犬鳴村は日本最恐!絶対に行ってはいけないと言われる犬鳴村の真相

今や日本最恐と呼び声が高い心霊スポット、それは福岡県にある犬鳴村。絶対に近づくなと言われるその村には数々の噂があり、1歩入ったら命の保証はないなんて話も。そんな犬鳴村についての噂や気になる村の現在、その真相についてをこの記事でご紹介していきます。

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2児の母です。私自身アウトドア大好きな家庭で育ち、子供もキャンプ、釣りが大好きです。家族で楽しめるアウトドア記事を書いていければと思っています。
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日本最恐の心霊スポット犬鳴村

日本には噂が囁かれている集落が少なからずありますよね。もはや都市伝説になっている杉沢村に負けず劣らずの勢いで広まっているのが、今回紹介する犬鳴村という集落。今や日本最恐のこの村はどこにあるのか、心霊スポットとして有名なあるトンネルについてもご紹介します。

福岡県の山中にある集落

犬鳴村は古くから日本にある集落の1つです。村の周辺には福岡県宮若市の西部と同県糟屋郡久山町の東部の端を跨ぐ峠、犬鳴峠があります。カーブが激しい峠を抜けるとこの近くにひっそりと佇むトンネルがあり、そのトンネルもまたある出来事があった場所で曰くつきなのです。

心霊スポットとして有名な旧犬鳴トンネル

旧日本軍が欧米の捕虜と共に作り、工事費の問題などから一時休止を経て大戦後の開通になったトンネルです。第二次世界大戦が激化したことから作られたのですが、満足に重機もない中素掘りで密かに作られ、近くには開通記念碑が建てられています。行き方は後述しますが、気味が悪いと開通直後でも通る人が少なかったそうです。

犬鳴村はトンネルの先

慣れ親しんでいる道を想像して行くと、村へと続く入口は非常にわかりづらいです。大体夜に行く方が多いと思いますが、暗い中では見つけるのは難しいかもしれません。先ほど紹介した旧犬鳴トンネルの近くに道と呼べるのかわからないほどの入って行ける所があり、そこをさらに登っていくと村にたどり着きます。

犬鳴村とはどんなところなのか

存在自体をなかったことにされていると言っても過言ではなく、興味深い噂だけが勢いよく広まっています。今では地図に載っていないこの地に、連日多くの人が訪れていますが一体どんな所なのでしょうか。

日本国憲法が通じない

私達を守ってくれている憲法が通じないと考えて下さい。奥に進んだ所に【この先、日本国憲法は通用しません】と、警告ともとれる看板があるそうです。これを見つけれたら、村へはもうすぐ。ただし完全な自治地区として成り立っている集落のため、何かあっても警察でさえ手が出せないのです。日本にありながら日本でないと言えるかもしれません。

差別を受けて完全に孤立する

今では感染し発症することは少ないと言われていますがハンセン病など伝染病の患者、精神的な病気の人が犬鳴村に隔離されていました。それによってか、江戸時代よりずっと前から村外部の人に酷い差別を受けてきたのです。差別によって必然的に外部と接触することを拒み始め、今では一切関わることなく自給自足で生活をしていると言われています。

近親結婚を繰り返している

村人が拒絶しているのもあり村の外から来る人はいません。かといえ、村を存続させるためにはやはり子孫を残さなければいけないので近親結婚を繰り返しているそうです。村人が攻撃的な性格で、奇形や障害を持った人が多いと言われているのもそこからきているものと思われます。

犬鳴村に行くとどうなる?

今の日本では考えられない話ばかりで、とても興味深い村ですよね。村広場の近くにある小屋には山積みになるほどの骸があるそうですが、外部から来て捕まってしまった人のものなのでしょうか。いつか行ってみたいと思っている人のために、実際に行くとどうなるのかご紹介します。

携帯電話がつながらなくなる

村では全ての携帯電話会社の端末が圏外になってしまうそうです。今では携帯電話の普及によってすぐに連絡を取れるのが当たり前になっているだけに、何かあったときに連絡手段がないとなると恐ろしいですよね。

沢山の罠が仕掛けられている

村へと続く道には外部からの侵入を防ぐ策として、村人によって沢山の罠が仕掛けられているそうです。その中でも紐と空き缶で作られた罠に引っかかると恐ろしいことが起きるそうで、どうなってしまうのか後述します。

鎌を持った村人に襲われる

罠に引っかかると缶なので当然大きな音が鳴りますよね。その音を聞いた村人が斧や鎌などの武器を手に襲ってくるそうです。それだけでなく村人の足は異常に早いので、全速力で走ってもとても逃げ切ることが出来ません。山中で育ったからなのか、はたまた近親結婚によるものなのかは不明ですが、捕まって帰してくれるはずがないのは明確です。

犬鳴で起きた事件

今では県外からはるばる訪れる人も多い人気のスポットですが、昭和63年にこの場所であまりにも理不尽で残酷な事件が起こりました。心霊スポットと呼ばれていることとこの事件がどうやら関係しているようです。

犬鳴峠リンチ焼殺事件

  • 時は平成間近の昭和63年12月7日
  • 田川郡内に住む20歳のスチール製造工場で働く青年が被害者
  • 軽度の知的障害があり、給料のほとんどをお母さんに渡していた親孝行だった
  • 仕事終わり車で帰宅中に信号待ちをしていたところ、顔見知りだった田川郡田川市に住む16〜19歳の少年5人に会い「女の子とのドライブのために車を貸せ」と言われたので断る
  • 次の赤信号で止まったところ追いかけてきた少年グループに捕まり、激しく暴行され拉致される
  • 隙をついて自宅に向かい2kmも徒歩で逃げたが捕まってしまう
  • 港に落とそうと、必死に命乞いしフェンスにしがみついている手を殴打するも離さなかった
  • ぐったりする彼を車中でさらに殴り続け、仲間の制止をきかずに主犯格は証拠隠滅を目論む
  • 力丸ダムに沈めることを考えたが浮いてきたらバレてしまうと止め、それなら焼き殺そうと犬鳴峠に向かう
  • 到着後ガソリンを顔からかけ被害者の悲鳴がトンネルに響き渡る
  • 響いた悲鳴により、加害者が一瞬ひるんだ隙に被害者はトンネルを抜けて山中に逃げる
  • 加害者達の「もう何もしない」という嘘の呼びかけを信じて出てきたところ捕まってしまう
  • 両手足を縛られ、大きな石でガードレールまで血しぶきが飛ぶほど頭を殴られる
  • 泣きながら必死に命乞いする彼に、火のついた紙を投げつける
  • かけたガソリンは僅かだったため長い時間のたうち回り、トンネルの入口で力尽きる
  • 死因は大きな石で殴打されたことによる出血死

犯人達のその後

主犯格の少年は仲間も共犯にするため、犯行の際1人1人にガソリンを買ってくる役や紙に火をつける役など役割を分担しました。犯行後には居酒屋で「人を焼き殺した」と自慢気に語っていたそうで、怒りさえこみ上げる事件です。主犯格の少年は「残虐で責任は重い」として無期懲役、仲間達も有罪判決を受けました。現在も服役中です。

この事件がきっかけで心霊スポットに

この事件がきっかけとなって犬鳴一帯が広く知られ、出どころはわかりませんが様々な心霊スポットとしての噂が徐々に広まったと言われています。いかに残虐な事件かわかってもらえたと思います。

犬鳴村は本当に存在するのか

ネット上でも数々の噂が広まっているので、多くのYouTuberさんも動画をアップしています。周辺のこともわかるので見てみてもいいかもしれません。犬鳴村を探し求めて連日多くの人が訪れている場所ですが、果たして本当に存在するのでしょうか。

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