2点目のオプションアイテムはハーフインナーです。こちらも前述しましたフルインナーのテントと同じくシェルターに取り付けて使うことができ、就寝の際のスペースやその他いろいろな利用法があるかと思われます。
少し小ぶりなインナーテント
このハーフインナーは前述のフルインナーの収容人数が大人と子供2人ずつの合わせて4人程度が使用できるものであったのに対し、1人か2人程度が収容上限となっています。こちらも出入り口は2か所、蚊避けのネットも付属しています。
スペック
- 重量:1.6kg
- 素材:ポリエステル
- サイズ:160×140×180cm
二又フレーム
そして3つ目のオプションアイテムが、二又フレームになります。製品名通り二又に分かれている形状をしているフレームであり、今回ご紹介しているアイテムにとってはなくてはならない必須のオプションといってもいいほどのものです。
アレンジの幅を広げる
こちらのアイテムを付属の2本のポールと交換して使用することにより、内部にアレンジの手を加えやすくなるのです。付属のポール2本をそのまま使用すると無駄なスペースが生まれてしまいがちですが、この二又フレームでそれも有効活用できます。
スペック
- 重量:約1.6kg
- 素材:アルミ合金
Contents
ツイン ピルツ フォークT/Cの雨天時の実力は?
キャンプといえば、突然の天候の悪化で雨が降ってきてしまい濡れて困ったという経験のある方もいらっしゃるかと思われます。いつ天気が悪くなるか分かりませんので、シェルターなどにも雨天時の性能が求められています。果たしてツインピルツフォークはどうなっているのでしょう。
スカート付きで下からの水の浸入は防げる
まず、このシェルターには幕体の裾にスカートが付いています。上からは防げても下から浸水してきてしまうということも考えられますが、ツインピルツフォークであればスカートが水の浸入を防いでくれるので心配は要りません。
耐水圧低めでもポリコットンの性質で雨をガード
実は素の耐水性能はそこまで高くはありません。ポリコットンが使われているモデルは大抵耐水圧が低めになっていますが、実は雨などの水を吸ったときに繊維が膨張し、雨が侵入するのをガードしてくれるようになっていますので実用上問題はありません。
シームシール加工はないので予め対策を
生地と生地の継ぎ目に手を加えることでその隙間からの水の浸入を防いでくれるのがシームシール加工です。しかし、この加工がツインピルツフォークにはされていませんので、雨の対策をしたいというのであればあらかじめアイテムを使っての対策が必要となります。
シームグリップ
ということで、補修用のアイテムであるシーム剤を活用しましょう。おすすめなのはキャプテンスタッグの「シームグリップ」で、粘着力の強い膜を張ることで雨の侵入を防げ、また万が一でも損傷している場合応急処置ができます。
雨で濡れたときは乾燥させてから収納
最後に、もし雨で実際に濡れてしまった場合には、必ず本アイテムをしっかり乾燥させてから仕舞っておくようにしましょう。ポリコットンという素材は元々濡れた時に乾きにくい性質がありますし、濡れたままで手をかけず放置しておくとカビを発生させる要因となってしまいますので、気をつけましょう。
こちらも注目のツインピルツフォークバリエーション
このようにツインピルツフォークというアイテムは雨が降ってきてしまったとしても防水性能を発揮し、シームの加工がない所はアイテムを活用したり、濡れた後にはしっかりと乾燥させることで長く使うことができます。しかし、実はラインナップされていたのはこのポリコットン性のモデルだけではありませんでした。
ツインピルツフォーク【ポリエステル素材】
ポリコットンを素材に使用したモデルの前には、コットンではなくポリエステルオンリーを素材に使ったモデルがラインナップされていたのです。現在はポリエステル製のものは存在していませんが、こちらがベースとなって今のポリコットン製のモデルがあるのです。
コットンにこだわらないのならアリ
ご紹介しました通りコットンが使用されているT/Cの方のモデルでは、耐水圧の性能が少々低めになっています。コットンの素材の性質が関係しているのですが、ポリエステルオンリーのモデルであれば耐水性能はコットンを使ったものよりも優れているため、雨の日のことを考えるとこちらが有利となります。
スペック
- 重量:約6kg
- 使用時サイズ:630×355×210cm
- 収納サイズ:65×25×25cm
- 素材:ポリエステル
- 付属品:ピン、ペグ、張り綱、収納袋
ツインピルツフォーク ブラック【コラボモデル】
そしてもう1つのモデルが、他社とのコラボモデルになります。こちらはカナディアンイーストというスポーツ用のウェアを取り扱っているブランドとコラボしたモデルで、カラーリングがブラックとなっていますが見た目以外にも従来モデルとは異なった点があります。
UVカットやオリジナリティという付加価値
まず本来のモデルはコットンの白に近いカラー、コラボモデルはブラックということでカラーリングが異なっているのはご紹介しました通りですが、それ以外にもUVのカット機構やカナディアンイーストとのコラボモデルというオリジナルのツインピルツフォークには無い付加価値があるのです。
スペック
- 耐水圧1,800mm
- 重量:約7kg
- 付属品:ピン、ペグ、張綱、収納袋
ツインピルツフォークシリーズのグランドシートは?
スカートがあるために雨が降ってきてしまった際も安心して過ごせるツインピルツフォークですが、通常のテントなどと一緒に持っていくグランドシートもスカートがあるからと言って欠かすことのできないアイテムです。
インナーを使う場合はあった方が便利
グランドシートは、オプションアイテムであるフルインナー、もしくはハーフインナーなどのインナーテントを使用するのであれば、使った方が当然便利となります。直接地面に置いて汚れたりすることもありませんので、いろんな意味でおすすめできます。
ツインピルツフォーク フルインナー用
そして、小川テントからはフルインナーテント用のグランドシートが販売されています。素材にPVCを使用しており、耐水は10000mmまでと雨に非常に強く、また単純に濡れたり泥で汚れたりといったことからインナーテントを守る役割もきっちりと果たしてくれます。
スペック
- 素材:PVC
- シートサイズ:長辺310cm
- 適応テント:ピルツフォーク フルインナー
- 固定部:ハトメ、ショックコード、フック
- 付属品:収納袋
- 収納サイズ:40×30cm
- 重量:約2.8kg
ツインピルツフォークT/Cで快適なキャンプを
小川テントのツインピルツフォークというシェルターについて、性能や魅力、オプションアイテムなどをご紹介しました。実際に使用してみるとこのアイテムの素晴らしさが分かるかと思われますので、興味のある方は是非一度テントと一緒に使ってみてください。