太刀魚テンヤの仕掛け特集!おすすめのテンヤから釣り方のコツまで解説!

一般的な釣り方では魚が餌と一緒にハリも飲み込もうとします。この時アタリが出るわけですが、タチウオは餌を飲み込むのでは無く噛み付いて来るので小さいハリでは掛からないので、ハリを大きくして噛み付いて来た瞬間に引っ掛けてしまうのです。

噛み付いて来たら瞬時に引っ掛ける。アタッたと同時に合わせないと殆んど掛かりません。この為に仕掛は出来るだけシンプルに、そして鋭い歯で噛み切られないようワイヤーを使っています。2種類ほど詳しくご紹介しましょう。

テンヤ仕掛けの詳細構造

リールからのライン(道糸)にスナップサルカンを付けます。その先にリーダーワイヤーを付けてワイヤーの先にテンヤを装着します。このようにとてもシンプルです。可能な限りトラブルを防ぐ構造になっています。画像をご参照下さい。

テンヤ仕掛けの特徴

フックが下向きについている事と餌を固定させる為の突起が付いている事が大きな特徴です。タチウオは獲物を見つけると下から獲物の腹辺りに噛み付いて弱らせてから捕食します。この捕食行動に合わせた形状になっています。

テンヤ仕掛けの釣り方

仕掛けをまず一旦底まで落とししてから1mくらい巻き上げ止めてまた巻き上げて止めるこの動作を繰り返します。アタリが有っても巻き続けると竿をグッと持っていく本アタリが有りますのでそこで大きく合わせます。

太刀魚テンヤ仕掛け②:胴突きテンヤ仕掛け

代表的な仕掛けにはもう一つ有りましてそれを胴突きテンヤと言います。人が多い乗合船などでは他の人の仕掛けと絡んでしまう事が良く有りますので使用禁止の所も有ります。仕掛けの事は必ず事前に確認して置く事が大事です。

胴突きテンヤ仕掛けの詳細構造

基本的な構造は変わりません。基本のテンヤ仕掛けの、ライン(道糸)とリーダーワイヤーの間にもう一つテンヤ仕掛けを付けてタコベイトと呼ばれる疑似餌を付けアピール力を高めて魚を誘う仕掛けです。画像を参照して下さい。

胴突きテンヤ仕掛けの特徴

単純にハリが2本になるので掛かる確率を上げるのが目的の仕掛けです。鋭い歯からもわかると思いますがタチウオはとても獰猛な魚です、しかも群れで行動していますので強烈にアピールして群れを寄せる力を発揮するのがこの仕掛の特徴です。

胴突きテンヤ仕掛けの釣り方

仕掛けの操作はテンヤ仕掛けと同じです。一度底まで落としてから1mくらい巻いては止めて巻いては止めてを繰り返します。巻き上げるスピードはその日の天候や潮流に影響されますのでスピードを調整しながらアタリ易い速さを探ります。

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