カンパチの旬っていつ?養殖と天然の旬の違いについて紹介します!

外見からの違いでいうと、カンパチの方が平たく、ブリは丸い楕円形をしています。ヒレの形や色などを比較すると、カンパチは黄色いのが特長です。味については好みがあるので、なんとも言えないですが、カンパチの方がやや硬く、コリコリとした食感をしています。

どちらも新鮮な刺身は生臭みもなく、とても美味しいです。刺身の色は、ブリは色素が多いので身が赤っぽく、血合いの色も濃くなっています。ブリについての記事はこちらでまとめていますのでご参考ください。

ヒラマサとの違い

ヒラマサはブリとよく似ています。比較すると魚体の色が、青っぽく、黄色っぽいカンパチとは全く違います。他にも、ヒラマサは、顎の形が湾曲しています。刺身にすると、ヒラマサも歯ごたえがあり身の旨味が味わえますが、カンパチの方がややあっさりしていて上品な味をしています。

カンパチの養殖が多いわけとは?

最近では、養殖が盛んに行われていて、スーパーなどで見かけるほとんどが養殖ものです。鹿児島県を中心に盛んに行われていますが、養殖に適している理由についてご紹介します。

成長速度が速い

養殖に適している理由の一つとして、他の魚類に比較して成長するのが速いため、出荷までの時間が短いことが挙げられます。6月に1.2~1.5kgだったものを、9月~12月には3.3kg前後までに成長させ、出荷しています。

養殖で有名な鹿児島県では高水温期が適しているため絶好の場所です。養殖期間はハマチより短く、効率的に生産できることで魚価は高価なものからリーズナブルなものへ下がりました。

育てやすい

病気などにも強く餌をよく食べてくれるので育てやすいことも一つの要因として挙げられます。手があまりかからず、餌をよく食べるのが、成長速度に関係しているのもあり、養殖に適しています。

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