太歳で不老不死?中国に古くから伝わる「太歳」について徹底リサーチ!

ここまでの話を聞くと「太歳なんて歴史上でしか存在しないものじゃないか」と思ってしまうかもしれません。しかし、実は中国で「太歳」が発見されたというニュースがあり、話題となりました。一体何が発見されたのかご紹介します。

中国で発見されたというニュースが飛び込む!

ニュースが飛び込んできたのは2015年12月のことでした中国の北東部で農夫をしているワン・チェンドーさんが自宅近くの山でそれを発見したとのことです。重量はなんと70キログラムもあり、クリーム色がかった奇妙な物体・・・そう「肉霊芝」とも呼ばれるあの「太歳」だったのです。

ワンさんが1キロ日本円にして3500円で販売したところ注文が殺到、なんと100万円以上の売上となりました。

実際に食べた人がいるって本当?

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「太歳」は非常に希少なもので見つからないのが現状なのですが、実際に食べた人が過去にいました。「山海経」と書物に、肉のような味がすると実際に記録に残っているそうです。しかし現代では「太歳」販売されているものの、中には偽物もあるので興味を持って買うときには注意しなければなりません。

実際に見つかった太歳を徹底調査

不老不死として言い伝えられている「太歳」ですが、ミステリアスでどんなものなのか気になりますよね?ここでは「太歳」がどんなものなのか詳しく追及します。

どんな見た目なの?

まず見た目ですが色はクリーム色がかっていたり黒っぽいものもあります。写真を見てみるとわかりますがまるで肉の塊のようで過去の歴史で奇妙な存在として見られているのもうなずけます。

傷をつけてもすぐにふさがる!?

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もう一つ奇妙な存在として見られる理由があります。それが「太歳」がもつ再生能力です。先ほど太歳を発見したワンさんのお話をしましたが、この方が発見したのち「太歳」を冷水につけると、たちまちちぎった部分が再生されたのです。不老不死といわれる理由がお分かりいただけると思います。

太歳の正体は…?

見た目やその再生能力・・・すべてにおいて謎に包まれている「太歳」ですがその正体はなんなのでしょうか?諸説ありますが体を移動させて微生物を食べる動物的特徴と胞子で繁殖するという植物的特徴をもった新種の菌であるというのが一番優良な説とされています。

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