カンパチは刺身が絶品!切り方や気になるカロリー、おすすめ刺身レシピも!

魚の中でも、比較的カロリーが低い方に入ります。似たようなカロリーの魚を挙げると、マグロの赤身、ひらめ、ずずき、あじなどです。反対に、カロリーが高いネタは、トロ、さんま、ブリ、はまちなどの脂に特徴があるものが上位にきます。

カンパチ名前の由来は?

そもそも何故カンパチと呼ばれているかご存知でしょうか?答えは、正面からこの魚の顔を見るとわかるかもしれません。目の上にある、斜めの帯模様が漢字の「八」に見えることが名前の由来です。目と背びれの間に八の字があるように見えるので、間八(カンパチ)と呼ばれるようになりました。

カンパチの捌き方

一般家庭のまな板からはみ出るかもしれない位の大きさの魚なので、慣れていないと捌くのが大変そうだと感じる方が多いと思います。しかし、捌き方は普通の魚と同じように三枚おろしです。切れ味の良い包丁を用意して、手順通りに丁寧に作業すれば、上手く切り分けることができます。

カンパチの捌き方:手順①

まず最初に下処理をしっかりと行って、臭みの元を断ちましょう。シンクの中で、たわしを使ってぬめりや汚れを洗い落とします。ぬめりがあると身に臭みがついてしまうので、丁寧に落とします。その次に、うろこを落としていきます。包丁やうろこ取りを使用してうろこを残さないようにします。

カンパチの捌き方:手順②

丁寧にぬめりとうろこを処理したあとは、頭を落とす作業に入ります。えらぶた部分に刃先を入れて、腹びれ辺りから背中に向かってバッサリと切っていきます。片側を切ったら、次は反対側です。両側を切ると、頭が外れます。

カンパチの捌き方:手順③

尻の肛門部分から包丁を入れて、腹を切って内臓を取り出します。そして、内臓をかき出したら、中骨の血合いを、包丁の先等で傷をつけてから取り除いていきます。この時に、指で取る他にブラシのようなものがあると、血合いがとりやすいです。ある程度とったら、水で洗い流します。洗った後は、ふきんなどで水気をよく取ります。

カンパチの捌き方:手順④

水気を切って綺麗な状態になったら、まな板の上に乗せて下さい。そして、胸びれ、腹びれ、かまを切り落とします。腹、尾の手前、背中の順で身を回転させながら、中骨に沿って切れ込みを入れていきます。この次に、腹を手前に向けて中骨の関節を切って片身を剥がします。

カンパチの捌き方:手順⑤

片側を切り取ることができたら、次は残った半身を骨から外す作業です。背中から、中骨に沿って包丁を入れていきます。続けて、尾の手前、腹方向から中骨辺りに切れ込みを入れていきます。終わったら、中骨から関節を切って身を取り出せば完成です。

カンパチの捌き方を動画で見てみよう!

捌き方を学びたいときに、動画があると覚えやすいです。プロの料理人の手さばきや工程を見ることができるので、非常に勉強になります。実は、人によって手順が変わるような奥深さがあるので、何通りか目を通してみるのも面白いかもしれません。

NEXT カンパチの刺身の切り方