シャコの美味しい食べ方まとめ|特徴や調理時の注意点、おすすめレシピも!

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定番でかつ簡単なシャコの調理方法といえば、塩茹でです。甘みと旨みを贅沢に味わうことができるので、こちらでは美味しい塩茹での方法をご紹介をしたいと思います。オスメスの見分け方も一緒にご紹介しますので、ぜひ実践してみて下さい。

茹でる前に氷水で締めよう

いきなり鍋に放り込むのはNGです。茹でる前にまず氷水でしっかりと締めましょう。これは一旦仮死状態にすることによって、茹でた時に身がプリプリとして美味しくなり、殻も剥きやすくなります。面倒ではありますが、美味しく茹でる為のコツですので忘れずに行いましょう。

シャコは沸騰したお湯に入れよう

氷水で締めたあとは、いよいよ茹でていきますが、煮立っていない水の状態から入れるのはNGです。お湯がしっかり沸騰してから入れ、7〜10分を目安に茹でて下さい。あまり茹で過ぎると身がパサパサになって味が落ちてしまうので茹で時間にも気をつけましょう。

コツはしっかり目の塩

茹で方のポイント3つ目は塩加減です。鍋に入れたお湯に対して海水とほぼ同じ3%程度の塩を入れて茹でて下さい。目安としては水1リットルに対して塩30グラムです。しっかりと塩を加えることによってシャコの甘みが引き立つので押さえておくと良いです。

オスとメスで違った味を楽しめる

塩茹でのポイントを踏まえたところで、実はオスとメスでも味に違いがあります。産卵期のメスはお腹にカツブシという卵を蓄えており、卵のコリコリとした食感がたまりません。一方オスはメスに比べて身が大きいのでシャコの肉感を味わうならオスを召し上がるのがオススメです。

オスとメスの見分け方

食べ比べしてみたいという方にオスとメスの見分け方を伝授します。シャコを仰向けにひっくり返した時に前脚が3本ついていますが、その3本目のちょうど真ん中付近に触角のような小さな脚が2本ついているのがオスで、ついていないのがメスです。また、卵をお腹に蓄えているのはメスのみです。

動画で茹で方を見てみたい方はこちら

シャコの塩茹では簡単に手軽にできますのでぜひ購入して実際に味わってみて下さい。ちなみに食べる前に一度動画をみてみたいという方は、塩茹でを調理して食べる内容がYouTubeに上がっています。実際に見てみたいと思っている方がいましたらこちらを視聴して興味を持ってもらえると幸いです。

シャコを上手に剥く方法

茹で終わった後は、いよいよ殻を剥いていきましょう。エビの殻剥きとはまた違ってシャコの殻剥きは少しコツがあります。コツさえ掴めば誰でも簡単に処理することができますので、その方法をお教えしたいと思います。文章だけじゃわからないという方の為に、殻剥きの動画もありますので合わせてご紹介します。

キッチンバサミで簡単殻剥き

まずシャコの頭部をご家庭に置いてあるキッチンバサミで切り落とし、胴体部分だけが残るようにします。次に胴体部分の殻の両側を足の付け根が残らないように注意しながらV字に切り落としていきます。最後に残った上と下の殻を丁寧に剥いていけば完了です。

コツは大胆に切ること

胴体部分の両サイドを切り落とす時に重要なのは、裏側のヒレの大体真ん中を目掛けて切ることです。もったない精神が発動して切り落としが甘いと、上下の殻を剥く時に剥がれにくくなってしまいます。多少身が小さくなるのを覚悟で大胆にカットするのがベターなので押さえておきましょう。

動画で殻剥きを学びたい方はこちら

文章だけだとイマイチ分かり辛いという方には、こちらの動画でもキッチンバサミを使った殻剥きを紹介していますのでぜひ参考にしてみて下さい。手元に近いところで撮影されており、非常に見やすいのでイメージしやすいのではないでしょうか。

お箸1本で剥くことも出来る?

キッチンバサミよりもさらに手早く剥く方法として、お箸1本をシャコの殻と身の間に突っ込んで一気に剥いてしまうというテクニックを持つ地元の方もいます。しかしこれは初心者には難しく、慣れていないと身がボロボロになって綺麗に仕上がりませんので、あまりオススメはしません。慣れてきたら挑戦してみても良いかもしれません。

残った頭と殻からは出汁が取れる

殻剥きで残ってしまった頭部と殻ですが、そのまま捨ててしまうのは非常に勿体ありません。残った殻からは旨みのある非常に良質な出汁が取れますので、煮込んで味噌を加えれば美味しいシャコの味噌汁が作れます。ぜひ塩茹でと一緒に試してみて下さい。

シャコのおすすめレシピを紹介

シャコの美味しくなる茹で方の方法や殻剥きの方法についてご紹介してきました。塩茹で以外にも美味しく食べられるレシピがございますので、ここからはオススメの絶品シャコ料理について3つご紹介したいと思います。

シャコのおすすめレシピ①:シャコのアヒージョ

1つ目はアヒージョです。オリーブオイルとにんにくを煮込んで作るスペイン発祥の代表的な料理です。マッシュルームや牡蠣などを一緒に煮込んで食べるのが一般的ですが、シャコをメインで作るアヒージョも絶品です。

調理のポイント

非常に簡単な料理なので特にコツらしいコツはありませんが、オリーブオイルに塩とバターを加えますので下準備として行うシャコの塩茹では、塩加減を少し控えめにするとちょうど良く仕上がります。

料理の材料

  • シャコ:10匹程度
  • オリーブオイル:80cc〜100cc
  • にんにく:1かけ
  • 鷹の爪:ひとつまみ
  • ミニトマト:お好みの量で
  • バター:10g〜15g
  • お塩:少々
  • 2人分の材料です

調理方法

シャコは塩茹でしておきます。オリーブオイルを入れた鍋に、にんにくのみじん切りと鷹の爪を加え弱火にし、にんにくが泡立ち始めたら塩とバターを加えます。最後にシャコとミニトマトを加えて完成です。

シャコのおすすめレシピ②:シャコのペペロンチーノ

次にご紹介するのはペペロンチーノです。パスタの定番料理ですが、このレシピは前回ご紹介したアヒージョを加えて作るペペロンチーノです。シャコの旨みが染み出した絶品の一皿ですので、ぜひ作ってみて下さい。

調理のポイント

シャコのアヒージョの残りを使用して作るペペロンチーノですので、アヒージョを食べた後の〆として作るのが良いと思います。パスタの茹で時間は記載されている時間通りに茹でてもらって構いません。

料理の材料

  • シャコ:6匹程度
  • シャコのアヒージョの残り:大さじ3杯
  • 鷹の爪:ひとつまみ
  • ブロッコリー(小さめ):1個

調理方法

シャコとブロッコリーは茹でておきます。アヒージョの残り汁をフライパンに入れ、鷹の爪を加え弱火に火を入れます。通常の時間で茹でたパスタを加え混ぜた後、そこにブロッコリーとシャコを加えれば完成です。

シャコのおすすめレシピ③:シャコ飯

3品目のオススメレシピは、炊き込みご飯「シャコ飯」です。良質な出汁が出ますので、炊き込みご飯との相性はとてもバッチリです。簡単にできますので、ぜひレシピを参考に出汁の旨みを存分に味わってみて下さい。

調理のポイント

3ステップ程の工程で作れてしまう簡単料理なので、誰でも気軽に作ることができます。お水の量が多すぎてご飯がべちゃべちゃになったり逆に少なすぎてご飯が硬くなったりしないように注意しましょう。

料理の材料

  • シャコ:6匹程度
  • お米:2合
  • 生姜:20g
  • 醤油:大さじ2杯
  • 日本酒:50cc
  • お塩:小さじ1/2杯
  • お水:2合弱
  • 2人〜5人分の材料です

調理方法

シャコはあらかじめ塩茹でをして粗熱を取っておきます。炊飯器にお米、お水と調味料を加え、シャコと生姜の細切りを散らします。お米を炊き上げ、シャコを一旦取り出しご飯をさっくりと混ぜたらご飯に戻し3分程蒸らして完成です。

捕獲から調理まで!シャコ動画投稿YouTuber3選!

こちらではYouTubeにてシャコにスポットを当てて、思考を凝らした面白い動画を投稿しているYouTuberの方々を3組ご紹介したいと思います。一見の価値ありですので、ぜひ実際にご覧になって楽しんでみて下さい。

釣りよかでしょう

釣り系のYouTuberとして人気が高いのは、佐賀県を中心に川釣りや海釣り、魚調理の動画を投稿している「釣りよかでしょう」の方々です。釣り好きメンバーが集まって様々な角度から釣りの魅力を伝えており、シャコ関連の捕獲・調理動画も幾つか投稿されています。

TOMIKKU NET

料理系や商品紹介、ペット動画など幅広い動画とオリジナリティで人気の高い「TOMIKKU NET」のトミックさんもオススメです。ジャンルにとらわれずに様々な思考を凝らした動画をあげている方で、シャコの打撃に関する実験の投稿をされており、非常に個性的で面白いです。

きまぐれクック

魚捌き系YouTuberといえば、「きまぐれクック」の金子さんは非常に人気が高いです。素人とはとても思えないような腕前で巨大な魚を捌く動画は必見です。シャコを調理して食べる動画も投稿されていますので、興味のある方は一度ご覧になってみて下さい。

シャコは手軽な食材、色々使って美味しく食べよう!

市販でも普通に手に入る食材ですので、ご紹介した調理方法を駆使してぜひ味わってみてはいかがでしょうか。痛い打撃には気をつけなければいけませんが処理は簡単ですので、美味しいシャコをぜひ召し上がってみて下さい。

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