憧れのノーザンパイクを釣る!生態や特徴、釣り方を徹底解説!

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単にゲームフィッシングの対象の魚だけではなく、実は食用にも利用されます。食用には2㎏位の大きさのパイクが一番美味しいようで、あまり大きくなりすぎると味が落ちるそうです。調理の方法はムニエルやホイル焼きがメジャーな調理方法です。

おいしい食べ方

少し残念な事に、小骨が多い魚です。特に背中の部分は多くこの部分はすり身などに使います。ですから、ムニエルやホイル焼きなどには、小骨の少ない尻尾やお腹の部分を使用します。淡水独特の臭みがあるので、できれば汽水域で釣って、捕れたものを調理するとよりおいしくいただけます。

ノーザンパイクのムニエル

料理でムニエルをするときには、ほとんどがは小骨の少ない尻尾を使います。このムニエルの特徴はディルというハーブを添えてこのディルをちぎって一緒に食することです。これによって臭みを取る効果があります。ディルと一緒にレモンペッパーも一緒に使うとよいです。

ノーザンパイクのホイル焼き

ホイル焼きはのレシピはまず、ニンニク、玉ねぎ、パセリをみじん切りにします。その後は皮を剥ぎ、スライスのトマトと一緒にホイル焼きにすれば出来上がり。このレシピはドイツ料理のレシピなので、フライドポテトを必ず添えるのがポイントです。

 

ノーザンパイクの釣り方

実際の釣り方について詳しくお話していくことにします。釣りのポイント、実際にどのようなロッドアクションをつけると有効か、タックルはどのようなものを揃えたらよいのか?今持っているタックルは通用するのか?等の詳細をお話していきます。

ノーザンパイク釣りのポイント

獲物を捕まえる時の独特の特性として、ストラクチャーで待ち伏せ、静かにゆっくりと距離を詰めていき、静かに獲物を観察します。その時の体の体勢は、次のバイトアクションが即座にできるように、S字に体を曲げます。その後一気にいリアクションで食いついてきます。このポイントをよく頭に入れておきましょう。

ノーザンパイク釣りのアクション

ルアーのアクションのキモは、まずルアーをしばらく動かして、パイクが潜んでいそうなところで、少し”止める”そして、そこからロッドを煽って”一気にアクションする”事です。この動きで、先程記述した獲物にゆっくり近づき魚が狙いを付けた後、”リアクション”でバイトすることを誘うのです。

ノーザンパイク釣りの道具

それでは、タックルについてのご紹介です。成長するとかなり大きくなるのと、性格も獰猛なので、バイトや引きも予想以上に激しいものとなります。ですから、タックルもそのパワーに対処できるものでないと釣りになりません。それではお勧めのタックルをご紹介していきます。

フックはできればシングルでバーブレスを使う

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まずはフックですが、バイトした後のルアーの合わせが遅いと、ルアーを丸吞みしてしまいます。ですから、キャッチ&リリースすするのであれば、魚の口を傷つけてしまって弱らせたりしないためにも、できればシングルフックに交換交換して、バーブレスを使うようにしましょう。貴重な魚の資源をアングラーの手で守りましょう。

ラインについて

最も注意する点は、鋭い歯の持ち主であることです。細いラインは簡単に食いちぎってしまいますので役に立ちません。あと、ものすごい速さでカバーに潜り込んでしまいます。ですからラインは30ポンド以上を巻くようにしましょう。またリーダーは必ず”ワイヤーリーダー”をつけましょう。(日本で釣具店で購入した方が性能が良いと思います)

リールについて

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パワーに関しては凄まじいものがあります。ですのでリールについても太いラインが巻ける口径のもの、そしてドラグ性能などパワーのあるものが必要です。また、ラインも太いものを巻くので5000番クラス以上のリールを用意した方が良いです。自重もキャストを繰り返しますので、可能な限り軽い方が良いです。

できればベイトリールがお勧め

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フックアップした後の強烈なパワーに対抗するために、できれば、ベイトリールで右ハンドル(右利きの方)、なおかつダブルハンドルの方がよいです。スピニングリールよりベイトリールの方が、パワーフィッシングに向いているのと、ルアーのキャストの正確性やアクションがつけやすいからです。

 

ロッドについて

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ロッドは魚に主導権を取られて、ストラクチャーに潜りこませないないような、ロッドが必要です。パワーはミディアムハードからハードの硬さが欲しいのと、海外釣行になるので、携帯性の高いパックロッドタイプが良いでしょう。

ノーザンパイク釣りの注意点

さて、生息地域も分かった、タックルも揃った、それではいざ釣行となりますが、実際の釣行での注意点を挙げてみます。これらは、ノーザンパイクの習性、大きさなどから、快適にゲームフィッシングを楽しむための注意事項です。

ノーザンパイク釣りではワームは使わないようにしよう

ルアーを使用する際の選択肢の中で、”ワーム”は使用しないようにしましょう。確かに、ワームで甲殻類を模した形やアクションには反応が良いのですが、かえって良すぎてワームを丸吞みし、フックで食道などを損傷してしまう可能性が大きいのです。食用で釣るのでなければ、ワームの使用はやめましょう。

ノーザンパイク釣りはランディングネット必須!

取り込みは必ずランディングネットを使用してください。もし、バスフィッシングの様に口をつかむと、非常に鋭い歯を持っているので、つかんだ手を怪我してしまいます。たとえ、グローブを着用していても牙が突き抜けて怪我をする恐れがあります。最悪、手でランディングするときは、エラ付近をつかむようにすると怪我の可能性が低くなります。

ノーザンパイク釣りのタックルは耐久性を重視しよう

日本の釣りの様にフィネスフィッシングとかを考えて、細いラインを使ったりすると、ラインを切られたり、合わせが遅れたりします。また、タックルの耐久性が弱い(ロッドのパワーがないなど)ためにストラクチャーに潜られないようにしましょう。ルアーやラインを魚につけたまま逃がしてしまうと、環境や魚への影響が非常に心配されるからです。

ノーザンパイクは魅力が多い魚

ゲームフィッシングの対象として、非常に魅力的な魚であることがお分かりになったでしょうか?ただ、あくまでもゲームフィッシングですので、掲載したルールや注意事項を守りながら、まず魚へのダメージはできるだけ小さくするよう心掛けてください。また、環境保全の意識もしっかり持って、大自然と戯れるようにしたいものです。