ジョンタイターって一体誰なの?数十秒でわかるタイターのこと
タイターとは一体どんな人物なのか。彼はいつの時代にもいる予言者ではなく、なんとタイムトラベラー、つまり過去も未来も行き来できる人なのです。この謎の人物にについて詳しく説明していきます。
ネット掲示板に現れた!?2036年からやってきた未来人
2000年11月にネットの掲示板に自らを2036年の未来からきたと書き込んだジョンタイター(John Titor)。彼は1998年生まれ、つまり2036年には38歳で軍に属しているということも明かしています。書き込みから4ヶ月後の2001年1月に「任務を完了した」と書き込みをした後、彼は消息を絶ちました。
C204型重力歪曲時間転移装置と呼ばれるタイムマシンで来た
彼はゼネラル・エレクトリック社が開発したタイムマシン、C204型重力歪曲時間転移装置で現世に来たと言っています。タイターによれば2036年になりそのマシンは実用化されているものの、まだ信用していない人もいるとのこと。設計図も公開したため、さらに話題になりました。
目的はIBM5100と呼ばれるコンピューターの入手
過去へ現れた目的は、IBM5100というデスクトップパソコンを入手するため。ではなぜ昔のパソコンが必要なのか。それは2038年に起こるコンピュータ問題を解決するための鍵となるからです。彼は祖父が開発に携わったからということでこの任務を任されることになりました。
ジョンタイターの目的IBM5100とはどんなコンピューターなのか
IBM5100とはどのようなコンピューターなのでしょう。リスクを伴ってでも手に入れたい機能とは、一体どんなものなのか気になりますね。ここでは5100を詳しく調べていきます。彼が未来人ということを証明できるかもしれません。
IBM5100とは
1975年6月にIBMが初めて市場に出したデスクトップのコンピューター。それがIBM5100です。価格は約9000ドルから20000ドル、日本円で約270万~600万円という高価なものでした。
IBM5100はパソコンの先駆け
高価なコンピューターである5100は個人では購入は難しく、とてもパソコンとは言えませんでした。この後、IBMは短期間に後続機を製造します。このノウハウが後のIBMのパソコンの開発に活かされるのです。
ジョンタイターが手に入れたいIBM5100の機能とは?
ではなぜ手に入れなければならなかったのか。それはこの5100にマニュアルにはないコンピュータ言語の翻訳機能があり、その機能が2038年に起こるコンピュータ問題に対応するために必要なのだそう。驚くべきことに翻訳機能のことは企業秘密で外部には知りえない情報だったのです。
ジョンタイターの予言は本当?信じるか信じないかはあなた次第
未来から来たというだけでは、それほど世間からその存在は注目されなかったはず。では、なぜこんなに一人の男性が話題になるのでしょうか。それは彼の予言にあります。どのような予言があったのか、詳しく紹介していきます。
信じられない!ジョンタイターの予言をまとめてみた!
2000年問題によって引き起こされた混乱などにより内戦が起きる。2001年以降CERN(欧州原子核研究機構)がタイムトラベルの研究を始め2034年に完成するとタイターは予言を残しました。この他にも彼が書き込んだのはアメリカだけではなく、中国やロシアなど様々な国の予言をしているのです。
実はこんなにある!当てた5つの予言とは
彼の予言は当たると世間を驚かせました。しかも当たったものは1つだけではありません。それ故に世界は彼の言葉に注目したのです。ではどんな予言が当たったのか。ここでは5つ紹介していきましょう。
イラクが核兵器を保有している
「イラクの核兵器の保有」を予言。そののちに、2003年米英連合軍がイラクを空爆しイラク戦争勃発しました。戦争そのものは予言はしていませんが、大量破壊兵器を所持しているといる疑惑からこの戦争は起きました。
狂牛病
「アメリカ国内に狂牛病が発生する」、その通り2003年にアメリカで狂牛病が発生しました。ヒトへも感染することから一時アメリカだけではなく、アメリカから牛肉を輸入している国にも大きな影響を及ぼしました。
中国の宇宙進出
「中国の宇宙進出」についても予言しています。その言葉の通りに2003年には世界で3番目の有人宇宙飛行を成功させました。そして、その後の2013年には嫦娥3号が月面への軟着陸を成功させます。今、中国は宇宙に向けて目覚ましい発展を遂げています。
新しいローマ法王の誕生
2001年には新しいローマ法王の誕生を予言しました。その予言から4年後の2005年「空飛ぶ教皇」と呼ばれたヨハネ・パウロ2世が死去し、新ローマ法王であるベネディクト16世が即位しました。
アメリカの内政悪化
「アメリカの内政悪化」を予言。2005年8月に大型のハリケーン・カトリーナが発生しアメリカ南部を襲いました。その時、富裕層は避難し貧困層が取り残されるという事態が発生。そして避難した人も復旧作業の遅れから死亡するなどし、被災者救援対策の遅れからアメリカは内政悪化しました。
やっぱり嘘?外した予言の数々
タイターの予言は必ずしも当たるわけではありません。例えば2011年に内戦によりアメリカが解体。2015年に第三次世界大戦というもの。すでに時が過ぎているので、これらの予言は外れたと言えます。