ブラックマックスとは
最高のクラスのコスパの良さを「売り」に多くのファンを「魅了して離さない」安価で人気のリールがブラックマックスです。
低コスト高品質を実現したその秘密は製造メーカーであるアブガルシア社の生い立ちから現在に至るまで脈々と受け継がれている高い開発力にあります。コスパ力抜群のブラックマックスとそれを開発したアブガルシア社。まず始めにそれぞれの概要を詳しくみていきたいと思います。
ブラックマックスはアブガルシアが販売するリール
スウェーデンの釣り具メーカーであるアブガルシア社は元々は時計やタクシーのメーターなどを製造する精密機器のメーカーでした。釣り具メーカーに転換した後はまさにその精密な開発力と技術力を武器に低価格で高性能なリールを多数開発してきました。
第二次世界大戦後にはスウェーデン王室にもその技術力を認められ、王室御用達メーカーとして現在もその技術力に「あぐらをかくことなく」技術力向上に邁進しています。今回ご紹介するブラックマックスはそんなアブガルシア社のリールの中でも最高クラスのコスパの良さで人気を集めているモデルです。
ブラックマックスはコスパがいい
ブラックマックスのコストパフォーマンス力は同社及び他社メーカーの同等モデルの「どれ」よりも優れており、いわゆる「買いやすい」リールとして人気を集めています。しかし安価ながらもその高品質な性能には定評があり、「釣りをはじめてみたい人」や「はじめたばかり人」にはもってこいのリールといえるでしょう。
もちろん中級者や上級者でも十分に満足できる性能を持ち合わせているので、セカンドリールとしてのストック、又はコレクションのひとつとしても「持っていてけっして損のない」モデルといえます。メーカー希望価格はなんと驚きの税別10500円です。
アブガルシアについて
釣り具メーカーとしてスウェーデン国内だけにとどまらず、世界中の「釣りファン」を虜にするアブガルシア社。その製品や商品のラインナップはリールだけではありません。
ロッドやルアーの開発及び製造、そして「アブガルシアブランド」としてキャップやバッグなどの小物系にも多くのファンが存在しています。「釣りアイテム」としての機能性は当然のことながら最新のトレンドを取り入れたそのオシャレなデザインはファッション性にも優れたアイテムばかりです。
ブラックマックスのインプレ
低コスト高パフォーマンスを実現するブラックマックス。そんな同モデルの魅力は当たり前ですが価格だけではありません。その人気の真の秘密は優れた性能や機能性にあります。アブガルシアの技術が集約されたモデルのひとつであるブラックマックス。そんなブラックマックスのインプレを紹介していきます。
ブラックマックスのインプレ①おしゃれでコンパクト!
ブラックボディを基調にしながらハンドルアームにはレッドを配色したおしゃれボディが光るモデルです。スプール径も33Фと全体的にコンパクトな印象を受けます。重さも約202gと比較的に取り扱いやすいウェイトをキープ。各種ロッドとのマッチング性にも大変優れたモデルといえます。
ブラックマックスのインプレ②回しやすい!
2個のハンドルノブは芯から芯で約85mmとなっていてとても「回しやすい」印象を受けます。ボディも足からの高さが約41mmとなっているためスムーズなバーミンク性能を発揮してくれるでしょう。
ブラックマックスのインプレ③MAGTRAXがバックラッシュを防ぐ
搭載されているマグネット式のMAGTRAXブレーキが風の強いシチュエーションで起こりやすいバックラッシュを防いでくれます。その特徴的なブレーキシステムにより「ルアーが投げられたその時」から確実にブレーキをかけてくれること間違いなしです。
ブラックマックスで狙える魚
安価でハイスペック、まさに優等生とも表現できるリール。それがブラックマックスです。そんな同モデルが最もチカラを発揮し、その能力を存分に生かして狙えるターゲットは一体どんな魚なのでしょうか?ひとつひとつみていきたいと思います。
ブラックマックスで狙える魚:バス
ブラックマックスがその性能を「いかんなく」発揮できる魚、それが「バス」です。アブガルシアの公式サイトの商品ページにも「バス用ベイトリールの決定版!」の文字が。
釣りの中では比較的に「はじめやすい」とされるバスフィッシングですが、安価で高品質の同モデルは「はじめてのバス釣りライフ」にもぴったりなリールとなっています。
ブラックマックスで狙える魚:シーバス
直訳して「海のバス」そうです、シーバスもバスと同様ブラックマックスの性能を発揮できる魚の一種といえるでしょう。ご存じの人も多いかと思いますがその和名は「スズキ」です。
安価ながらも海水にも対応しているブラックマックスはシーバスフィッシングにも十分に対応してくれます。さらにその安価な価格に反するかのようなパワフルなドラグ力が大きめサイズのシーバスさえも仕留めてくれることでしょう。
ブラックマックスで狙える魚:ロックフィッシュ
磯や漁港そしてテトラポットなどに生息する根魚を釣り用語ではロックフィッシュと呼びます。初心者でも岸からも手軽に狙えるのがロックフィッシュです。代表的な魚としてアイナメやキジハタ、ソイなどがあげられます。
安価な価格でアブガルシアの「入門リール」とも呼ばれるブラックマックス。初心者中の初心者にもぴったりなリールです。
ブラックマックスのスペック
ここまでブラックマックスの概要やインプレそしてターゲットなどいくつかの特徴をみてきました。さらにはその低価格性やハイパフォーマンスな能力に敬意を表し「優等生」とも表現しました。
ここからはまさにその「優等生」という名の「その由縁」たる性能や機能についてさらに深くそしてより詳しく掘り下げていきたいと思います。
ブラックマックスのブレーキはライントラブルを防ぐ
インプレでも紹介しましたがブラックマックスはマグネットブレーキの一種であるMAGTRAXブレーキを採用しています。マグネットの数は全部で6個。ルアーを投げ入れたその瞬間からブレーキが効き始めるためバッグラッシュ等のライントラブルが起こりにくい構造になっています。