宗教画って何?有名な宗教画や日本の宗教画なども詳しくご紹介!

専門的なイメージがあり、一見宗教画家は宗教画しか描かないイメージがあります。しかし実際のところは他の絵画や彫刻などの作品を作っていて、依頼され宗教画を書くと言ったこともあったようです。

宗教画家で有名な人はいる?

では、宗教画家で有名な人物はいるのでしょうか。よく耳にする人物も実は宗教画を描いています。ここでは代表的な人物二人を紹介します。どんな人が後世に残した宗教画を描いたのか、見ていきましょう。

宗教画家① ミケランジェロ

ミケランジェロ・ブオナローティ(1475年〜1564年)はイタリアの画家であり彫刻家でもあります。「ダヴィデ像」は代表する作品です。彼の才能を認めた歴代のローマ教皇は、彼に芸術作品を作成するよう注文しました。その後もシスティーナ礼拝堂に肖像画を描くなど晩年まで意欲的に創作活動をしました。

宗教画家② ラファエロ

ルネサンスを代表とする作家の一人としてラファエロ・サンティもいます。1483年に生まれ37歳という若さで亡くなったラファエロ。「システィーナの生母」は有名作品です。ユリウス2世とレオ10世に重宝されたラファエロは、ヴァチカン宮殿にも絵を描きました。

宗教画家は日本人もいる?

今まで紹介してきたのヨーロッパなどの海外でしたが、実は日本にも宗教画家は存在しました。ヨーロッパとはどんな違いがあるのか、どのような技法で描いていたのでしょうか。宗教画家で有名な画家もいますよ。

宗教画家の日本人はいる!

日本最初の宗教画が描かれたのは飛鳥時代です。仏教に関する絵画で、菩薩の絵が多く描かれています。「絹本着色富士曼沙羅図」を見ると空から見下ろしたかのように描いており、日本独特の描き方をしています。

宗教画家で日本人といえば

日本の宗教といえば仏教。古来から伝わる日本の宗教画の作者は不明とされているものもあり、現在は国宝とされているものも少なくはありません。今でも多くの画家が宗教画を描いていますが、そのうち有名な二人をご紹介します。

平山郁夫

1930年6月15日生まれの平山郁夫は、日本美術院理事長を務め文化勲章受章者でもあります。1959年頃、三蔵法師をテーマにし描いた「仏教伝来」が院展に入選しました。以降、平山の作品には仏教をテーマにしたものが多くなります。平山は2009年12月2日に死去しています。

葛飾北斎

浮世絵で有名な葛飾北斎は1760年生まれ。実は仏教画も描いていて、90歳で亡くなるまで絵を描き続けす。繊細かつダイナミックな彼の絵は歌舞伎役者や藩主からも認められました。ただ変わり者だったようで、服装はいつもボロボロだったようです。

宗教画家になるにはどうすればいい?

宗教画家になるのにはどうすればいいのでしょうか?たとえ宗教画を描いていても、趣味の範囲内だけでは有名にもならずお金の面にも不安があります。では宗教画になるなめに必要なこととは何でしょうか。

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