バーベキューのお肉をより美味しく!おすすめの肉の種類から下ごしらえまで

次にご紹介するのは通販サイトでの購入です。通販サイトで購入する魅力は、お店に買いに行き、重たい荷物を運ぶ手間が省けることと、あまり店頭に並ぶことのない希少部位の肉を購入できることです。ラクにお肉を購入したい方やチョット肉にこだわりたい方におすすめです。

バーベキューのお肉③どのくらいの量を用意する?

お肉屋さんでバーベキューの買い物に来るお客様からよく聞かれる質問がどのくらいの量を買ったらいいですか?ということだそうです。お肉屋さんに直接注文するなら人数や予算を言えば用意してもらえますが、自分で用意するとなると余っても困る、足りなくても困ると悩むところです。

男性・女性・子供別の目安量

100gの目安として、焼肉屋さんの1皿分をイメージしてみてください。

男性

男性の平均的な量は300gと言われています。食べても500gと見ておくとよいでしょう。

女性

女性の目安量は200g~300gです。女性の量を考える時は特に肉の他の食材の量も考えると良いでしょう。あれもこれも食べたい女性は、魚介類や野菜、お菓子などの量で大きく変わる場合があります。

子供

子供でも高学年以上と小学生以下では食べる量が違い、高学年以上では200g~300gくらい、小学生以下だと150gくらいを用意するといいでしょう。子供用の食材として、食べやすいウインナーを入れるのもおすすめですが、その場合はこのウインナーの量も考慮して用意しましょう。

バーベキューのお肉④味付けの工夫と下ごしらえで美味しさアップ

どのような味付けにするか、どのような肉に仕上げたいか、下ごしらえをするだけで美味しさは格段に変わってきます。チョトしたひと手間でワンランクアップさせてみませんか。

肉の旨みを味わうなら塩コショウ

黒毛和牛のステーキ肉など上等肉や、肉そのものの味を味わいたいなら断然、塩コショウで食べるのが一番です。コショウは挽きたてを使い、塩にもこだわりたいものです。塩の種類として海塩と岩塩がありますが、肉にあうのはストレートな味わいのある岩塩と言われています。最近では岩塩プレートも売られているので、それを用いるとオシャレにもなり盛り上がることでしょう。

タレ漬け込みで味のバリエーション

豚肉やとり肉などタレで味の変化が楽しめる食材は、前日にジップロックに肉とタレを入れて揉みこんでおけば当日は焼くだけで。漬け込んだ肉の他に焼いた肉をつけるタレも用意すれば何種類かの味が楽しめます。

お肉を柔らかくする下ごしらえ

叩けば硬いお肉も柔らかに

お肉を柔らかくする方法として、繊維を断ち切る方法があります。これは手軽にできる方法で、肉の中心から外側へ専用のミートハンマーを使って叩き、繊維を断ち切ります。専用のミートハンマーがなければめん棒や包丁の背を使ってもできます。この時、肉汁が飛んだりする場合があるので肉にラップをしてから叩くとよいです。

肉を柔らかくする素材に漬ける

南国の果物の「パイナップル」や「キウイ」にはタンパク質を分解するプロテアーゼという酵素が含まれているのでお肉に合えておくだけで柔らかくしてくれます。プロテアーゼを含む食材は南国フルーツだけでなく、舞茸やすりおろした玉ねぎ、ヨーグルトなどがあり、玉ねぎは15分~30分程漬け込むだけで、一緒に調理もできるので漬け込み後もラクです。

その他、炭酸水素ナトリウムもタンパク質を溶かしてくれるのでコーラなどの炭酸飲料につけておく方法もあります。

お肉を美味しくするための裏技

下ごしらえやタレの他にもお肉を美味しくする裏技があります。それをご紹介したいと思います。

肉の旨味を逃がさない裏技

裏技一つ目は肉を常温に戻し、臭みを出す裏技です。肉を常温に戻しておくことで焼いた時に肉汁を出にくくし、旨味を逃がさないで焼くことができます。そんなことと思うかもしれませんが、これをするだけでも大きく違ってきます。最低20分は冷蔵庫から出しておきましょう。

次に余分なドリップをふき取り、キッチンペーパーにオリーブオイルを染み込ませて肉全体を包みます。こうすることでオイルが肉に浸透し、臭みを出してくれる効果があるのです。この時のオリーブオイルは香りの弱い「ピュアオリーブオイル」を使用すると肉の風味を邪魔しません。

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