メジマグロも大きくなれば黒いダイヤと呼ばれるマグロに!幼魚の生態や味は?

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遠投カゴタックルを使います。遠投カゴ釣りは、両側リール、スピニングリールのどちらでも楽しめます。道糸は、ナイロンの5号前後を200メートル以上を用意してください。竿は遠投用もイソ竿4号前後で、5メートル程度が標準とされています。これから釣りを始める方は、特別な操作方法を覚える必要がない、スピニングリールがオススメです。

船釣りのタックルは何?

船からメジマグロを狙う場合は、コマセ釣りタックルを使います。使用する船竿は、ワンピースのグラスロッド、ショートロッドが人気です。カツオ、青魚向けのロッドで良さそうです。リールは電動でも手巻きでもよく、道糸はPEの6号から8号で、大型がかかるとかなり引っ張られるため、500メートル程あると安心です。

メジマグロの仕掛け

堤防釣りの仕掛けは?

遠投カゴの仕掛けは、沖の深い棚を探れる遊動式のウキを使用します。ストッパーとウキ止めで、可動を制限しましょう。コマセはアミエビやオキアミ、付け餌はハードタイプのオキアミで大丈夫です。大型の青魚やマダイ、別の種類の魚も同じ仕掛けで釣れるようです。オキアミは、大体の種類の魚が好んでいますね。

海釣りの仕掛けは何を使うの?

コマセ釣りの仕掛けは、80号以上のコマセカゴに天秤、フロロ16号ハリスを2メートルほど直結して、メジ・カツオ針の15号前後を結んでください。クッションゴムは危険なので、避けた方が良さそうです。力も強く、大型の魚なので、対策をしっかり取りましょう。

メジマグロの旬

メジマグロの美味しい時期は?

メジマグロの旬は、6月から7月にかけての夏と、11月から12月にかけての冬になります。また、春夏は脂があっさりとした味わいで、旬を迎える寒い時期には、脂が乗ってくるそうです。刺身にするなら、冬に食べたらとても美味しそうですね。また、釣れやすい時期でもあるので、口にする機会も多いと思います。

メジマグロの味

メジマグロは美味しいの?まずいの?

メジマグロの味は、大人のクロマグロと全く違うようで、柔らかで酸味と甘みが味わえるようです。クロマグロが脂が乗っているのに比べ、脂が少なくさっぱりとしています。どちらかというと、上品な旨味があるそうです。メジマグロとクロマグロ、食べ比べをしてみたいですね。

メジマグロは食べるべきではない?

メジマグロは、もちろん食用なので食べられますが、メジマグロをたくさん取って食べてしまうと、成魚であるクロマグロが減ってしまうからという意見もあるそうです。確かに成長したクロマグロは、とても高価で美味しい魚です。成長を待ってから食べる方がより美味しく食べられそうですね。

メジマグロの食べ方

メジマグロはどう食べればいいの?

メジマグロは、照り焼きや塩焼き、味噌漬けなど食べ方は色々あるようです。ですがマグロといえば刺身ですよね。やはり生のまま、新鮮なうちに刺身で食べたりお寿司にしたりが定番ですが、次の項目では、それ以外でも美味しく食べられる調理方法をご紹介します。

一番有名な食べ方

メジマグロは、マグロなだけあって、刺身が一番簡単な調理法で、新鮮なうちに食べると、とても美味しいです。特に旬である、7月から11月にかけては、一番脂が乗っている時期です。クロマグロに比べたら、旨味は少ないかもしれませんが、少しあっさりした旨味が味わえます。

メジマグロの調理方法

メジマグロの塩焼き

メジマグロの塩焼きは、腹身が美味しいです。腹身は皮が厚く、よほど大きくないと刺身には難しいそうです。粗塩で焼くと、旨味が出て美味しくなります。シンプルな焼き方で、あっさりして美味しそうですね。黒胡椒で焼いても美味しそうです。簡単な調理方法なので、試しやすいですね。

メジマグロの照り焼き

もし生で食べるのに飽きてしまったら、厚めに切ってから、酒・ミリン・醤油などを甘辛いタレに漬け込みます。数日間冷蔵庫で寝かせるか、冷凍庫で寝かせてから解凍し、そのまま焼きます。味が染み込んで、美味しくなりそうですね。同様に味噌漬けや、粕漬けでも同じ方法で寝かせてから焼いてみましょう。

メジマグロの兜焼き

少し変わった調理法をご紹介します。頭は付いたまま、頭蓋骨ごと半分に包丁で両断します。半分に割らないと、オーブンなどで火が通りにくくなります。味付けは、粗塩と胡椒をふりかけて、25分以上オーブンで焼きます。水分がなくなってきたら出来上がりです。味は肉のようになるそうです。

マグロの胃袋

こちらも普段食べないような、とても珍しい調理法です。10キロを超えるメジマグロの胃袋がいいそうです。胃袋を開いて洗い流し、ぬめりを落とします。早めに湯がき、細かく刻んでニンニクやニラと一緒に炒めるだけです。これは一般家庭ではなかなか難しそうなので、船釣りの時に試して見てください。歯ざわりもコリコリしてそうですね。

まとめ

メジマグロについて、詳しくなれそうですか?

メジマグロについて、生息地から釣り方、食べ方までご紹介しました。メジマグロは、マグロの種類で、しかも大きなクロマグロの子供の頃の名前でしたね。とても大きなメジマグロを釣るのは大変ですが、釣れたときの喜びも大きいですね。食べ方もかなりの調理法がある事が分かりました。釣りポイントを抑え美味しい料理も食べてみてくださいね!