします。皮を残したい場合はワイヤーブラシで鱗をとります。あとは他の魚と同じ手順で捌いていきます。
アカジン調理の注意点
説明した通り、大きな個体になると皮と身が密着しとても捌きづらくなります。ケガをしないように注意して捌きましょう。またアカジンは雑食の為、寄生虫が体内にいる場合があります。見つけた際には取り除きましょう。
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良く似たバラハタに注意しよう
同じくハタ科であるバラハタとよく似ており間違われます。体色や姿かたちもアラジンとよく似ている為、間違って市場などで陳列されるほどです。バラハタとはどういう魚か紹介していきますので、間違えないように注意しましょう。
バラハタとは?
アカジンと同じくハタ科の魚となります。体色はアカジンと非常に似ており、鮮やかな赤色に青色の斑文があります。奄美大島より南の地域では食用として食べられているところもあり、非常においしい魚です。
バラハタの危険性
食べられることもあるバラハタですが、実は体内にシガテラ毒という毒を持っている個体もいます。地域によって毒を持つ個体の数は違いますが、海洋性植物プランクトン由来のシガテラ毒を持った魚をバラハタが食べることで蓄積します。
バラハタとの見分け方
見分ける最大のポイントは尾びれにあります。アカジンの尾びれが赤く扇型なのに対し、バラハタの尾びれは三日月型で先端が黄色をしています。釣りなどで釣れた際は尾びれに注意して間違わないようにしましょう。
アカジン料理を紹介
おいしいアカジンの料理を紹介します。アカジンは白身の魚で程よく脂がのっています。料理の種類も多く、汁物、刺身、煮付け、唐揚げなど様々な料理が楽しめます。ここからはアカジンの料理を紹介していきます。
アカジンの刺身
三枚におろした後、薄く切り刺身にします。鋭い旨味というよりおおらかな旨味が口に広がります。また、噛めば噛むほど旨味が出てくるので非常においしいです。新鮮なものは歯ごたえがあります。
アカジンの鍋
アカジンの切り身とアラ、お好みの野菜を鍋に入れグツグツと沸騰させます。アカジンのうまい出汁が鍋全体に広がりとても美味しく頂けます。アカジンの身も柔らかくしっかりとした旨味があります。