イカの生態を知ろう!
日本近海だけでも約130種!
イカといってもさまざまな種類のイカが生息しています。全世界でも約500種類のイカがいるそうです。大きさも1センチメートルほどのものから10メートルを超す巨大な個体までさまざまです。分類学的に見ると軟体動物の部類に入りコウイカ目とツツイカ目の2つに分類することができます。
イカの暮らし
- 出典:pixabay
イカは海にしか生息していませんが、世界中どこの海でも見ることができます。また種類によって水深1000メートル以上の深海にいるものもいれば、300メートルくらいのところにいるものまで、水深だけを見てもあらゆる深さの場所に生息しています。
何を食べているの?
イカは肉食動物ですがその種類によっても食べるものは違ってきます。より深海に生息するイカは海底にいるエビなどの甲殻類や小魚を、沖合に生息するイカは浮遊するオキアミなどを食べています。成長に伴い個体が大きくなるとサンマほどの大きさの魚を捕らえて食べることもあります。
イカの旬の時期は?
イカの種類によって異なる旬
一年を通して獲ることができるイカですが、種類によって旬の時期があります。旬を知れば美味しく食べることができるのはもちろんのこと、釣果にも影響してきます。ここでは釣りで狙える代表的なイカの旬を種類別に紹介します。
旬の時期は?①スルメイカ
別名「夏イカ」や「秋イカ」と呼ばれるように、もっとも漁獲量が多い夏〜秋が旬とされています。特に夏場にたっぷりと栄養をつけて育った初秋のスルメイカの身は甘みも強いです。肝も大ぶりなものが多く、塩辛作りにも適しています。
旬の時期は?②アオリイカ
鮨ネタとしても人気のアオリイカは漁獲量も少なくイカの中でも高級品として扱われます。釣り人の間でも大変人気があり、特に春から初夏が旬とされています。大きいものだと50センチメートルを超えるものまで釣れるそうです。