火起こしの道具おすすめ14選&キリモミ式など3種の火起こし術を完全解説

大体火が勢いよく熾るまで、慣れればすぐ火起こしができますが、始めは10分程度かかります。焦らないでじっくりやりましょう。焚火の色は概して「赤色」です。これは家のガス火とは違って、「温度が低い」ことと、もう一つは「すすの生成」を伴うということを意味しています。焚火の用途にかかわりますが、何かを調理するときは温度の違いなどを考慮しましょう。

火起こししよう!気を付けたい注意点

やけどに注意

火起こしするときに注意したいのが「やけど」です。普段家ではしないような作業も伴いますので不慣れなことも往々にしてあります。特に着火剤や炭の扱いに注意しましょう。また火起こし器や焚火台は高温になりますので、不用意な接触には気をつけましょう。

山火事に注意

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またキャンプが終わった後はすべての火種が消火されているか確認しましょう。ちょっとした不注意で「山火事」をひきおこし、多くの人を命の危険にさらすのは、楽しんだ後の代償としてあまりに大きすぎます。いくつもの山が消失する危険すらあります。キャンプする者の責任として十分な注意は払うようにしましょう。

雨の場合タープは高く張ろう

テントのタープのタイプは、ヘキサタープとスクリーン型のタープの2つがあります。大雨が予想される場合は後者の方が有利です。まあ雨の日の場合は「タープ」はしっかりと高い目に張りましょう。雨の重さでタープが下がり特にやむを得ず調理をテントなどで行うときはコンロの熱がテントに移らないようにしっかりと「タープ」を張る必要があります。

焚火の原理を知ろう!

昔、中学校の頃「理科」の授業では物が燃える原理なるものを習いました。その時はなんとなく聞いていましたが大人になって「焚火」をするようになって初めてその大切さを知りました。

燃焼の原理

焚火をするのに火が燃えるということの原理を知ることは大切なことです。火をつける時にも、消火をする時にも役に立つことではないでしょうか。「燃える」という子田は、そこには3つのものが働いています。

それは、「燃える物質」「酸素」そして「熱」です。そのどれもがかけても「燃焼」はありえません」ですから火がつかないときは、どれが足りないかを考えましょう。逆に消火の時には3つの原理をすべて断ち切ったか考えるというのも良いやり方です。

良く燃えるために

焚火が良く燃えるためにも、3つの原則に照らし考察すると解り易いです。燃焼するものは色々な大きさの小枝などを集め、燃えやすい隙間などの条件を作ります。「酸素」においては、対流の原理を使いうまく巻きに送ってやることが大切です。

その為の「煙突効果」の利用につながります。熱についてはガスが引火するための温度は250℃、木材が自然発火して山火事なんかが発生する時の温度が450℃ですから燃えるときはその程度の熱がいるということです。

焚火の他の利用法

焚火をただ作るのでは面白くありません。そこでこんな焚火があるというところを見てゆきましょう。アメリカ大陸の現地民にとっては「焚火」死活問題だったようです。

かまどを作る

ただ焚火を作るのではなく調理に特化した「かまど」を作るのも賢い選択です。石を環状に並べて夕食の準備が容易にできる「かまど作り」は楽しいですよ。夜のキャンプファイヤーの準備とは別に作業ができるのでとても便利です。

インディアンの焚火

インディアンの焚火は「テントの中」というのが原則です。テントのてっぺんに小さな穴をあけて細く煙が静かに立ち上る様を映画で見たような気がします。実際は少し穴を掘り草木を目立たぬように燃やしていたようですが、それは夜の寒さに耐えるものだったようです。他にも生きていくための色々な工夫がしてあったようで、究極は焚火の後を隠すために生草を植えてカモフラージュしたというから驚きです。

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