ルアーニストとは
友人にルアーでの釣りに誘われた。旅行に行き、自分の子供が初めてフィッシングデビューするなど、そんなとき、初心者の方がどんなロッドを購入したらよいでしょうか?まずは釣りを体験してみたい方にはこの”ルアーニスト”がお勧めです。それでは、このロッドの特徴を見ていくことにしましょう。
ルアーニストはダイワが販売するロッド
企画、販売は釣り具メーカー大手のダイワです。お店で手に取ってもらえると分りますが、全く”安っぽい”感じがしません。お知り合いのプレゼントでも見劣りしません。柄のの部分にもしっかりダイワのロゴが刻印されています。
ルアーニストはルアー釣り初心者におすすめ
ターゲットは陸っぱりのビギナーです。ルアーの釣りは初めてだけど、初心者でも使いやすくて、尚且つリーズナブルばロッドが欲しいという方には、Amazonでも7000円前後で購入できます。
ルアーニストはターゲットによって使い分けられる
なんと、このシリーズのバリエーションは17種類です。しかし、専門的ではなく、1つのロッドで複数の魚種をターゲットにしています。これをメーカーは”横断型”と呼んでいます。釣る魚のターゲットや、場所に合わせて、レングスや堅さをチョイスできます。グリップも用途に合わせて、2種類揃えているこだわりようです。
ルアーニストのインプレ
”安い””初心者用”と言われると、性能は大丈夫?”安かろう○○○じゃないの?”という疑問が起こってくると思います。それでは、実際に購入した方の手にしてみた感想を調べてみる事にしましょう。
ルアーニストのインプレ①
まず、インプレの中で多いのは、”格好いい””持っていて自慢できる”などの外観の良さの評価が高いことです。ブラックをベースにゴールドのアクセントが一層の高級感を感じさせてくれます。ぱっと見でアンダー1万円とは想像も付かないです。
ルアーニストのインプレ②
次に多いのが”思ったより飛距離が出る”事です。初心者でルアーの釣りで一番気にする所は、”飛距離”ではないでしょうか。このロッドは初心者用にチューニングが施されており、尚且つガイドは富士製です。重さも多少重めなのでその結果、ビギナーでも飛距離が出るのです。
ルアーニストのインプレ③
最後のインプレは”アウトドアのお供にピッタリ”という意見です。釣りは趣味ではないが、アウトドアのついでに釣りを楽しむ人にはぴったりなロッドということです。まずは2ピースで携帯性に優れていること。ダイワの唱う”横断性”がⅠ本の竿で色々な魚が楽しめること。そして、おしゃれなデザインな事が理由です。
ルアーニストのラインナップをご紹介!
以上のインプレの様にルアーニストは”安い、使いやすい、飛ぶ、格好いい”の4拍子が揃っています。次に疑問が湧くのは、17もバリエーションがあって一体どれを使ったらいいか教えて欲しいというご意見が聞こえてきます。それでは以下でラインナップを見ていくことにしましょう。
ルアーニストのラインナップ①56UL
”普段はバスフィッシングしかしないけど、今度友達に管理釣り場に誘われた。”または、”家族とキャンプ行く予定があって、近くの渓流で子供と釣りも楽しみたい”とお悩みの方、この56ULをお勧めします。以下で詳細を見てみましょう。
56ULの特徴と魅力
5gかなり程度のかなり軽量なルアーでさえも、ロッドに重さを伝えて、キャストすることがでいるほど、柔らかい(ウルトラライト)ロッドになっております。長さも取り回しがしやすい短めな長さになっております。
56ULのスペック
主な仕様は、全長:1.68m、収納寸法:88cm、ロッドの本数:2本、重さ:96g、先径:1.3mm、元径:6mm、適合ルアー重量:1~6g、適合ライン:(ナイロン)2~6lbとなっております。
56ULに向いている釣り
1gのルアーでさえ、キャストできますので、渓流や管理釣り場で、小型魚から中型魚のトラウトなどを狙うことが出来ます。全長も短いので、草や木など障害物が生い茂る岸からでもキャストしやすいです。トラウトデビューのあなたにピッタリです。
ルアーニストのラインナップ②60XUL
今度は60XULです。このロッドの重要なポイントは先程の56ULと、どの様に使い分けるかです。それではこのスペックなどを見つつ、このロッドの特徴や、適した釣りなどを見ていくことにしましょう。
60XULの特徴と魅力
このロッドの一番の特徴は”ラインアップの中で一番柔らかい”ということです。ULの前にXが付いています。これがその印です。柔らかいので、更に軽いルアーを飛ばす事が出来ます。飛距離を稼ぐため、長さは6フィートあります。
60XULのスペック
主な仕様は、全長:1.83m、収納寸法:96cm、ロッドの本数:2本、重さ:94g、先径:1.2mm、元径:6mm、適合ルアー重量:0.8~5g、適合ライン:(ナイロン)1~4lbとなっております。
60XULに向いている釣り
このロッドで一番適しているのは、ズバリ管理釣り場です。先出の56ULでも問題はありませんが、数を釣りたいとき、ルアーに見飽きた魚により軽いルアーを見せて食わせたいときに効果を発揮します。1g以下のルアーまで飛ばせますから、虫のイメージの釣りが出来ます。
ルアーニストのラインナップ③63UL
友達と海に行くとき、海水浴だけでは飽きてしまいます。そんなとき手近な港などで夕食後、釣りなどいかがでしょうか?バスフィッシングを少しでもかじったことがあるなら、この63ULがあれば、手軽にアジ釣りが楽しめます。
63ULの特徴と魅力
このロッドは、6フィー3インチほどのレングスにも関わらす、かなり柔らかいULの仕様が特徴です。長さは平均的はスピニングのバスロッドとほとんど同じですが、それでは軽すぎてキャストできないルアーがキャストできます。
63ULのスペック
主な仕様は、全長:1.91m、収納寸法:100cm、ロッドの本数:2本、重さ:96g、先径:1.3mm、元径:6.5mm、適合ルアー重量:1~6g、適合ライン:(ナイロン)2~6lbとなっております。
63ULに向いている釣り
小さなジグヘッド(総重3g程度)などをキャストするのに、向いていますので、港などでのアジング、メバリングに最適な竿です。バスロッドと同じ感覚でこれを買い足せばアジングが楽しめるのはコスパがよいですね。
ルアーニストのラインナップ④63L
”家族総出で山にキャンプに行きます。近くに小さな池や湖があるようです。子供とバスフィッシングにを楽しみたい。でも子供は釣れないとすぐに飽きてしみまいます。コスパの高い、尚且つそこそこ釣果が出るロッドを子供のために買ってあげたい。”それにはこちら、63Lがお勧めです。詳しく見てみましょう。
63Lの特徴と魅力
このロッドはルアーフィッシングが初心者の方にも最も使いやすい長さと堅さなのが大きな特徴です。③の63ULより少し固めですが、一般的なルアーがキャストしやすいです。パワーもそこそこありますので40cmくらいのバスならパワー負けせずにファイト出来ます。
63Lのスペック
主な仕様は、全長:1.91m、収納寸法:100cm、ロッドの本数:2本、重さ:126g、先径:1.6mm、元径:8.9mm、適合ルアー重量:2~10g、適合ライン:(ナイロン)3~8lbとなっております。
63Lに向いている釣り
スピニングでのバスフィッシングに最適です。特にフィネスと呼ばれる小さめのワームを使っての釣りや、野池などの比較的小さなフィールドで楽しむのには最適です。バスフィッシングでとにかく最初のⅠ匹をゲットしたいならこのロッドが最適です。
ルアーニストのラインナップ⑤66L
こんどは、シチュエーションが若干変わり、メジャーレイクの湖畔のコテージに泊まりに行くことになりました。食事の後バスフィッシングに行きます。フィールドが広いので遠投も必要になってきます。こんな時は66Lがベスチョイスです。
66Lの特徴と魅力
このロッドの特徴は63Lのバスフィッシングに使いやすい堅さをそのままに、約7㎝(3インチ)ほどレングスを長くしたロッドに仕上がっているのが特徴です。このレングスは飛距離に直結します。
66Lのスペック
主な仕様は、全長:1.98m、収納寸法:103cm、ロッドの本数:2本、重さ:133g、先径:1.4mm、元径:8.9mm、適合ルアー重量:2~10g、適合ライン:(ナイロン)3~8lbとなっております。63Lより先径が少しだけ細くなっていますね。
66Lに向いている釣り
一番向いている状況は、ズバリ、メジャーレイクでのバスフィッシングです。先程と同じくワームなどのフィネスな釣り方に最適です。ロッドが長くなった分、飛距離が伸びて広めのフィールドではアドバンテージが取れます。
ルアーニストのラインナップ⑥68L-S
このロッドの特徴は最後にSが付いています。これは”ソリッドティップ”の事を表します。今までご紹介したロッドの竿先は空洞(チューブラ)になっています。こちらは空洞がなく、より先径が細くなり、繊細なアタリがとれるのが大きな特徴です。魚がルアーを弾きません。
68L-Sのスペック
主な仕様は、全長:2.03m、収納寸法:106cm、ロッドの本数:2本、重さ:126g、先径:1.2mm、元径:8.9mm、適合ルアー重量:2~10g、適合ライン:(ナイロン)3~8lbとなっております。更に先径が少しだけ細くなっていますね。
68L-Sに向いている釣り
ロッドがかなり長くなっていますので、海での釣りの使用に適しています。長くなっても感度は抜群なので、やはりアジング、メバリングなどに最適です。魚のサイズが小さくても、魚が違和感なくジグヘッド等をくわえてくれます。
ソリッドティップのメリット・デメリット
ソリッドティップのメリットはチップを一般的なチューブラに対してより細くできるので、よりしなやかなティップになります。ですから、魚の食い込みがよい、ショートバイトでもバレにくいというメリットがあります。あとより繊細なルアーのアクションを付ける事ができます。
逆に、ソリッドティップのは根掛かりが多くなりったり、しなりが良い反面、フッキングが悪くなるというデメリットがあります。あと構造的に中空ではないのでその分、ロッドの自重が重くなります。
ルアーニストのラインナップ⑦74UL-S
こちらは更に長くなり7.4フィートあります。ただ、最大の特徴は、ウルトラライトでソリッドティップな事です。つまり、長くなっても小さなルアーや軽いワームを遠投できるということです。また、ソリッドティップでフックアップしやすいのも特徴です。
74UL-Sのスペック
主な仕様は、全長:2.24m、収納寸法:117cm、ロッドの本数:2本、重さ:119g、先径:1.2mm、元径:9.9mm、適合ルアー重量:1~6g、適合ライン:(ナイロン)2~6lbとなっております。スペックでも適合ルアー重量が軽くなったのが分りますね。
74UL-Sに向いている釣り
シチュエーションはほとんど68L-Sと同じですが、遠投が出来る、小さなルアーが使用出来る分、メバリングが最適です。海での小型ジグヘッドを泳がせる場合で特に遠投を重視したい釣りに向いています。