ここまでの記事を見て、「ヘチ釣りをやりたい場合は専用の竿ではないとできないのか?」と思った人もいるでしょう。実際にはそんなことはありません。というわけで専用の竿以外でどの竿が向いているのかをまとめてみました。
メバルロッド
メジャークラフト「FCS-T732Lメバル」です。こちらの竿はヘチ釣りに必要になる十分な長さがあり、魚のあたりを感じ取るための適度な張りが備わっているので、十分にヘチ釣りを楽しむことができるでしょう。
スペック
- 全長:2.22m
- 継数:2本
- ルアー重量:0.5g〜7g
- 適合ライン:1.5Ib〜6Ib
- アクション(調子):ファースト
- 価格:2019/3/5現在で¥6,271
エギングロッド
シマノ「ソアレBB S800LT」です。このロッドは竿の先端の調子がヘチ釣りにも適しているので、こちらのロッドも同様でヘチ釣りに代用しても良いでしょう。また重量も軽いので腕に負担もかかりにくいです。
スペック
- 全長:2.44m
- 継数:2本
- 仕舞寸法:124.7cm
- 自重:88g
- PE適合ライン:0.2号〜0.8号
- ナイロン適合ライン:2Ib〜6Ib
- カーボン含有率:86.9%
- 価格:2019/3/5現在で¥11,185
中古のヘチ竿を購入する際の注意点!
出来るだけお金をかけたくないから中古の竿にしようと思っている人もいるでしょう。しかし購入した後に次々と不具合が見つかる可能性もあるのです。この見出しではそんな中古の竿を購入するときの注意点をまとめてみます。
ガイドのリング
竿の全体に目がいきがちですが、ガイドのリングの部分をしっかりと確認しましょう。ガイドのリングが割れていたり、ヒビが入っていたり、もっとひどいものはリングがついていない部分があったりします。
ブランクス
ブランクスとは竿の本体のことです。こちらもガイドと同じでヒビや傷にしっかりと注目しましょう。あと見逃してはいけないのは「竿のコシ抜け」です。コシ抜けというのは本来持っている竿の張りがなくビヨンビヨンと鞭のように柔らかい状態のことを言います。このような竿は避けましょう。
修理跡
おそらく一番見逃しやすいものでしょう。実は中古で買う時に商品の状態がどうなっているかの情報があるのですが、この情報の中に修理跡が載っていないことがあるので、十分に確認してから購入するようにしてください。
ヘチ釣りで釣れる魚って?
ヘチ釣りは主に黒鯛を狙う釣りになりますが、もちろん黒鯛以外の魚が釣れることもあります。ターゲット以外の魚のことを「外道」と呼んだりしますが、この見出しではその「外道」と呼ばれる魚をいくつか紹介をしていきます。
スズキ
こちらの魚もかなり大型の肉食魚として知られています。昔は高級魚としても知られていて大きなものになると全長で80cmほどに成長し、引きは強烈で驚くほどとは言えませんが釣り人を楽しませてくれるような引きを堪能させてくれるでしょう。