見渡す限りの広い範囲に拡がるフリーサイトエリア。その効果なのか、大人数を受け入れる懐が深いので、予約不要で成立しています。場合によっては、予定を立てたタイミングがギリギリでも、キャンプをすることが可能です。チェックインの受付は、13時から山荘あらふねで行うことができます。利用時間は、翌日10時までです。
GWや休日は混雑に注意
自然に囲まれた中の敷地が広いキャンプ場ということで、とても人気があります。連休時には利用者が多く訪れ、賑わいを見せます。GWや休日の際は、余裕があれば少し早めに訪れて、受付を済ませてお気に入りの場所に陣取りましょう。また、高速道路などでは渋滞が予想されるので、道路情報の確認を怠らないようにして下さい。
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内山牧場キャンプ場のそのほかの宿泊施設
車を乗り入れてキャンプができるオートキャンプ場の他に、宿泊可能な施設があります。このエリアを利用する上でお世話になる山荘あらふねとバンガローがあるため、テント泊に不慣れな方、抵抗がある方は、これらの施設を利用しましょう。
山荘あらふね
キャンプ場の受付から、食事処など様々な役割を持つ山荘あらふねは、公共の宿でもあります。土曜日や祝前日などの普通は料金が割高になるタイミングでも、変わらない料金設定なので利用者にとても優しいです。料金は、1泊2食付きで8,200円となります。ご宿泊予約をした方は、佐久平駅から山荘あらふねまでの無料送迎を利用できます。
バンガロー
バンガローという小屋を、予約することで利用できます。5人用となり、1泊5,400円です。宿とキャンプ場でのテント泊の中間に位置するような使用環境で、道具を持ち込んで自身で料理などをするので、アウトドア感があります。
内山牧場キャンプ場の施設・設備情報
キャンプ場で快適に過ごすための条件として、トイレ環境や汗を流して体を綺麗にできる設備はとても重要です。また、バーベキューをするときに忘れ物をした場合は、現地で道具を購入できるかも気になる所です。内山牧場キャンプ場は、これらの条件をしっかりと満たしているので安心して利用できます。
お風呂
キャンプ場内には、コインシャワーが3分200円で使用できる場所があります。また、山荘あらふねには10時から16時の間に利用できる大浴場があるので、到着時やチェックアウト後にお湯に浸かることができます。入浴料は、大人580円、小学生370、幼児210円です。
トイレ
コインシャワーと同じ位置にトイレが一か所あります。男性用、女性用に別れて設置してあります。また、少し距離はあるのですが、レストハウスの隣にトイレが設置してある建物があるので、状況によってはこちらをお使い下さい。
道具レンタル・販売
薪一束450円、木炭650円、氷1kg300円を販売しているので、現地調達が可能です。万が一の寒さ対策として、貸し毛布のレンタルを1枚210円で行っています。また、少し距離はあるのですが、レストハウス内に売店があるので、万が一忘れ物をしても安心です。
内山牧場キャンプ場の周辺情報
キャンプをする以外にも、内山高原キャンプ場の周辺には楽しむことができる場所がたくさんあります。疲れを癒すことができる温泉施設や、近隣の観光スポットである神津牧場が近所にはあるので、キャンプの後にはぜひ立ち寄ってみましょう。
ゆったり温泉施設
近くには、初谷温泉があります。外来入浴をすることができて料金は700円、営業時間は10時から21時です。他に、日帰り温泉施設である西下仁田温泉・荒船の湯があります。営業時間は10時から20時で、料金は大人600円、子供500円、小学生未満は無料で利用できます。
動物と触れ合う牧場
神津牧場キャンプ場は、120年以上前にできた日本で一番古い牧場です。ここでは、優雅に草地を歩く放牧された牛を見ることができる他に、牛乳やチーズ、バターなどの乳製品や肉製品を購入することができます。入場料は無料で、有料で体験イベントなども行っています。
内山牧場キャンプ場の注意点
休日に自然を感じながら満喫できるおすすめのキャンプ場ですが、高原地帯なので寒い時期には、休業します。冬季営業をしているキャンプ場もありますが、内山高原キャンプ場は冬季は休業しますので、その点ご注意下さい。
朝晩の冷え込みに気を付ける
山々に囲まれている標高が高い場所なので、普段生活している場所よりも、朝晩はとても冷え込みます。レンタルで毛布の貸し出しも行っていますが、自身で準備して、気温の変化の対策をしておきましょう。
冬季は休業期間
冬季は休業するので、営業期間は4月下旬頃から10月末頃までとなっています。標高が高くて避暑地になるような場所なので、普段生活している所よりも気温が低くなりやすいです。現地の気温を事前にチェックして、万全の寒さ対策をしていきましょう。
内山牧場キャンプ場で釣りをしよう
近くにあるあらふね湖では、2時間1,050円でニジマス釣りができます。定期的に放流をしているので、トラウトフィッシングを普段する方や、お子様も楽しんで遊べます。釣ったニジマスは持ち帰りができるので、キャンプ場で焼いて食べることが可能です。注意点としては、釣り竿や道具のレンタルはやっていないので持参する必要があります。
内山牧場キャンプ場の近くには世界遺産がある
荒船風穴という世界遺産登録された場所が近くにあるので、興味がある方は足を運んでみましょう。明治時代に、天然の冷たい風を利用してできた蚕種の貯槽施設として運営されていた場所です。一人500円で、見学することができます。冬季閉鎖期間があるのでご確認下さい。
内山牧場キャンプ場で大自然を満喫しよう
船のような形状をしている荒船山が一望できる立地の内山牧場キャンプ場は、自然を肌で感じることができます。牧場の跡地を利用した壮大なフリーサイトは、多くの人を、そして多くの使用方法に対応できる懐の深さがあります。ぜひ休日は足を運んで、自然を満喫して下さい。