ウッドストーブおすすめ20選!魅力や仕組み、自作方法もご紹介

ウッドストーブを選ぶ際には、素材や形状、使用シーンなどを考えることが大切。サイズも意外にいろいろあるので、使用人数なども考慮したうえで検討するとよいでしょう。

素材で選ぶ

チタン

非常に軽量かつ丈夫なチタンは、ウッドストーブでも取り入れられる機会が多い素材です。チタン製ならではの青みを帯びた焼け色は非常に美しく、子の焼け色に魅せられてチタン製品のキャンプギアを収集しているという人も多いのではないでしょうか。デメリットとしては、チタン自体が高価で加工も難しい素材であるため、それを素材とするアイテムも値段が高くなってしまうということ。性能としては優れたものが多いですが、購入の際には値段をよく検討しましょう。

ステンレス

チタンとともによく使われる素材がステンレスです。さびにくいことが特徴で、手入れが楽なため、様々なキャンプギアで取り入れられている素材です。加工がしやすく安価な素材でありながら、チタンよりも強度が高いことが魅力です。一方で、熱に対して強い素材ではないため、使用を重ねるうちに形状が変化してしまうこともしばしば。安価で購入できるアイテムが多いので消耗品と割り切る必要があるかもしれません。

ウッドストーブの中には鉄製のものもありますが、鉄自体は耐腐食性が低く、重量もあるため特別な理由がある場合でなければあまりメリットのある素材とは言えないでしょう。

形状・構造で選ぶ

ウッドストーブを選ぶ際には燃焼効率の高さというのが非常に重要なポイントとなります。その燃焼効率の良しあしを判断するのに重要なポイントが、ストーブ本体のフォルムと燃焼構造です。ウッドストーブは、一般的に以下の2つの形状に分類することができます。

円柱型

この形状のタイプは収納性は比較的低いものの、二重構造を使った高い燃焼効率が魅力です。SOLO STOVEをはじめ、多くの円柱型ウッドストーブでは内室と外壁の間に空気の層がある二重構造を取り入れているため、二次燃焼が活発に行われる結果、高い燃焼効率を実現しています。また、五徳がついているものが多く、高い火力と合わせて調理などをするのに便利な形状です。

箱形

折りたたむと10mm以下になってしまうほどコンパクトに収納することができる箱形。その収納性を生かした携帯性の高さが魅力です。円柱型のような二次燃焼を効率化する構造は期待できないものの、メーカー独自の工夫を凝らしているアイテムが多く、十分な火力があります。円柱型のものと比べてかさばらないため、ソロやツーリングなどの利用にもぴったりです。

目的に合わせて選ぶ

調理に使うのかたき火に使うのかはウッドストーブの形状を決めるうえで重要なポイントです。調理用に使うのならば、安定した火力があり五徳がついている円柱型ストーブがおすすめ。たき火台として使用するのであれば、サイドから燃料を簡単に追加できたり、太い薪を入れることができる箱形ストーブが良いでしょう。いずれもサイズにはばらつきがあるので、使用する人数に合わせて、ソロキャンプやツーリング、登山なら小型のものを。ファミリーキャンプならば大型のものを選ぶとよいでしょう。

また、単純にチタン製のアイテムが好きだというキャンパーさんやデザイン性に優れたアイテムを取り入れたいという人はそう言った観点から選んでも良いでしょう。ウッドストーブの中にも優れたデザインのものが多いですし、アルコールバーナーなどの他のキャンプギアと組み合わせることを考慮して選ぶのも楽しいですね。

ウッドストーブの主要メーカー

ソロ用に使いやすい小型のウッドストーブではSOLO STOVEのアイテムが有名ですが、そのほかにも本記事ではいくつか人気メーカーのアイテムを取り上げておりますので、ここであらかじめ主要な5メーカーをご紹介します。アイテム選択の際の参考にしてみてください。

SOLO STOVE

その名が示す通り、小型のストーブを専門にするテキサス発のメーカーです。特許取得している特殊な燃焼構造や環境にやさしいモノ作りは、世界中のキャンパーから高い支持を得ています。

VARGO

軽量かつ耐久性に優れているチタン製のアウトドアギアを多く発売しており、シンプルなデザインと機能性の高さで人気のメーカーです。ウッドストーブだけでなくアルコールバーナーなども人気のラインナップです。

Max boost

「本気で遊ぶ人を最大限に後押ししたい」という思いが起点となって生まれている日本のアウトドアブランドです。ウッドストーブは燃料の選び方や火の起こし方などキャンパーの自由度が高いので、コンセプトにぴったりなアイテム。実用性がありつつもデザインにこだわったアイテムが豊富なので、見た目もいいものを選びたい人におすすめです。

EMBERLIT

2011年生まれのアウトドアブランドです。アウトドアグッズの創作に並々ならぬ情熱を注いでいる創設者によって立ち上げられたブランドで、ストーブの開発がその創作の起点となっているそうです。当ブランドならではの創意工夫が魅力です。

FIREBOX

調理用のオーブンセットや純正のレザーケースなどのオプションが豊富で、アイテムを集めるのが楽しいブランド。折りたたむことで非常に薄くコンパクトにできる収納性の高さがありながら、堅牢で無骨なデザインが魅力です。

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