耐久性の高いタックルを用意しないとラインブレイクどころかロッドを折られてしまうほどです。20キロオーバーになると釣り上げるまで30分近く掛かる時もあり、スタミナも豊富なヒラマサとのやり取りは一度経験をしたら忘れられないものになるでしょう。
ヒラマサジギングの魅力②潮や風を見て釣るゲーム性
ヒラマサジギングはジャークのテクニックだけではなく、そのときの潮や風を見て的確なラインの太さやジグウエートを選ぶ戦略的なゲームでもあります。時間とともに変化する風向きや強さ、潮流の向きや速さを察知し状況判断する力が釣果に関わります。
特に潮流は海面付近と海底付近で違う場合もあるので難易度は高いです。だからこそ、全てを読み切って釣り上げたくなるのがこの釣りの魅力なのです。
ヒラマサジギングの魅力③ヒラマサジギングは奥が深い
ヒラマサが多く回遊する海底100メートルほどの中層からのジギングはかなりの労力を必要とします。ヒラマサがバイトするまでアクションを繰り返し続けるので、体力を必要とするイメージがあります。
しかし、体力だけではヒラマサにジグをバイトさせることは難しいでしょう。風や潮の流れを読む力と状況に合わせた判断力。そして運も味方に付けなければなりません。全てがかみ合ったワンピッチジャークがヒラマサのバイトを誘うのです。
ヒラマサジギングのタックルを解説!
ヒラマサは小型のものならライトタックルでも大丈夫ですが、大物狙いとなるとタックル選びが重要です。ここではヒラマサジギングに必要な5種類のタックルを解説し、それぞれのおすすめも紹介していきます。タックルをそろえて憧れの20キロオーバーを釣り上げましょう。
ヒラマサジギングのタックル①ロッド
ヒラマサジギングのロッドはしなやかかつある程度硬いものを選ぼう
ジギングロッドは5フィートから6フィートのものが扱いやすいです。初心者が最初に選ぶロッドとしては、なるべく軽い方が体力的な負担を軽減できます。硬さは柔らかすぎるとヒラマサとのファイトが格段に難しくなるので、ある程度硬いものを選びましょう。
使用可能なジグの重さをチェックすることも忘れてはいけません。100グラムから200グラムの使用頻度の高いジグを扱えるロッドを選びましょう。適合ラインはPE3号から4号で大物にも対応できます。
ヒラマサジギングにおすすめなロッド①ヤマガブランクス ギャラハド 613S
- 全長:186cm
- 継数:1本
- 自重;202g
- 対応ルアーウエイト;50g~120g
- 対応ラインPE:~3号
ライトヘビー寄りのスペックですがライトジギングタックルのように扱いやすく、軽い力でジグを操作できることから初心者の方にもおすすめです。
ヒラマサジギングにおすすめなロッド②シマノ ジギングロッド オシアジガー S624
- 全長:188cm
- 継数:1本
- 対応ルアーウエイト:100g~210g
- 対応ラインPE:MAX4号
10キロオーバーのヒラマサにも負けないパワーを持っています。スローとハイピッチの異なるジャークにも対応でき、ジグを状況に合わせて操作できます。
ヒラマサジギングにおすすめなロッド③ダイワ ジギングロッド スピニング ソルティガ J61MHS・J
- 全長:186cm
- 継数;1本
- 自重:190g
- 対応ルアーウエイト:90g~210g
- 対応ラインPE:3~4号
ダイワのカーボン加工技術を詰め込んだ一本。細く軽く強いロッドはジギングの疲労度を軽減し一日中ジギングを楽しめます。もちろん大物にも対応できるダイワジギングロッドの最高峰シリーズです。