MSRってどんなブランド?
1人のアウトドア愛好家でもあった創設者が起こしたブランドです。山に関するアイテムを多く出しているブランドで、安全性と信頼性で人気となっています。どんなブランドか創業から細かく見ていきましょう。
MSRは1969年創業の米国の登山用品メーカー
自分自身も情熱的な登山家だったシアトルのエンジニア、ラリー・ペンバーシーが設立したのがMSR(マウンテン・セーフティ・リサーチ)です。登山に関する用品や用具の安全性を向上させるのが目的となっています。
MSRは安全性信頼性にこだわった製品を開発するブランド
山岳での課題に対して、科学の知識を駆使して解決策を見い出すというのがMSRの施策です。革新的技術もそうですが、可能な限り信頼性を高めた高性能のギアを設計しています。MSRは安全性信頼性にこだわった製品を開発するブランドです。
MSRの取扱製品種類は限られている
自然保全にも積極的に取り組んでいるMSRですが、環境と社会と経済の3つの観点から持続可能を考えるサステナビリティワーキンググループの創設メンバーとなっています。MSRの取扱製品種類は限られていて、材料のトレーサビリティや化学物質管理と社会的責任に重点を置いています。
MSRのテントが人気な理由を探る!
その性能や高い安全性などもそうですが、ラインナップが明確など他にも多くの魅力があるMSRのテントです。デザインの高評価や機能性など、人気の理由を細かく見ていきましょう。選ぶ際の参考になります。
MSRのテントはラインナップが明確でわかりやすい
使用する場所や目的に応じてモデルが解れているので、MSRのテントはラインナップが明確でわかりやすいということになります。季節なども明確に分かれているので、選ぶ際にも分かりやすくなっています。
MSRのテントはデザインがシンプルだから飽きがこない
高い安全性や性能的な面が取り沙汰されますが、MSRのテントはデザインがシンプルだから飽きがこない点も大きな魅力となっています。本当に単純で簡素なデザインが見た目の好感度を上げています。
MSRのテントは室内が広いから快適
デザイン面から見ると分かりにくい感じですが、MSRのテントは室内が広いから快適となっています。一見するとシンプルな形状ですが、内側の室内から見ると広がりを持つように設計されていています。居住性は高くなっています。
MSRのテントは軽量コンパクト
材質などもこだわりがあり、MSRのテントは軽量コンパクトとなっています。もちろん基本的にMSRのテントは山での使用を考えているので、最初から軽量コンパクトは第一に取り組むポイントとなっています。
MSRのテントを誤解させる2つのこと
誤解を生じさせていることの多いMSRのテントですが、誤解させる2つのことが考えられます。これから選んでいく際に参考になるので少し整理をしておきましょう。大きく分けると以下のような理由になると思われます。
目的を間違えて選ぶと誤解が生じる
MSRのテントが寒いと言った誤解が記載されている記事もあるようですが、目的を間違えて選ぶと誤解が生じることもあります。例えば3シーズン用のテントを冬季に使用するなどで、この場合寒さ対策が不十分となるのは致し方無いところです。
すべての機能を備えたアイテムは存在しない
これも例えになりますが、登山用で軽量化を目的に作られたテントはその他の機能を犠牲にしています。主目的が軽量化なので当たり前のことになります。これは個性ということで、すべての機能を備えたアイテムは存在しないのが当然です。
MSRのテントのラインナップと特徴
はっきりとした違いに分かれているのがMSRのテントのラインナップと特徴になります。それぞれに違った特性を持っているので、選ぶテントを考えるのも楽になります。それでは各シリーズごとに見ていきましょう。
BACKPACKINGテントシリーズ
3シーズンに渡って使用できるのがBACKPACKINGテントシリーズです。優れた居住性と軽量さを兼ね備えているタイプになります。バイクツーリングやキャンプで使うのも良く、バックパッカーなどにも最適なテントとなっています。
ALL-SEASONテントシリーズ
悪天候にも強く耐久性も高い、四季を通じて活躍するのがALL-SEASONテントシリーズです。モデルも分かれています。雪山の短期登山やバックカントリースキーに向いたものから、標高の高い山や雪山などの厳しい環境に適したものまであります。
プロフェッショナルシリーズ
山岳ガイドやプロフェッショナルアスリートなどから、直接意見を聞きデザインされたのがプロフェッショナルシリーズです。遠征を成功させる為のものや安全を守るのに必要な耐久性重視の頑丈なテントとなっています。
その他の登山テントに関する記事はこちら
MSRのBACKPACKINGテントシリーズおすすめ10選
MSRのテントの中でも一番汎用性が高いのがBACKPACKINGテントシリーズとなります。それだけに使用する場所や用途も多岐にわたっています。ここではそう言ったことも踏まえてお勧めの10選を紹介します。
①MSR Hubba NX (ハバ エヌエックス) 1人用
スペック詳細
- 定員:1人
- フロア面積:1.67m2
- 収納時重量:1.3kg
- 収納サイズ(L / W / H ):45 / 15 / 15 cm
魅力と特徴
ベストセラーとなっているハバ エヌエックスです。居住性と軽量さとを兼ね備えたバックパッキングテントとなっています。一体型のポールの採用で簡単に設営できます。ナイロンのパネルがインナーテントの下側にあり、プライバシーの確保ができます。
②エムエスアール(MSR) グランドシート付 エリクサ-2
スペック詳細
- フライ材質:68Dポリエステルリップストップ・耐水圧1500mm・ポリウレタン&DWRコーティング
- キャノピー材質:40Dリップストップナイロン・DWRコーティング、20Dマイクロメッシュ
- ポール材質:7000シリーズアルミ
- フロア材質:70Dナイロンタフタ・耐水圧3000mm・ポリウレタン&DWRコーティング
- 定員:2
魅力と特徴
入門者にも扱いやすく、コストパフォーマンスも高くなってるエリクサ-2です。バックパッキングテントのシリーズ的には、居住性が最も高いモデルとなっています。付属フットプリントの活用で、ポールとフライシートだけでの設営も出来ます。
③MSR Papa Hubba NXテント
スペック詳細
- 定員:4人
- フロア面積:4.9m2
- 収納時重量:2.9kg
- 収納サイズ(L / W / H ):53 / 17 / 17 cm
魅力と特徴
ベースはマザハバNXですが、より大型化した4人用モデルがPapa Hubba NXテントとなっています。2本の半円型にしならせたポールと、両サイドの交差するポールで居住性と強度を高くしています。前室のスペースにも余裕が広がっています。
④MSR Freelite 2
スペック詳細
- 定員:2人
- フロア面積:2.7m2
- 収納時重量:1.4kg
- 収納サイズ(L / W / H ):46 / 15 / 15 cm
魅力と特徴
最軽量クラスの自立式ダブルウォールのテントがFreeliteです。最小限の重量ですがデッドスペースを無くしたインナーテントのデザインで、充分な居住空間を確保しています。インナーテントのキャノピー部はマイクロメッシュで、通気性を高めいて結露を減らします。