野反湖キャンプ場は自然の宝庫！雄大な自然と充実の施設でキャンプを満喫しよう

野反湖キャンプ場ってどんな所？

美しい景色を堪能したい方には特におすすめのキャンプ場です。施設の充実さも嬉しいところで、ソロキャンプでもグループキャンプでも楽しめるでしょう。キャンプ場の基本情報やアクセス方法をまとめました。

基本情報

場所：〒377-1701群馬県吾妻郡中之条町入山国有林223林班
休業期間：12月～4月末日
無料駐車場：有(55台)
電話番号：090-5201-4782
電話受付時間：8:30～10:00　14:00~17:15
電話受付期間：7.8月　無休
4～6月、9～11月　水・木休み
12月～3月　水・木・土・日・祝日休み
予約は利用日の2ヶ月前の月の1日から可能
ネット予約有
公式HP：https://nozorikocamp.com/

アクセス

長野原草津口駅から路線バスで60～70分走ったあと、10～20分歩くと到着します。車で行く場合は、関越自動車道渋川伊香保ICから車で2時間15分ほどです。草津温泉など観光地に近いICで、休日は特に渋滞することがあるので早めの行動をおすすめします。

キャンプ場マップ

規模が広く、3棟がペットと一緒に利用出来るバンガローです。他は4人用のバンガローと、白砂山と八間山が8人用のバンガローになっています。カメヤマ沢の向こうにはテントエリアがあり、その近くにもゴミ捨て場や広場があるので安心です。詳しいマップは公式HPにありますので、ご確認下さい。

野反湖キャンプ場の魅力①自然

このキャンプ場が人気の理由、魅力は何と言っても天空の湖と呼ばれるほど美しい湖と山々に囲まれたたくさんの自然があふれている点です。都会の喧騒から逃れて嫌なことも忘れさせてくれるほど、気分をリフレッシュすることが出来ること間違いなしです。

天空の湖と呼ばれる所以

湖を2,000m級の山々が囲んでいて、湖面自体も標高が1,513mあるので湖から空がすぐ近くにあるように見えるのです。このことから天空の湖と呼ばれていて、その素敵な名の期待を裏切ることのない絶景が圧巻です。

湖底が見えるほどの透明度

湖を泳ぐ魚がはっきりと見えるほど青く透明度が高いです。その透明度の高さは湖底も見えるほど。残念ですが遊泳は禁止されているので、ゆったりと眺めて楽しみましょう。眺めるだけでも時間を忘れてしまいますよ。

雄大な山々に囲まれた空間

白砂山や八間山など2000m級の山々に囲まれています。それゆえトレッキングコースが充実。群馬県で唯一日本の遊歩百選に認定されており、時期によって300種類を超える高山植物が色とりどりに染めてくれます。ぐんま百名山に選ばれた山を通る登山コースもいくつかあり、中でも白砂山は山頂で大展望を楽しめますよ。

夜空に広がる満点の星々

キャンプ場の周辺に遮るものがないので、天気が良い夜は都会では見ることの出来ない満点の星空が広がります。運が良ければ星空が湖面に映し出されるという美しい光景も目にすることが出来て、朝から夜まで美しい景色を楽しむことが出来るのです。

野反湖キャンプ場の魅力②施設

施設が充実しているかどうか、キャンプ場選びで気になるところですよね。このキャンプ場は施設が非常に充実しており、広場ではキャンプファイヤーを楽しむことが出来ます。デイキャンプから長期泊まで快適に過ごせるおすすめポイントをご紹介します。

直火OKのキャンプ場

広場内で草が生えていない地面であれば、直火が可能なので焚き火も出来ます。直火OKは嬉しいポイントですよね。コーヒーを飲みながら焚き火を囲んでゆったり過ごすのもキャンプの醍醐味です。使い終わった炭や焚き火の灰は、炊事場の炉の中に捨てれば大丈夫です。広場を貸し切るとキャンプファイヤーも可能です。

焚火に使う薪についてはこちらもご覧ください

コインランドリー完備で長期泊も安心

Wokandapix / Pixabay

長期泊のキャンプで困るのが洗濯問題。このキャンプ場はコインランドリーが完備されているので、行きも帰りも着替えで荷物がいっぱいなんてことがありません。ランドリー用の洗剤も販売されていて洗濯1回300円、乾燥機10分100円で利用出来ます。

障害者にも優しい施設完備

施設が非常に充実しており規模が大きいキャンプ場ですが、バリアフリー設備も完備しています。盲導犬の受入れから、車いす用トイレ・スロープなど障害者にも優しい施設が完備されているので家族みんなで安心して楽しめるキャンプ場です。

野反湖キャンプ場のサイト｜バンガローサイト

キャンプはバンガロー派の方もいるのではないでしょうか。貸切が出来るバンガローが2タイプ設置されており、テントの設置や撤収の必要なく手軽に楽しむことが出来ます。近くまで車で乗り付けることが出来るので、大人数で荷物が多い時でも楽に積み下ろしが可能。チェックインが13:00～17:15、チェックアウトが12:00です。

4人用バンガロー

通常バンガローが36棟、ペットと一緒に利用出来るバンガローが3棟で全39棟あり全て同じ約5畳です。板の間のゴザ敷きで、昔ながらのシンプルな内装になっています。トイレはバンガローエリアにある共同トイレ、炊事は炊事場やバーベキュー棟を利用することになりますがどちらも掃除が行き届いていて綺麗ですよ。

バンガローの中

便利なこの時代にキャンプならではの、あえて不便を楽しめる空間です。電灯と掛布団・敷布団4組がついていて、枕や毛布はレンタルもされています。携帯電話の充電用にコンセントが新設されました。

8人用バンガロー

白砂山、八間山の2棟が8人用です。4人用よりプレミアムな内装になっており、居心地が良いです。トイレは共同トイレを利用しますが、ついているベランダで炊事することが出来ます。のんびりと過ごせるのでリフレッシュすることが出来るでしょう。

野反湖キャンプ場のサイト|テントサイト

キャンプ気分をより盛り上げてくれて子供も大好きなテント。せっかくのキャンプはテントで寝たいという方もいるのではないでしょうか。バンガローサイトと少し離れた所にテントサイトも設備されています。そのキャンプ場によって決まりなどそれぞれですが、地面の状態から張数など詳しくご紹介します。

好きな場所を選べるフリーサイト

草地・礫混じり地で、大きな石などは埋まってないのでペグが差しやすくスムーズに設営出来ます。テントサイトまで外灯がないので、トイレなど行くときのために懐中電灯は必須かと思います。ここでも湖畔が見える位置があり、フリーサイトなので好きな場所を見つけて設営が可能。利用するときは事前に予約が必要なので注意しましょう。

1日50張までの張数限定

まず受付事務所で受付証を受け取ってから設営を開始することになります。チェックインは10:00～17:15まで、チェックアウトが12:00。とても広い敷地ですが、広々と快適に過ごして欲しいというご意向により完全予約制の1日50張限定です。ギュウギュウ詰めになることなく、思い切りリフレッシュ出来ることでしょう。

野反湖キャンプ場のサイト｜デイキャンプ

忙しくてキャンプに行けない方にもおすすめなのがデイキャンプです。自然の中でするバーベキューは気分転換になって良いものです。鉄板や網は自身で用意したものでももちろん大丈夫ですし、レンタルも行っています。テーブルは炭専用で薪など他の物を燃やすとテーブルが焦げてしまうので注意しましょう。

日帰りバーベキューを楽しもう

せっかく予約して楽しみにしてたのにあいにくの天気なんてときでもこちらは屋根と照明付きなのでご安心下さい。1組6～8人用のテーブルとイスが設置されており、テーブルに炉が埋め込まれています。そこで炭をおこして鉄板やアミをのせるので、座りながらみんなで焼いてバーベキューを楽しむことが出来ます。

指定エリアと開設時間をチェック

利用するときはまず事前に予約して、利用日の受付時に指定された場所でバーベキューを楽しむことになります。利用時間は10:00～15:00ですが、宿泊されている方が優先です。8月13日～16日のお盆期間・混んでいるときや貸切られているときなどデイキャンプが出来ない場があるので、早めに確認することをおすすめします。

デイキャンプについてはこちらもご覧ください

焚き火で作れるおすすめ料理

野反湖シャンプ場の大きな魅力の1つが直火OKという点です。せっかくの嬉しい直火可能な広場があるので、焚き火を囲んで熱々の料理も作りませんか？定番といえば焼き芋ですが、他にも焚き火で美味しく作れる料理があるのでご紹介します。

じゃがバター

まずはみんな大好きじゃがバター。ほくほくのじゃがいもにまろやかなバターが絶品です。出来るだけ男爵いもなどの丸いじゃがいもを使った方が火がまんべんなく通ります。ぜひ暖かいうちに召し上がれ。

材料

じゃがいも
塩コショウ
バター

作り方

じゃがいもを洗う
濡らした新聞紙で1を巻く
2の上からアルミホイルを巻く
焚き火の下の方に入れて30～60分焼く
串がスッと入るようになったら取り出す
取り出したら10分放置する
6のを割ってバターを載せる
塩コショウを振ったら完成

なすの丸焼き

お酒のお供にも最高な簡単メニューです。なすが口の中でとろけます。おすすめはしょうが醤油ですが、お好みのものでいろんな味を作っても良いかもしれません。焚き火を囲んでお酒と共にゆったり楽しむのも最高ですね。

材料

なす
すりおろしたしょうが(チューブでも)
醤油

作り方

なすを1本ずつアルミホイルで包む
焚き火に入れるか、網で焼く
柔らかくなったら取り出す
生姜醤油をかけて完成

ワイルドステーキ

直火調理のワイルドなステーキ。ステーキ肉は赤身がおすすめです。厚みのあるお肉なら多めに下味をつけて、焼くときに上にアルミホイルをのせれば中まで火が通ります。工程は簡単なのですぐ出来ますよ。

材料

ステーキ肉
オリーブオイル
ナツメグ
醤油
わさび
すりおろしにんにく
マスタード
塩コショウ

作り方

ステーキ肉を常温に戻す
1の筋を切る
網を温める
2にオリーブオイルを塗る
3に塩コショウ、ナツメグを振る
5分放置し、馴染ませる
温めておいた網の上に置く
焼けたら切り分けて、醤油をかける
わさびやにんにく、マスタードなどをお好みでつけて完成

野反湖キャンプ場の施設情報

グループキャンプだと特に施設の充実さは気になるところではないでしょうか。このキャンプ場は施設が整っている点でも人気があります。子供連れやキャンプ初心者の方でも、困ることなく楽しめるのではないでしょうか。数ある施設をいくつか詳しくご紹介します。

炊事場

広大な敷地なので計7ヶ所設置されています。屋根、照明もついていて掃除が行き届いているので快適に炊事が可能。水道・かまどはもちろん、広い調理台があるので炊事のしやすさも文句なしです。かまどでは薪を使って煮炊き調理が出来ますし、横のテラスには6～8人掛けのテーブルと椅子が食事用に設置されているのも嬉しいポイントです。

バーベキュー棟

天気が良いとバーベキューしたくなりますよね。泊まらずにデイキャンプでも利用が出来るバーベキュー棟が、バンガローエリアに3ヶ所設置されています。どの棟も炊事場の隣なので、準備や後片付けも楽なのが魅力です。もちろん全て屋根と照明付き。テーブルに埋め込まれている炉を囲んで、みんなでわいわい楽しむことが出来ます。

売店・食堂

長期泊や大人数だと特に荷物が多くなってしまいますよね。そのときにも便利なのが、売店や食堂です。どちらも受付事務所の中にあり、売店はお土産品から冷凍のお肉、炊事やバーベキューに必要な薪・炭など豊富に販売されています。食堂は自炊を楽しんでほしいという意向から軽食のみなので、ちょっとした休憩に利用してみてはいかがでしょうか。