マンチニールは世界で最も危険な木?死に至る?謎の木マンチニールに迫る!

人と毒を持つ植物との歴史

人にとって有害な物質であるアルカロイド類(窒素を原子を含む有機化合物の総称。)を持つ植物は時に薬用植物として使われてきた歴史もあります。古くはなんと紀元前2000年ごろのメソポタミアで既に用いられた記述が残されており、エジプト女王から「無意識の状態に導く薬剤」として贈られたなんていうことまで記されています。

マンチニールに関する声は?

毒にも薬にもなり、命を脅かす存在でありながらも古くから現地の人の生活に溶け込み、実に様々な方法で利用されているとても不思議で危険な存在を世の中の人はどう受け止めているのでしょうか。

マンチニールに関するツイッターなど

マンチニールでつぶやきを検索するとまさに数えきれないほどの検索結果が出てきます。みなさんいずれもその強い毒性に恐れを抱きながらも、この植物の珍しい生態に興味を抱かずにはいられないといった様子です。

マンチニールへの関心は高い!

関心は予想通り高く、触れるだけでやけどのような傷を負ってしまう猛毒の正体に興味を持つ人から、未だ同定しきれていない物質の中には私たちの暮らしに役立つようなものがあるのではないかと期待する人と実に様々です。アダムとイブの林檎の物語や白雪姫の食べた林檎に共通点を見出す人もいました。

マンチニールの木について書かれた書籍もある!

このような関心は世界中でも高く、科学論文にとどまらず文学の世界でもこの植物についての記述は散見されます。かわいらしい林檎のような実を食べると死に至ってしまうというまるでアダムとイブの物語のような強いストーリー性が多くの人の興味をかきたててきました。

マンチニールに出会った人の記した日記・体験記

ニコラス・クレスウェルの「The Buccaneers of America」には以下の様な記述が残されており、実にこれは200年以上昔の話です。いかに古くからこの木が恐れられていたのかがよくわかります。

マンチニール・アップルは、大きく育ったとしても小さいが臭いがあってイギリスのリンゴのような外見で、通常は海辺に生育している。それらは猛毒である。僕は一つのリンゴで、20人を殺すには十分であると聞いた。その毒は、木から垂れるたった一滴の雨粒、雫であっても、皮膚に付いてしまえばすぐに水疱を生じさせるほどきわめて有害な自然生成物である。聞くところによれば、果実も木も有用性が無いとのことだ。(出典:The Buccaneers of America; Part I, Chapter IV)

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