ムラサキシャチホコって?まるで枯れ葉のようで擬態がすごい!

虫は進化しやすい生き物です。天敵が多く、寿命が非常に短く、短期間に世代交代を繰り返して、環境変化に合わせて捕食されるを繰り返して進化したであろう完璧な進化をしています。

ムラサキシャチホコはかわいい顔をしている!

羽の芸術的な姿に注目が集まりますが、よく見るとフワフワとかわいい顔をしています。オスの触角は基部~半分が両櫛歯状。メスの触角は細い繊毛状。

擬態して一生懸命生きている

敵の鳥や地上の敵から姿を隠し、短い寿命を、短期間に世代交代と突然変異を何世代も繰り返して進化して一生懸命に生き物として精一杯生きています。

ムラサキシャチホコの生きるための知恵に拍手!

蛾だけでなく虫は短命です。蛾や蝶は一生懸命に生き残るために枯れ葉のみならず、木の皮、折れた枝などへの擬態は多くの人を魅了しています。

擬態は生きるための素晴らしい知恵

先入観などなく見ていると、うっかり見落としてしまう柄と細工。枯れ葉にそっと紛れて、環境に適応して自然物に入り込むのは弱い物が生きるための知恵です。

生きるための知恵が芸術になっている!

枯れ葉に溶け込んで捕食者に見つけられないように環境へ適応して生きるための知恵が進化に繋がり、そして人々を魅了する芸術になり、今話題になっています。

ムラサキシャチホコを見つけたい!

捜索するために、枯れ葉の中から擬態している成虫を見つけることは難しいかもしれません。幼虫は、オニグルミの葉を食べるのでクルミの木を探しましょう。

オニグルミを探そう

主に小川沿いや適湿地に生育しています。堅い種子は水に浮く構造になっているため,水流によってあちこちに散布されるか、リスが種子を運んで土中に貯食して食べられなかったものが発芽する場合があります。

オニグルミの特徴

オニグルミ(鬼胡桃)は、クルミ科クルミ属です。落葉性の高木ですので、水分を好み、山地の沢や川辺に自生しています。寒冷地の樹木ですので、高さ30mにも成長することもあります。

オニグルミの葉

近くにオニグルミがあれば、川辺だけではなく内地でもムラサキシャチホコは生息しています。産卵の時期に葉をチェックしてみましょう。食樹と幼虫の模様を確認します。

NEXT オニグルミの葉の上