それでは、ステルススイマーのカラーの中からおすすめのカラーをご紹介することにしましょう。基本的には、スイミング用には、ベイトを模したアユやオイカワ、ワカサギなどの”リアル系”のカラー、そして、ラバージグ的にストラクチャー周りで使用するには、ウォーターメロンペッパーなどのナチュラル系のカラーがおすすめです。
おすすめのカラー#S-381 東条ハス
このカラーはリアル系のカラーで”ハス”という魚を模したものです。他にもアユやオイカワが有りますが、”ハス”というのは珍しいカラーなので、もしハスがベイト存在するフィールドであればシークレットになるかもしれませんね。
おすすめのカラー#S-431 サイトマジック
このカラーは視認性がかなり良く、クリアウォーターで有ればサイトフィッシング的な使い方をすることが出来るカラーです。バスのバイトが目で確認出来るので、釣果的にもアドバンテージがあると思います。
おすすめのカラー#S-438 ライムスライム
このカラーは面白いカラーで上(背)はウォーターメロンなどのナチュラル系のワームの色、下(お腹)は視認性の良いホワイト系のツートンカラーの様になっています。このツートンがルアーを動かすと絶妙な見え方をしてバスの興味を引くのだそうです。一度お試しになってはいかがでしょうか。
ステルススイマーの使い方
ステルススイマーの使用方法について説明をしたいと思います。推奨タックルやルアーの使い方まで、実際にステルススイマーを購入時に、知っておかなければならない事項を述べていきます。
ステルススイマーのタックル
ステルススイマーはスイムベイトですので、自重がかなりあります。ジグヘッドなら40g以上あるので、ロッドはMH~XH程度で、長さも7フィート前後は必要になります。また、ラインもフロロカーボンなら13~18ポンドは必要です。また、障害物周りを責めたときは、定期的なラインチェックをしましょう。
ステルススイマーの巻きは一定速度を保つ
ステルススイマーはキャストしてただ巻きするだけでバスを引きつける力があります。この”ただ巻き”が以外に難しく、”一定の速度を保って”リトリーブすることがキモです。早さを変えると、バスはルアーと見切ってしまうことが多いです。あと、ラインスラッグを常に出しながら、リトリーブする方が、ルアーの動きが自然になります。
ステルススイマーはアワセがわかりやすい
ステルススイマーのアワセはズバリ”即アワセ”でOKです。針先が隠れているからといってワームなどの様に”送ってからアワセる”とフックを飲まれてしまう事も少なくないので注意してください。バイトも魚がベイトと勘違いしているのか、明確な”ガツンという”バイトが多いようなので、アワセが分かりやすいです。
ステルススイマーのチューニング
ステルススイマーのジグヘッド構造はチューニングはしやすい様々な秘密が隠されていて、様々なチューニングが可能です。この記事ではステルススイマーの泳ぎの修正をするチューニング方法、針の交換方法、そしてステルススイマーの浮力を変化させるチューニングをご紹介することにしましょう。
ステルススイマーが傾く場合
これはいわゆる”トゥルーチューン”といわれるもので、ノーシンカージグヘッドの時のみに行ってください。やり方簡単です”アイを曲げるだけ”です。注意していただきたいのは、ルアーの泳ぎ、姿勢が右に傾く場合はアイを”右”に傾けてください。左の場合はその逆です。
ステルススイマーの針の交換
ステルススイマーのノーシンカージグヘッドはなんと着脱可能なんです。やり方は、可動フックが固定されている部分の両端に穴が見えると思います。その穴に固い金属などの細い棒などを押し込んで見てください。フックが外れます。そして、ジグヘッド下の部分のアイにトリプルフックを取り付けるとデッドスローで巻けるスイムベイトに変身です。
ステルススイマーにシンカーを取り付ける
ステルススイマーのジグヘッドには丸く球体が押し込めるような”穴”が開いています(ウエイトホール)。ここにシンカーを埋め込むことで、2m程度のレンジを泳がすことの出来るチューニングができます。
ベビーステルススイマーのご紹介
ステルススイマーには、実はダウンサイジングの”ベビー”が存在するのです。サイズが130㎜と30㎜小さくなりました。これにより、スイムベイト初心者の方にもおすすめです。あと野池などの小さなフィールドにも適しています。本家ステルススイマーでは少しアピールが強すぎるような場合には、是非このベビーを試してください。
ただのダウンサイジングではなかった
ベビーステルススイマーはステルススイマーを小型化するだけではなく、いくつかの改良を加えています。まずはフックのゲイブが深くなり、更にフッキング性能が増しました。そして、ジグヘッドのアイの部分にスプリングが付いていて、ジグヘッドのズレを防ぐ構造になっています。
ベビーのジグヘッドの違い
ベビーステルススイマーの付属するジグヘッドはステルススイマーのそれとは若干仕様が違います。まずは樹脂のジグヘッドに、1gのシンカーが接着されています。それとヘビーウェイトジグヘッドにも、3/8オンスのタングステンシンカー接着されています。
スイムベイトの概念を変えたステルススイマー
いかがでしたか。ステルススイマーは今までのスイムベイトの良いところはそのままに、弱点を克服した新世代スイムベイトといっても過言ではないです。更に、一部記事でご紹介したように様々な”チューニング”を施しやすい構造にもなっているのが嬉しいですね。更にベビーサイズも加わり、是非使用してみる事をおすすめします。