焚き火台は何のため?
キャンプには焚き火!とすぐに連想させるほど、焚き火はキャンプに欠かせない物です。焚き火をする際に使用する焚き火台ですが、様々な理由からあるととても助かるアウトドア用品です。なぜ必要なのか、どのような時に使うのかを考えていきましょう。
直火禁止の場所で焚き火をするため
キャンプ場には直接地面で火を使用しても大丈夫な場所と、直火を禁止している場所があります。地方区分別に見ても、全体的に直火を禁止としている場所の方が多いことがわかります。環境面やマナー面にしても、直火禁止のキャンプ場が増えているんです。
キャンプ場 直火禁止率
- 北海道・東北 96.8% ( 734件 / 758件中 )
- 関東 86.2% ( 473件 / 549件中 )
- 北信越 88.2% ( 524件 / 594件中 )
- 東海 87.7% ( 371件 / 423件中 )
- 関西 94.6% ( 418件 / 442件中 )
- 中国・四国 95.8% ( 504件 / 526件中 )
- 九州・沖縄 97.2% ( 489件 / 503件中 )
夜の灯りとして
キャンプ場では日が沈むと、昼間遠くまでハッキリ見えていた物が一気に狭まり視界も限られてきます。普段と違う感覚になるのでしばらく周りの暗さに目が慣れない人もいます。そして季節によって異なりますが、キャンプ場の夜は思った以上に長いのです。焚き火はそんな暗闇を照らしてくれる自然の灯りとしての役割があります。
心を癒すため
火を囲むだけで楽しい気持ちになったり、炎の揺らぎとパチパチと鳴る音を聞くと癒されたりします。不規則に揺れる炎や薪の燃えるパチパチと鳴る音には交感神経を落ち着かせる作用があり、自然界の現象で起きるこのヒーリング効果はうつ病対策にも効果があると言われています。非日常の中で見る焚き火にはかなりのリラックス効果が期待できます。