ピクニックに合うおかずの条件は?
暖かい季節になるにつれて、サクラやミドリがある公園や広場、山でピクニックをすることが楽しみになってきます。家族や仲間達とワイワイ楽しむためには欠かせないのが、ピクニック弁当です。どんなお弁当を作ればいいのか、ピクニックに適したおかずの条件を参考にしてみましょう。
手を汚さずに簡単に食べられる
ピクニックをする場所には、手洗い場がなかったり遠かったりすることがあります。また、子供などは遊びたいのでお弁当など落ち着いてたべてくれません。そのため、手を汚すことなくできればお箸などを使わず簡単につまんで食べれるようなおかずが適しています。
持ち運んでも崩れないもの
頑張って作ったお弁当を食べる時に、長く持ち運んだことで開けてみたらグチャグチャに崩れていたなんて残念な結果になることだけは避けたいものです。移動中持ち運んでも簡単に崩れてしまわないようなおかず、または詰め方など工夫をすることも重要です。
傷みにくい食材を使う
作ってからお弁当を食べるまでの時間や、春先から夏場ころは気温が上がり長時間置いておくことは、おかずが傷んでしまう原因となります。傷みにくい生の食材は選ばないことと、お弁当を作ってすぐの温かいうちにフタなどで密封しないなど注意をしていきましょう。
ピクニックでおしゃれに魅せるおかずの詰め方のコツは?
おしゃれに魅せるためには、お弁当の入れ物・詰め方がもっとも重要なポイントでもあります。もちろん美味しい見栄えのいいおかずも肝心ですが、入れ物や詰め方のコツをつかんで腕をあげることで、おしゃれ度はかなり違ってきますのでマスターしていきたいものです。
お弁当の入れ物を工夫する
大人数用の大きいお弁当箱や、デリ用のお弁当ペパーを使ったり小分けにしたいおかずなどはカップに入れたりとおかずの種類によっても使い分ける工夫が大切です。また、ワックスペーパーや袋なども使っていくと、見栄えしやすいのでおすすめします。
赤・緑・黄でお弁当を彩る
詰める時には、赤・緑・黄色を使うことを意識することで彩りのいいお弁当が作ることができます。例えば、ぷちトマト・グリーンリーフ・ブロッコリー・卵・コーンなどを用意しておくことで、どうしても茶色メインになりやすいおかずもきれいに仕上げることが簡単にできます。
お弁当の串や仕切りを飾って可愛く
お弁当グッツの串やピック、仕切り、カップなどを上手く使っていけば、さらに可愛く見栄えするように飾っていくことができます。また、爪楊枝とマスキングテープで好みのピックを作ってもオリジナルピックが可愛くできます。100均などでも最近は種類が揃っているので、チェックしてみるのもいいかもしれません。
仕切りなども、市販のものでも可愛いものは沢山ありますが、柄物のワキシングペーパーを用意しておきば包んだり、仕切りに使ったり、底に敷いたりといろいろな使い方ができるので便利です。
ピクニックに持ち寄りたい定番おかずレシピ4選
みんなが喜ぶピクニックの定番なおかずのレシピをご紹介していきます。定番おかずは、だいたいみんなが大好きなものが多いので、お弁当を広げたときもテンションがあがること間違いありません。
ピクニックの定番おかず①ふわふわ卵焼き
お弁当といったら、どこのご家庭でもだいたい定番は卵焼きではないでしょうか。簡単に作ることができるのもでもあり、彩りの黄色としてもお弁当をきれいに見せてくれるポイントでもあります。ふわふわの卵焼きの作り方を説明していきます。
材料(2~3人分)
- たまご 3個
- A砂糖 小匙1.5
- A醤油 小匙1.5
- A塩 少々
- 油 適量
作り方
- たまごを割り泡立てないように、菜箸で切るように混ぜます
- 混ぜたたまごにAの材料を混ぜる
- フライパン(あれば卵焼き用)に油をひき、中火で余分な油をキッチンペーパーでふき取る
- 混ぜたたまご液を温まったフライパンに薄く流しいれ、弱火にする
- 全体が固まる前に、奥から手前へとくるくると折りたたむよゆに巻いていく
- たまご液がなくなるまで、繰り返し焼いていく
- 焼きあがったら、巻きすにのせて形を整えてから切って完成です
料理のポイント
たまご焼きを作るポイントとしては、たまごをかき混ぜるとき空気はなるべく入れないように菜箸で切るように混ぜていくことが大切です。空気が入りこむと焼く時に敗れてしまったり、巻きにくくなったりと焼きにくくなります。フライパンにひく油は、多いとたまごが上手く焼けないので必ず拭きとりましょう。
ピクニックの定番おかず②ジューシー&カラッとから揚げ
こどもから大人まで大好きなから揚げは、お弁当のおかずでは外せない定番でもあります。ガラッと揚げたジューシーなから揚げを作って、ピクニックでのお弁当タイムでみんなのテンションをあげていきましょう。鶏肉を前日に漬けておけば、後は揚げるだけなので仕込みは前日にしておきます。
材料(2~3人分)
- 鶏もも肉 300g
- Aにんにく(すりおろし) 小匙1
- A生姜(すりおろし) 大匙1
- A玉ねぎ(すりおろし) 1/4個
- A酒 大匙1
- A醤油 大匙1
- A塩 小匙1/2
- Aゴマ油 小匙1
- 片栗粉 適量
- 揚げ油 適量
作り方
- 鶏もも肉を食べやすい大きさに切る
- ジップロックもしくはビニール袋2枚重ねの中にAを入れ切った鶏肉も入れていく
- 鶏肉全体をAと混ざるよう袋の外から軽く揉んでおく
- 冷蔵庫へ入れ揚げる時まで置いておく(急いでいる場合は1時間ほどでも大丈夫です)
- 揚げ油を用意し180度に熱する
- 別の新しい袋に片栗粉を入れ、漬け込んでおいた鶏肉を入れ全体に片栗粉がまぶせるように袋を振る
- 揚げ油に入れ、軽く色がつく程度に揚げたら一回取り出しておく
- 揚げ油を200度まで揚げ、1度揚げてあったから揚げを再度入れきつね色になるまで揚げたら完成です
料理のポイント
鶏肉を切る際、お弁当に入れたり食べやすさを考えると大きくないほうが扱いやすいです。玉ねぎのすりおろしと酒に漬け込んでおくことで柔らかくすることができます。2回揚げることでから揚げのジューシー加減が変わってくるので是非2度揚げをおすすめします。
ピクニックの定番おかず③かわいいウインナー
ただ焼いたりゆでたりするだけのウインナーですが、お弁当おかずでの人気はかなり高めなものです。ウインナーをかわいく飾り切りするだけで、お弁当が華やかになって楽しむことができます。飾り切りを覚えてかわいいウインナーを作りましょう。
材料
- ウインナー お好みの数
- 黒ゴマなど 必要な数
作り方
- ウインナーに包丁で切り込みを入れ、焼くもしくはゆでる
- たこ、カニなどは黒ゴマなどで目の部分をつくる
料理のポイント
ポイントは、ウインナーに切り込みを入れるときに入れすぎるとちぎれてしまいますが、ちゃんと入れないと出来上がりが良くないので、いちんと入りこみは入れておきましょう。油など気になるかたは、焼くよりゆでることで作ることができるのでお好みで作ってください。
ピクニックの定番おかず④小さなハンバーグ
ハンバーグは、お弁当に入れるように小さく作っておくと、ピクニックなどでも一口で食べることもでき手も汚すことなくいただくことができます。ご家庭で作るハンバーグより、少し小さめのかわいいハンバーグを作ってもっていきましょう。
材料(2~3人分)
- 合い挽き肉 200g
- たまご 1個
- 玉ねぎ 半分
- 牛乳 大匙2
- パン粉 大匙2
- 塩胡椒 少々
- ケチャップ 適量
- ウスターソース 適量
- 酒 少々
作り方
- 玉ねぎはみじん切りにし、アメ色になるまで炒めておく
- ひき肉、炒めた玉ねぎ、パン粉、牛乳、卵、塩胡椒をひとつにボールに入れ肉の繊維を潰すように捏ねていく
- 食べやすい大きさのひとくちサイズに形を整え、フライパンに油をひき焼いていく
- 片面こんがり焼けたら、ひっくり返してもう片面を少し焼き酒を少々回し入れフタをして蒸し焼きにする
- 火が中までとおったら一回取り出す
- ハンバーグを焼いたフライパンにそのままケチャップとウスターソースを入れ、酒も少々入れたら弱火で煮詰める
- 取り出しておいたハンバーグを、フライパンに戻しソースと絡めて完成です
料理のポイント
ひき肉を捏ねるさい、肉の繊維を潰すように捏ね粘りを出すようにします。パン粉はお好みで量を調整しても大丈夫ですが、多いと固め少ないと柔らかくなります。沢山作りすぎた場合は、焼く前の形を作った状態で1つずつラップで包み冷凍可能なので、お弁当用に作り置きにもおすすめです。
ピクニックで手軽に食べれるおかずピンチョスレシピ4選
ピクニックに持っていくおがすを、ピンチョスにことで食べやすいだけでなくピックや色合いを考えればおしゃれに彩りよく使うこともできます。かわいくおかずを刺していきましょう。
ピクニックに合うピンチョスレシピ①簡単彩ピンチョス
彩りよく食材を刺していくだけで、おしゃれなピンチョスを作ることができます。お子さんなどがいる場合は、食材の大きさも工夫しながら切っていくと食べやすいです。
材料(2~3人分)
- ベビーチーズ 2個
- カニかま 4本
- 枝豆 16粒
- 鶏ささみ 1本程度
- 酒 大匙3
- 塩 小匙1/2
作り方
- 耐熱容器にささみを入れ、酒と塩を入れラップをしてレンジ600Wで2分加熱する
- ささみの粗熱が取れたら16等分する(手で裂いて16個に分けても可能)
- ベビーチーズ1個を8等分しもう1個も同じように切り、カニかま1本に対し4等分を4本全て切る
- ベビーチーズ・カニかま・枝豆・ささみの順に並べピンで刺したら完成です
料理のポイント
基本的に刺していくだけなので、特に気をつけるポイントなどはありませんが、切り分けるときに、それぞれの素材の大きさをある程度揃える方がきれいにできます。刺すピンも手作りしたり、かわいいものを使い見た目華やかになるように工夫していきましょう。
ピクニックに合うピンチョスレシピ②トマトのピンチョス
プチトマトを使って簡単ピンチョスを作ります。使用するモッツァレラチーズは、決まりはありませんがもともと丸くなっているものを選ぶと、手間が省けてさらに簡単に作ることができます。時間がないけど、もう一品というときには助かるおかずです。
材料
- モッツァレラチーズ 作りたい数分
- プチトマト 作りたい数分
- バジルの葉 飾り程度の枚数
作り方
- バジルの葉は軽く洗い手で適当な大きさに千切っておく
- モッツァレラチーズは、丸くなっていないものはお好みの大きさに切っておく
- プチトマトが下になるように、モッツァレラ、バジルの葉とピンで刺していけば完成です
料理のポイント
チーズはモッツァレラがおすすめですが、お好みでチーズの種類は変更しても美味しくできます。プチトマトのカワが苦手だったり、好ましくない場合は湯剥きもできますが、お弁当に入れるのであれば汁が心配なので、そのまま使うことをおすすめします。
ピクニックに合うピンチョスレシピ③ハムときゅうりトマトでサラダピンチョス
季節によっては、お弁当にサラダを持っていき食べようとすると、しなってしまったりして残念な結果だったことはありませんか。ピンチョスを使ってサラダピンチョスを作って持っていけばそんな心配もなくなります。
材料(8個分)
- キュウリ 1/2本
- プチトマト 4個
- ハム 4枚入り1パック
作り方
- キュウリは2センチほどの輪切りにし8個分作っておく
- プチトマトとハムは半分に切っておく
- 下にキュウリ・トマト・ハムの順にピンに刺せば完成です
料理にポイント
ハムはお好みの種類で代用できます。生ハム・ハム・鶏ハム・ローストビーフ・チャーシューなど美味しくできますが、余分な味付けがないので、できれば味が強めのハムがおすすめです。
ピクニックに合うピンチョスレシピ④大人のおつまみにも最適ピンチョス
ピクニックで軽くお酒をいただきたい時の大人用おつまみとしても活躍してくれる海老を使ったピンチョスを持ったいくのもいいかもしれません。おしゃれに簡単に作ってみましょう。
材料(6個分)
- ジャガイモ 1/2個
- バジルソース 適量
- 海老 6匹
- オリーブ 6個
- にんにく 適量
- 塩胡椒 適量
- バター 少々
作り方
- ジャガイモをさいの目に切り、海老は殻を剥き背ワタを取っておく
- ジャガイモは耐熱容器に入れラップをして2分半加熱しておく
- フライパンに油をひきにんにくを熱し海老に塩胡椒をしながら火を入れる
- フライパンにバターを入れジャガイモを軽く炒めたらバジルソースを入れ絡める
- ジャガイモ・海老・オリーブを刺し完成です
料理のポイント
ジャガイモはレンジで加熱するため、フライパンでは味をつける程度にしてください。あまり加熱し過ぎるとさいの目の形が崩れてしまいます。バジルソースがない場合、にんにく・バター・塩胡椒で味付けしても十分に美味しいのでお好みで変えてください。
手作りピックでおしゃれ度アップ
市販のピックも可愛くおしゃれなものは沢山ありますが、自分で好きなようにオリジナルのピックを作ることでお弁当の合わせたものが作れるので、おしゃれ度もアップします。また、お子さんなどの好きなキャラクターのピックなども作ることもできるので一層楽しいお弁当タイムになります。
マスキングテープでピック
好きな柄のマスキングテープと爪楊枝で、簡単にかわいいピックをつくりましょう。テープの色などを原色などの赤・緑・黄などを使うことで、さらにお弁当にアクセントになるので使いやすいです。多めに作っておけばいつでも使うことができるので便利に使うことができます。
キャラシールでピック
シールや切抜きなどを使ってお好みのピックを作ることができます。のりや両面テープで裏表を張る合わせるだけで完成します。また、手書きの絵などもピックにできるので、みんなでわいわいピック作りも楽しくできるかもしれません。ピクニックで盛り上がること間違いありません。
アイディアでピック
アイロンビーズで作ったものを使ったり、市販のビーズやボタンなども爪楊枝や串につけるだけで簡単可愛いピックをつくることができます。プラバンなどで作った作品を使っても、オリジナリティー溢れるものが出来上がり楽しめるのではないでしょうか。