イシナギの下処理をした後に、切り分けた身をさっと湯通しします。酒と水、醤油、みりん、砂糖の合わせ調味料を入れて、煮汁が沸騰するまで煮込みます。煮汁が煮詰まってつやととろみが出てきたら完成です。ご飯にもお酒にも合う優秀なおかずができます。煮付けにするとイシナギの身が丁度良く締まるので、刺身とは異なる印象になります。
イシナギのソテー
イシナギを三枚におろして食べやすい大きさに切ってから、塩こしょうで下味をつけておきます。イシナギを薄く小麦粉で包んだら、オリーブオイルを敷いて強火で温めておいたフライパンに入れます。表面にこんがりと綺麗な焼き目を付けます。最後にワインを入れたら弱火で蒸します。魚の脂のうまみと、ぷりぷりのしっかりとした食感を味わえます。
イシナギの刺身サラダ
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皮目を上にして置いたイシナギにふきんを被せ、熱湯をかけます。すぐに氷水で冷やしたら、水気をよくふき取ります。ここでウロコやぬめりを丁寧に取ります。そして皿に大根や大葉、薄切りにした刺身を並べます。イシナギをさっぱりと楽しめます。お好みで薬味、ドレッシングを添えることで味に変化も出て、二度美味しく楽しむことができます。
イシナギのたれ焼き
塩を振って水分を取ったイシナギの切り身を醤油、日本酒、みりんと一緒に1日漬け込みます。220℃のオーブンで10分から15分焼きます。香ばしい焼き目のついた癖のないイシナギの身に、甘辛いたれが染み込んでいてご飯との相性は抜群です。たれにじっくり漬け込んでから焼くことで、火を通しても身が硬くなりすぎずとても食べやすいです。
イシナギを美味しく食べるには
イシナギは、大きいものだと体長2m、重さは200㎏を優に超えるものまであるとても大きな魚です。大きくなればなるほど、釣り上げたときの達成感もひとしおになりますが、美味しく食べるという点では10㎏以下のものが良いでしょう。また、触れたときのハリや目の澄み具合などもチェックしておくと、より美味しいイシナギが食べられます。
イシナギの釣り方
イシナギは、イシナギ漁を専門としている漁船などにおいては、延縄漁や底引き網漁を行うことで捕獲することが多い魚です。ですが、しっかりとイシナギの大きさに対応できるタックルを準備することで、自分の手で大物級のイシナギを釣り上げることも夢ではありません。ここでは、そんな憧れの巨大魚イシナギを釣るための道具などをご紹介します。
イシナギの仕掛け
イシナギはとても大きくて重量のある魚です。そのため、それを釣り上げるために使用するタックルも必然的に大きいサイズのものが必要になります。では実際にどのようなものを用意すればよいのでしょうか。リール、そしてロッドのそれぞれについて、イシナギを釣り上げるために準備して行くべきおすすめの商品をご紹介します。
リール
シマノであればアリビオ C3000などの3000番のリールを揃えると良いでしょう。シマノ3000番は水流の変化をきちんと捉えられる高いリーリング感度と、アングラ―の疲労を大幅に軽減する軽量ボディを兼ね備えています。
ダイワなら電動リール 15 シーボーグ 500Jが使いやすいです。ダイワ500番もコンパクトな見た目の中に強力なパワーを持っているので、大型のイシナギを釣り上げるのにベストなリールとなっています。
ロッド
ロッドは、大きくて重いイシナギを釣り上げるためにしっかりと強度のあるものを使うのが重要です。おすすめはシマノソルティーアドバンス ジギングなどです。またイシナギをターゲットとする際には、エサに活きスルメイカを使うのがおすすめなのでそのエサの動きを感じ取れる柔軟な竿を使うと、より快適にイシナギを捕らえることができます。
イシナギの釣れる場所
イシナギは、北海道から屋久島近海までの南日本の海の広い範囲にわたって、よく釣り上げられています。特に、北海道周辺の海で多く生息しており、大量に捕獲されています。首都圏からもすぐにアクセスしやすい近海でも釣れる貴重な魚だということで、大型の魚を狙いたいという釣り人たちからの注目度も高く評判の良い魚です。
イシナギ釣りで大物に挑戦!
イシナギは、日本の近海で狙うことのできる大型の魚として、最近注目度があがってきている魚です。ワイルドな見た目の大きな体からとれるその身は、綺麗で透き通るような白身と上品な味わいで非常におすすめです。道具をそろえればすぐに挑戦しに行けます。是非あなたもこの機会に、大物のイシナギを釣り上げて、達成感を味わってみませんか。