メジマグロの生態
メジマグロってどんな魚?
メジマグロとは、卵を産む前の3歳以下のマグロで、クロマグロの幼魚のことをメジマグロと呼んでいます。クロマグロに比べ、体は比較的小さいですが、体重は20kg、体長は1メートルあるそうです。子供といっても、かなり大きい魚ですね。それよりも小さい幼魚を「ヨコワ」と呼びます。マグロか何か、分からない名前ですね。
メジマグロの成魚、クロマグロって?
クロマグロとは、本マグロの中でも最高級の魚とされてるそうです。大きさは、最大で全長3メートル、体重は400kgを超える、マグロ類では最大の種類になります。体の色は、背中側が濃い紺色、お腹の部分は銀色のような灰色をしています。見た感じは黒々と光って見えますね!黒いダイヤのようです。
メジマグロの特徴
メジマグロって何か特別な形をしてるの?
メジマグロは、クロマグロの幼魚なので比べて大きさが違うのはもちろんですが、縦に縞が入っていて、お腹に白い斑点があるのが特徴的です。成長するにつれて、大きくなる分、縞も消えていくのでしょうね。魚の場合、成長過程や大きさに具合によって、呼び方を変えます。名前が変わる、出世魚です。2年から3年かけて成長するようです。
メジマグロの生息地
メジマグロはどこに住んでいるの?
メジマグロは、北半球の熱帯・亜熱帯の海に広い範囲で住んでいます。産卵する場所は、太平洋の台湾から沖縄で、産卵期になるとよく見られるそうです。比較的暖かい海に住んでいるようですね。成長過程で日本海から太平洋を横断し、カルフォルニアまで移動するそうです。南北を早いスピードで移動することができます。
メジマグロは何を食べるの?
メジマグロは、肉食性の魚です。イワシやカツオなどの魚類や甲殻類を食べています。大きなタコも食べてしまうそうです。食事をする時間は日中のみで、夜間は何も食べないそうです。体が大きい分、時間をかけてたくさん食べそうですね。イワシやカツオが生息している海に現れそうですね。
メジマグロの分布
メジマグロがよく見られる場所は?
メジマグロは、太平洋の熱帯・温帯に広く分布しています。また、北半球ではよく見られますが、南半球ではあまり見かけないそうです。同じくらいの大きさで群れを作り、高速で移動します。暖かい地域ですが、海底の冷たい所を泳いでいるようなので、暑すぎても生息できないのかもしれません。
メジマグロは群れで泳ぐ?
メジマグロは、群れで行動する魚です。移動距離も長いですが、体が大きいメジマグロなので、群れで泳ぐことによって、大きな敵から身を守ります。また、餌であるイワシなどを狙うときにも、群れで囲むので狙いやすくなります。群れで泳ぐ魚は、とても多いですが、守ることと食べること、しっかり考えて生息しているのだと思います。
メジマグロの釣り方
メジマグロはどう釣るの?
メジマグロの釣りシーズンは、7月から11月になります。基本はカツオに群れに混ざって入ってくるそうなので、カツオを避けるポイントを探します。同じ場所に滞在してる時間は、とても短いので、色々な情報をチェックしておきましょう。メジマグロは、堤防からも船からも釣れます。
船から釣ってみる!
船での釣りは、メジマグロの型がよく、大物が釣れるそうです。カツオが餌なので、カツオを追って狙います。メジマグロの群れを探して走り回るつりになりそうですね。仕掛けは底まで沈めず、上から数える方法で、投入してみて下さい。その時は、船酔いしないように気をつけましょう。
堤防から釣ってみる!
堤防からメジマグロを狙う場合は、餌を使う遠投カゴ釣りと、ルアーを使うショアジギングの二種類があります。メジマグロは、他の魚と比べ物にならないほどのパワーを持っていますが、タックルや仕掛は、少し強めのもので良さそうです。
メジマグロの時間帯
メジマグロの釣れやすい時間は?
メジマグロの釣れる時間ですが、基本的に釣りをする方々は、早朝から出かけることが多いですよね。特に人気のメジマグロは、特に休日などは船や堤防がこむほどです。朝5時くらいには準備完了して釣りに出かけましょう。朝誰もいない時間だと、大物が狙えるかもしれません。