正しい締め方を学んでも道具がなければ実践に踏み切れません。また似たような形状のものを使うよりは、それ専門の道具の方が理に叶っていることが多く使いやすいのが現実です。これから紹介する道具をチェックして確実に締める準備をしましょう。
締めハサミ
先に長細いハサミであれば眉間や側頭部を突くときや、エラ幕や奥の血管を断ち切る時に目的の部位に行き届きやすくスムーズな作業が期待できます。また切れ味も重視すべき点なので、事務用品のものではなく調理用の方が合っています。
フィッシュピック
突くための道具です。定めた箇所を一撃で仕留められる可能性はハサミより勝ります。こちらのフィッシュピックはリールノブを参考に取っ手が作られているので安定感も抜群です。また専用のカバーもあり持ち運びも安全に行えます。
神経ワイヤー
活き締めの最後の工程である神経締めに使うためのワイヤーです。このワイヤーだけは限りなく代用品を探すのは難しいので最初から専門の道具を購入しましょう。こちらはフィッシュピックとセットになっているのでお得感もあるアイテムです。
アイナメのさばき方をチェック
新鮮なものを食べるためには時間との戦いは避けられません。そんな中、自分で捌くことができればゴールへの道は一気に短縮できます。これを機にその技を身につけてみてはどうでしょう。ほとんどの料理をカバーできる3枚おろしを解説します。覚えておけば他の魚にも使えるので便利ですよ。動画も一緒にどうぞ。
アイナメの捌き方①ウロコを取ろう
ウロコをきれいに落とします。特にヒレの周辺は落とし漏れしやすいので入念に行います。ウロコは非常に細かいので専用の道具よりも包丁の刃や金タワシの方が処理しやすいです。身が柔らかいので押さえつけすぎないように気をつけて作業しましょう。