ポータブルバッテリーとは?
皆さんのご自宅にポータブルバッテリーはありますでしょうか。どこのご家庭にも必ずあるアイテムというわけではありませんが、このアイテムはキャンプの際のみならずいつ起こるか分からない災害時など、非常事態にも役立ってくれる非常に便利なものなのです。まずはこのアイテムがどんなものなのかを紹介しましょう。
ポータブルバッテリーの機能は?
このアイテムは、車などにも使われているバッテリーを小型、軽量化させ、持ち歩くことができるよう改良が加えられています。コンセントがなくとも電力を供給することができ、アウトドアや災害に遭っての非常事態でコンセントに頼ることができない状況下ではとても心強いアイテムです。
モバイルバッテリーとは違うの?
同じ電力を供給することができるアイテムにモバイルバッテリーがありますが、あちらはモバイルと名前にありますようにスマートフォンなどの携帯の充電が主な機能です。それにずっと充電できるようなアイテムはソーラー発電でもできなければあり得ず、屋外ではポータブルバッテリーに頼ることになります。
発電機よりもポータブルバッテリーの方がよいの?
電力を供給するといえば発電機もあります。どちらも同じような効果を得ることができるアイテムですので意味合いとしてはほとんど同じようなものなのですが、前述しました通りポータブルの方は発電機よりも往々にして小型で取り回しが良いので、持ち運びの良さという点ではこちらに利があります。
ポータブルバッテリーを選ぶ時にこれだけは守ってほしい!
一口に言っても、いろんなメーカーから様々なモデルが登場しています。いままでポータブルバッテリーを使用したことがない方はこの中から選ぶことになるわけですが、安心して使い続けるために守ってほしい点がいくつかあります。
過去にトラブルが発生していないブランドから選んでほしい
まず、以前トラブルを起こしていないメーカーから選択をしてほしいということです。ポータブルバッテリーにはリチウム蓄電池が使用されており、衝撃を与えたりすると発火の危険があります。実際過去にポータブルバッテリーを使用していて発火したというトラブルも発生しているのです。
公式HPがありアフターフォローしてくれそうなメーカーのものを選ぶ
続いて、ネット上に公式のホームページがあり購入後もアフターケアをしてくれるメーカーのものを選びましょう。何度かご紹介していますとおり災害時などにも使われるアイテムです。それが動作不良など起こせば大きな問題となりますので、必ず不備があれば対応してくれるメーカーを選びましょう。
安くても中古品には手を出さないで!
最後に、中古の品には手を出さないようにしましょう。いかにお値段が安くて求めやすいからと言って誰がどのくらい使ったのかもわからないようなものではいつ使えなくなってしまうか分かりませんし、品質上の問題も否定できません。必ず新品のものをメーカーから購入するようにしましょう。
ポータブルバッテリーの選び方
今回ご紹介しているアイテムがどんなものなのかや、選ぶ際に注意してほしい点などについて簡単にではありますがご紹介しました。それでは、具体的にそのアイテムを選ぶという段階になった時にどんな点を基準にして選べばよいのでしょうか。続いては選び方についてみていきましょう。
知っておきたいポータブルバッテリーの基礎知識
選び方というのはアウトドアに使われるテントやタープなどと同じで、1つ限りではありません。ご紹介するようにバッテリーの容量であったり出力の方式であったりと、いろんな観点から見る必要があります。簡単に選び方と基礎的な知識をご説明していきましょう。
バッテリー容量
まずは、バッテリーの容量です。これは分かりやすいかと思われますが、バッテリーの容量が大きければ多いほどたくさんの電力を溜めておくことができ、使用時も大量の電力を供給することができます。ただ、バッテリーの容量とモデルの価格は比例しておりたくさんの容量があるモデルほど高価になっています。
AC出力、DC出力、USB出力
3つの出力方式、AC,DC、USBについて見ていきましょう。ACは一般的な家庭で使用される出力の方式、DCは直流で電力を流す仕組みとなっていて、USBは対応しているUSBポートを使うことによって電力の供給を受けられます。大抵はACかDCでの電力供給が受けられ、モバイルバッテリーはUSBが使用されます。
最大出力
最大出力はモバイルバッテリーに例えれば分かりやすいですが、出力が大きければ大きいほど充電式のものは早く電力を充電することができ、たくさんの電力が必要となる家電でも使用することができるようになります。これも容量と同じで高い出力のものほど高価になっています。
正弦波
正弦波というのは、一般家庭のAC100ボルトの電圧の波のことです。このタイプのモデルは一般家庭のコンセントと完全に同一の電力を供給することができるということになりますので、安定していつも通りの供給を受けられるのです。
バッテリー容量が大きなものが便利
前述しました通り、バッテリーの容量はポータブルバッテリーの選び方で特に大きな選び方の基準となります。大きいモデルほどたくさんの電力を蓄えて屋外で使うことができるので便利ではあるのですが、これも紹介した通り高価になります。
出力口が複数あるものが便利
容量の多さと共に出力の場所が複数あるとより便利になります。沢山出力場所があれば一度にたくさんの家電製品を繋げて使用することができるということになりますので、出力口がたくさんあるのに越したことは無いのです。
最大出力を必ずチェックして選ぶ
最後に、どんなモデルであってもその最大出力は必ず確認をして選びましょう。これもご紹介していますとおり出力が高いものほどより多くの電力を必要とする家電を使用することができるということになります。
ポータブルバッテリーおすすめ11選!
ここまでは、今回ご紹介しているアイテムがどんなものなのかや選ぶ際の注意点、選ぶ際に見るべきポイントなどをご紹介しました。ここからは、本題であるおすすめしたいポータブルバッテリーのモデルを計11機種ご紹介しましょう。
セルスターポータブル電源
まず1点目にご紹介するのは、セルスターの「ポータブル電源」になります。レジャーや災害、バッテリーのトラブルなどが発生した時に使用可能で、前面には初心者にも分かりやすいように配置されたスイッチやプラグ類が扱いやすさを感じさせます。
LEDライト付きバッテリー
こちらのモデルには持ち手近くにLEDのライトが付いており、懐中電灯のように広範囲を照らすというよりは机に置いてデスクまわりだけを照らすのにちょうど良い光量となっています。価格はAmazonで22994円となっています。
スペック
- AC100V電源定格出力280W
- 最大出力:350W
- DC12Vシガーライターソケット装備
- AC100V電源安全保護回路装備
エナジーキャリー
2点目はcheeroより「energycarry」のご紹介になります。出力はUSB出力口・AC出力口・DC出力口の3つすべてがそろっているのでどんな機種にも対応可能であり、サイズが270×315×170mmとコンパクトサイズなのも魅力です。
かわいらしくかつ実用的
こちらにも1点目のモデルと同じくLEDライトが付属しており、容量はスマートフォンの充電をフルに50回もできる139200mAhと大容量です。さらに波形は安心の正弦波ですし、充電のしすぎを防止する機構も備わっています。
スペック
- 容量:139200mAh
- 重量:5.4kg
- ポート:AC×1・DC×2・USV×2
- 波形:正弦
- 充電:家庭用コンセント
純正弦波ポータブル電源
3点目はSinKeuの「純正弦波ポータブル電源」です。ACが2つ、DCが1つにUSBが4つと合計7つの出力場所があるモデルで、重量が2.3キロと前にご紹介したenergycarryよりも半分以下ととても軽量であることが魅力です。
軽くて使いやすい!
こちらのモデルは本体の前面部分に出力のポートだったり操作する画面などをすべて配置することで、はじめてポータブルバッテリーを使用する方でも使いやすい構造となっています。前述の本体の軽量さと合わせて、初心者にも扱いやすいモデルといえます。
スペック
- 容量:220Wh
- zyuuryou:
- 2.3kg
- 出力口:AC×2・DC×1・USB×44
- 波形:正弦
ポータブル電源S601
4点目はsuaokiより「ポータブル電源S601」のご紹介になります。ACアダプター、カーチャージャー、ソーラーチャージャーの3つの方式での充電ができるようになっており、重量も2.52kgと前モデルとほぼ同じレベルの軽量さを誇ります。
コスパの高いsuaoki製
こちらは容量が20000mAhとやはり大容量で、家庭で使用しているものと同じく正弦波であるためほとんどすべての家電を使用することができます。更に価格が19800円ととてもお求めやすい価格帯となっているのも魅力でしょう。
スペック
- 電池容量:約222Wh
- サイズ:25x 8.6x 16cm
- 重量:2.52kg
- 付属品:ACアダプター充電器、車充電器、ACケーブ
Anker power house
5点目はAnkerの「Power house」です。携帯用のモバイルバッテリーでも世界的に知られている有名なブランドのAnkerが手掛けているポータブルバッテリーで、リチウム電池を小型化させることでアウトドアで大切なコンパクトさを獲得しています。