マムートとはどんなブランド?
最近はアウトドアファッションがタウンユースになることが多くなっています。防寒などの機能性はともかく、ファッション性もかなりレベルが上がっています。以前のような”アウトドア用品は少しダサい”なんてイメージはほとんどありません。今回はその中の”マムート”というブランドを取り上げます。
スイス発祥のアウトドアブランド
発祥はスイスのロープから始まりました。土地柄、防寒用品やアルプスなどの登山用品に力を入れていて、ダウンやフリース、リュックサックなどが有名なアイテムです。品質もトップクラスであると言われています。
マンモスのロゴが有名
ブランド名が、ドイツ語で”マンモス”が意味する様に、ロゴデザインはレッドの円の中にブラックの印象的なマンモスのキャラクターが描かれています。その下にレッドのアルファベットで”MAMMUT”と書かれています。これでマムートと呼びます。
フリースが有名
アウトドアブランドですから、防寒のラインアップがほとんどを占めますが、中でもフリースが有名です。保温性などの機能性は現場で培った実績があるので文句無しですし、何より、デザインやシルエットがタウンユースでもファッショナブルと好評を博しています。
マムートフリースの魅力①機能性
それでは、今回はこのフリースに注目してご紹介いたします。まずは機能性の面から見てみましょう。元々はアウトドアのブランドですし、特にウエアーは登山の時に人間の命を守ってくれるものですから、色々なノウハウを蓄積しているかと思われます。
ポーラテック社の生地を採用
ポーラテック社はあの有名なゴアテックス社と肩を並べる、世界で有数の生地メーカーの一つです。1906年発祥のアメリカ企業で、フリースをはじめ様々なアウトドア用の機能性に優れた生地をアウトドアメーカーを中心に生地を提供しています。
防寒、防風、保温に優れている
まずは防寒性です。これは間違いなし!です。まるで、”毛布”を着込んで歩いているような感じすらします。そして、風をほとんどとおしません。ファストファッションのフリースはこの辺りの機能は弱めですが、さすがアウトドアブランドです。しっかりしています。確実に暖かさを外に逃がしません。
裾から風が入りにくい
機能面でデザイン面にも配慮が行き届いています。裾の部分にヒモが付いていて、寒いときには手軽に絞り込むことが出来、風を通しにくくなっています。袖の部分にもステッチが入っていて、手首のところで少し絞るようになっていて、これも外気を入れにくくさせる配慮の一つです。
ストレッチで動きやすい
シルエットは若干タイト目になっていますが、”体型に自信が無いけど大丈夫??”という声も上がりそうですが、ご安心ください。ストレッチがしっかり効いています。ですから、少しタイト目に着てもかなり動きがいいです。激しい動きにも生地がついてきます。
毛玉になりにくい
ファストファッションのフリースは洗濯などの摩擦ですぐに毛玉になります。しかし、この生地は手玉になりにくいです。しかも毛足が長いのです。これらはポーラテック社の最高の技術によるものです。まさに数ランク上のフリースを体感できます。
マムートフリースの魅力②デザイン性
次にデザイン性です。アウトドアブランドは会社資源の投入を、どうしても機能面に重きを置きがちになりますので、デザイン性がいまいちになりがちなのですが、それも過去の話になりそうです。それでは、細かく見ていきます。
おしゃれでスタイリッシュ
昨今のアウトドアブランドをタウンユースにしようというトレンドが、アウトドアブランドも一般マーケットを意識し、デザイン面も充実しています。アウトドアメーカーも一般のユーザーもマーケットの範囲内に入れてきているのです。
タウンシーンでも活躍
マムートのフリースは暖かいのでタウンではアウター感覚で着こなす事が出来ます。しかも布帛のジャケットと比べると、軽いので肩が凝りません。ボトムをデニム系で合せればカジュアルタウンユースにぴったりです。
レディースはラインがきれい
先程少し述べましたが、シルエットは若干タイト目に仕上がっています。しかもレディースは裁断面でも気を遣っており、体のシルエットが綺麗に出るように工夫がされています。気になる着ぶくれもほとんどありません。
カラーが豊富
カラー面に関しては、ホワイト、ブラックなどのベーシックカラーは勿論、原色系のブルーやパープルなどの原色系のカラーラインナップも揃えていて様々なコーディネートが可能です。ですから、インナーにもアウターにもすることが可能です。
マムートフリースの選び方③その他
それでは、具体的な選び方について、見ていくことにしましょう。フリースといっても、デザインのラインアップが豊富に揃っています。ポイントはどの様なシーンで着用したいのかを的を絞って選ぶことです。
選び方①アクティビティで選ぶ
マムートフリースの中にシーンに合せたカテゴリーが存在します。まずは、MOUNTAINEERING。こちらは登山がベースで防寒をかなり重視したもの。二つ目は、HIKING。ハイキング用なので、若干カジュアルです。三つ目は、INSPIRED BY EIGER。こちらはタウンユースを意識してデザインされています。
アクティビティはその他に、CLIMBING(登山でも最も過酷な環境での使用を想定したもの)SKIING(文字通り、スキーでの使用を想定したものです。)アクティビティで選べばシーンにマッチしたものを選ぶ事が出来ます。
選び方②デザインで選ぶ
もう一つの選び方として、デザインで選ぶという方法です。まずは、インナー(プルオーバー)の用途で着るのか?それともアウター(ジャケット)として着るのかを想定しながら選ぶとがポイントです。
プルオーバー
プルオーバーとして着るということは、ジャケットを羽織る事が前提になってきます。ですから、一番気を遣わなければいけないのは生地の厚さです。生地が厚すぎると、着ぶくれしたり、着ていてゴワゴワしたりしますので注意してください。
ジャケット
マムートフリースは暖かいのでジャケットとして充分機能します。ジャケットとして着用するなら、これ以上上に重ねなくて良いような、生地感のものを選んでください。また、インナーを合せるので、ストレッチは効いていますが、若干余裕のあるサイズ感を選ぶようにしてください。
マムートフリースのおすすめ5選|メンズ①
それでは、メンズからお勧めのアイテムをご紹介していきます。通販でお求めの際は、Amazon、楽天、MAMMUTオフィシャルサイトなどがあります。注意したいのはサイズ表記についてです。ユーロサイズですとサイズはワンサイズ下(Lの表記は日本人サイズのM)を選ぶと丁度いいです。
ゴブリン アドバンスド ML ジャケット 1014-22991
フリースといえばこのデザインと言われるほど典型的なデザインです。”ジャケット”となっていますが、極寒の時はインナーでも着用可能です。ポイントは正面と背中はPolartecのThermal Pro High Loftという防寒性の高い生地を使用し、脇をストレッチ性の高い生地を使用しているということです。
この2種類の生地を使用することで、ボディは暖かで、運動量の多い脇の部分はストレッチ効果で、動きやすいという2つの機能性を両立させています。元々はハイキングのカテゴリーに入っていますが、シルエットも少しタイト目でカデニムなどのジュアル系のタウンユースなどでも
スペック
- 素材構成: 表地:ポリエステル96%, ポリウレタン4%
- 平均重量:500g
- サイズレンジ:XS, S, M, L, XL
- カラー:ブラック、カーキ、マーブル(オフホワイト)
ミラクル ジャケット
ジップアップタイプのジャケットです。表地も裏地も両面とも起毛していますので、とても暖かいです。”毛布を着用しているような”着心地を実感できます。胸のポケットも異素材使いでとともおしゃれです。
機能面として、ジッパーが上からでも、下からでも開く仕様になっていて、脱がなくてもちょっとした体温調節にはとても便利なジッパーになっています。カラーバリエーションもベーシックな4色展開です。
スペック
- 素材構成:ポリエステル100%
- 重量:約660g
- サイズレンジ:XS, S, M, L, XL
- カラー:ブラック、ネイビー、マーブル(オフホワイト)、ホワイト
アークティック ML ジャケット melange 1014-10394 M
スタンドカラージャケットです。縫い目がほとんど無くシームレスになっていますので、とても着やすく、薄くて軽く、ゴワゴワしないので、インナーとしても使用出来ます。無地ですが、メランジ(多色の色が混合されている生地)になっているので、おしゃれ感があります。
カラーバリエーションもベーシックなグレーに加え、ネイビー、カーキと明るいカラーがバリエーションとされているので、秋口に羽織としてライトジャケット代わりに使用出来ますし、少し寒くなればインナーとしても使用出来ます。ハイキングにも使用出来ますし、旅行になどに持っていくのも便利です。
スペック
- 素材:ポリエステル100%
- 重量:約590g
- サイズレンジ:XS, S, M, L, XL
- カラー:グレー、ネイビー、カーキ(グリーン)いずれもメランジ糸使用
トレイルラン ジャケット TRAIL Jacket 1010-23030
トレイルランジャケットとは、トレイルとは登山道や山道の意味をします。このジャケットは登山などを走ったりするときに羽織る用途に作られていいるので、防寒のみならず給水速乾性に優れています。真夏を除いて一年間着用可能です。
このジャケットの特徴は裏地が起毛されていることです。表地はほとんど起毛されていませので、スポーティな生地感です。かなりストレッチが効いるので、ピッタリした感じで着用した方が、都会的な感じがしてよいですね。胸のジッパーがアクセントになっていてスポーツ感を出し過ぎないよなデザインです。
スペック
- 素材:ポリエステル92%、スパンデックス8%
- 重量:約285g
- サイズレンジ:XS, S, M, L, XL
- カラー:ブラック、サックス(水色)、オレンジ
ロゴ トレーナー Logo ML Hoody graphite
こちら、既存のフリース製品の中では、アウトドアっぽくなく、素材も綿がメインですので、そのまま部屋着やタウンユースに使用出来そうないわゆるロゴトレーナーです。デニムのボトムに合せるのがお勧めコーディネートです。
デザインも細部に非常に凝っていて、ポケットはカンガルーポケットになっており、裾はヒモ(ドローコード)で絞りが出来るようになっています。値段も非常にリーズナブルなので、売り切れ続出です。在庫があればマストバイです。
スペック
- 素材:フェイスマテリアル42%、コットン42%、ポリエステル16%
- 重量:約548g
- サイズレンジ:XS, S, M, L, XL
- カラー:グレー(メランジ)xグリーン、グレー(メランジ)xレッド
マムートフリースのおすすめ5選|メンズ②
続いて、マムートのメンズお勧めの後半5選をご紹介いたします。通販でお求めの際は、Amazon、楽天、MAMMUTオフィシャルサイトなどがあります。注意したいのはサイズ表記についてです。ユーロサイズですとサイズはワンサイズ下(Lの表記は日本人サイズのM)を選ぶと丁度いいです。
フード ジャケット クライム 1010-23000
こちらはフード付きのジャケットです。カテゴリーがクライム(登山用)になっているのと、アウトドアブランドなので、フードといっても、かなり本格的です、デザインとしてのフードではなく、防寒機能を備えたフードになっているので、フードの奥行きが深いのが特徴です。
袖口に注目してください。普通の”筒袖ではなく”親指を差し込む部分があり、手のひらが生地で隠れる様になっている”ドローコード付き”です。これがあるので、極寒でなければ、手袋は不要です。
スペック
- 素材:ポリエステル90%、、ポリウレタン10%
- 重量:約380g
- サイズレンジ:XS, S, M, L, XL
- カラー:ネイビー、ブラック、カーキ(グリーン)
ウールフリースジャケット 1010-19801 5325
フリースの素材は基本的には、ポリエステルがほとんどなのですが、こちらはメリノウールを65%も使用しています。フリースの起毛と、ウール自体の保温性が合体して、とても暖かです。また、ウールフリースは圧縮されていて、防風性に優れています。
デザイン的には、ジップアップのポケットが胸に一カ所、ウエスト部分に二カ所あり、同系色ののアクセントカラーになっておりますので、とてもおしゃれです。裾はヒモが付いていて調節が可能です。
スペック
- 素材:メリノウール65%、ポリエステル35%
- 重量:約480g
- サイズレンジ:XS, S, M, L, XL
- カラー:ネイビー
カムエラ フーデッド ジャケット1010-24930
一見多色の糸を使った、スェードの柄に見えますが、表面はプリントで模様を付けています。裏が起毛されているので、とても暖かいニットフリースになります。キャンプの時や、普段でも車で通勤される方は、動きやすいし暖かなので重宝します。
デザイン面では、上までジップアップすると顎の所まで生地がしっかりカバーしてくれるので冬でもマフラーなしでOKです。また、ドローコード付きで、閉めたり緩めたりすることで温度調節が出来ます。(チンプロテクション)
スペック
- 素材:ポリエステル100%
- 重量:約650g
- サイズレンジ:XS, S, M, L, XL
- カラー:ダークグレー、ライトグレー
長袖 トリフト プル ロゴ 長袖 抗菌 起毛 1041-08500
表起毛したフリースTシャツで、胸の部分のMAMMUTロゴ刺繍と、首元の真ん中で交差するステッチがとても印象的です。アウトドアブランドらしく生地は抗菌仕様になっています。ちなみに、”トリフト”というのはスイスアルプスの地名です。
スペック
- 素材:ポリウレタン13%、コットン87%
- 重量:約340g
- サイズレンジ:XS, S, M, L, XL
- カラー:グレー(メランジ)、オレンジ