謎多きマヤ文明!ウワサの予言や滅亡理由についても徹底解説!

ここまでは今回ご紹介する文明についての特徴、特色などを簡単にではありますがご紹介しました。前述しました通り、遺跡などが有名となっているのですが、ピラミッドといえば大抵はエジプトにあるファラオのピラミッドを思い浮かべることでしょう。そこにつながりはあるのでしょうか。

エジプトのピラミッドについて

まずはエジプトにあるものから見ていきましょう。こちらは古代エジプトを治めていた王、ファラオの亡骸を埋葬するためのお墓という目的で作られたという説が濃厚で、1つ1つの石が人の手によって切り取られています。他にも富裕層の資産の保管庫に使われたのではという説もあるようです。

マヤのピラミッドについて

これに対して、こちらの方は形などが大きく異なっています。エジプトのものは四角の錐の形をしていましたが、こちらは楕円になっていたりと形状が全く違います。また前述しました通り祭りごとにつかわれたり、階層が9つに分かれているなど使い方についても大分異なっていたことが分かります。

エジプトとマヤのピラミッドの違い

この2つのピラミッドの違いで最も大きいのは、おそらく用途ではないかと思われます。エジプトの方のものは最も有力な説とどまりではありますが王様のためのお墓に、今回ご紹介する方のものは儀式などのために使われていました。

マヤの遺跡を見ていこう!

ここまではこの文明といえばまず真っ先に思い浮かぶピラミッドについて、エジプトのそれとの違いなどを簡単にご紹介しました。これ以外にも、この文明が作り上げたとされている遺跡が沢山残されています。1つ1つ見ていきましょう。

「チチェン・イッツァ」

その1つ目が、メキシコにあるおそらく今回ご紹介しているものの中で最も有名な建物であり、正面には階段があります。この階段は文明の中で1年とされていた18か月を表しているようで、この建物自体が1つのカレンダーとなっているのです。

「テオティワカン」

続いては建物の名前ではなく、栄えた都市の名前として有名な遺跡です。高さが65メートルを誇る太陽のピラミッドや、神の姿を模している銅像がそこかしこにある神殿など、たくさんの遺跡が残っているのです。

「ウシュマル遺跡」

こちらの遺跡は、正面に100段以上の急な傾斜のある階段があるピラミッドがあります。この文明の伝説の中では、魔法を使う老婆の温めた卵の中から小人が生まれ、その小人がたったの一晩でこのピラミッドを作ったともされているのです。

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