ゴープロは小さくても万能な「アクションカメラ」の代名詞
小型のカメラとしての認識は強いアイテムですが、どんな撮影ができてどういった操作方法で操るのかといった詳しいところまでは分からない人も多いでしょう。まずは簡単な撮影の種類から紹介します。
静止画の撮影
カメラなので静止画の撮影を可能としますが、撮影にも各種モードがありシーンに合わせて使い分けることで絶景の撮影を可能としています。通常の撮影以外に搭載しているモードは、連射モードや夜間撮影モード。連射は速度調節まででき、夜間撮影は長時間露光撮影などシャッタースピードの調節のもと夜間の景色に適したモードです。
動画の撮影
動画撮影は通常の撮影以外にも、本体内蔵の魚眼レンズをし使用して非常に広い範囲を一度に撮影可能になります。高角モードでは魚眼レンズを通してみているかのような歪んだ映像を見ることができ、魚眼無効にすると魚眼使用時よりも範囲は狭くなるものの、歪みなしで撮影できます。
タイムラプスの撮影
タイムラプスは、今や馴染みのある機能となりましたが、一定の間隔で静止画を撮影後、その画像をつなぎ合わせて再生する機能になります。ゴープロにも搭載機能で、まるで高速再生をしているかのような動画を見ることができるモードです。
ゴープロで撮影!必要なものは?
色々な撮影を可能として撮影したものを見るだけでなく、撮影自体も楽しませてくれるアイテムだとわかりましたが、しかしカメラ一つで撮影が可能というわけではありません。ゴープロ使用に際して必要になる周辺アイテムについて紹介しましょう。
ゴープロのバッテリー
撮影に必須といえば、まずはバッテリーの準備です。購入時はそのほとんどが半分も充電されていない状態なので、しっかりと充電しましょう。充電には、付属のUSBケーブルで可能なので、オプションを購入する必要はありません。
内蔵バッテリーをフル充電させましょう。長時間撮影を行ってバッテリーが足らない心配があるのであれば、予備を用意することもおすすめです。
microSDカード
ゴープロの撮影には、特性上高画質の画像を撮影保存するためmicroSDカードが必要となります。動画ファイルなどは非常に容量が大きくなるので必須です。カードを選ぶ際には、可能であれば転送速度も気にしておきましょう。ファイルサイズの大きなデータを保存するのでカードも高性能であれば、高速転送を可能とします。
専用アプリ
ゴープロだけでも撮影は可能ですが、遠隔操作やモード切替とアプリを介しての操作を可能とするので、より利便性を上げることも可能です。専用アプリはiOS端末とandroid端末それぞれであるので、それぞれダウンロードの元、ゴープロと接続することで利便性を上げることができます。
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ゴープロで撮影!あると便利な代表的アイテムは?
撮影を行って自分好みのシーンを撮影する楽しみがあるわけですが、準備必須なものは把握できたところで、これがるとさらに撮影に便利といわれるアイテムも紹介していきましょう。周辺機器を整えておくと当然より自分好みのシーンを撮影できるので、準備ができるのであればおすすめです。
ミニ三脚・ポール
撮影の代表的お供といえば三脚やポールです。ゴープロ自体がそもそもそこまで大きなものではないので、これらアイテムも小型でコンパクトなものになりますがあると非常に便利です。特に手振れなどが気になる人や、しっかりと固定して撮影したい人には、柔軟に足を曲げられるミニポールなどあると便利です。
防水ケース
撮影時使用の、レンズを遮ることのない防水ケースもあると便利です。水中での撮影や、水上でのアクテビティの撮影などアクション中の撮影をしてみたいという人にはあったほうがいいおすすめアイテムでしょう。防水ケースにも種類が豊富なので自分に合ったものを選ぶといいでしょう。
シーン別固定器具
撮影シーンに対応した固定道具もあると便利です。ミニ三脚などでも固定はできますが、アクション中の撮影には向きません。自転車への固定や車への固定、自身の体への固定や時にはペットへの固定と様々な種類の固定器具があるのでチェックしてみると面白いです。
バッテリーチャージャー
急なバッテリー切れが心配になる場合があります。特にバッテリー持続時間が長いものではないので沢山撮影していたら予備のバッテリーもなくなってしまう心配もあります。超j間充電できる環境がないのであれば、小型のバッテリーチャージャーを用意しておくと安心です。
ゴープロの使い方①まずやっておきたい設定
撮影時に必須となるものやあると便利なお役立ちアイテムを紹介してきましたが、撮影前にやっておきたい設定があります。しかし、初心者の方にはどんな設定があってどうやって行えばいいのか見当つかない人もいるでしょう。設定方法について把握していきましょう。
画質
画質設定はゴープロの最大の魅力を引き出す設定でもあります。より高画質なものを撮影したければ4Kといった画質に設定するといいでしょう。しかし、その反面バッテリー消費も激しくなります。常に超高画質を求めないのであれば1080という数字で設定をしておきましょう。画面設定から操作できます。
コマ数
画質を設定後はコマ数についてです。これは1秒間に撮影されるフレームレートのことですが、30fpsであれば1秒間に30枚撮影するということになります。動画の撮影時に大きくかかわる設定ですので、より細かい動きの撮影やなめらかな撮影をしたいのであれば、より大きな60fpsという数字に切り替えるとよいでしょう。画面下の数字を触ると画質同様操作可能です。
充電&セットしたら準備OK
最後に充電とセッティングです。付属ケーブルで充電後専用のマウントにセッティングを行います。撮影シーンによってセッティング場所は異なるので、説明書をよく読んで指示通りの場所にセッティングし、正しく取り付けてください。
ゴープロの使い方②電源を入れて録画!
撮影前設定を終えたところで、いざ撮影です。次は撮影に向けて電源を入れて録画をしていきましょう。簡単操作で決して難しい手順はないのですが、初めて触るときはどう操作していいかもわからないもの。録画手順を紹介していきましょう。
電源ボタンを長押しでON
録画開始にはまず電源ボタンを押して電源を入れましょう。ボタンは本体側面にあり、3秒間長押しをすることで入れることができます。長押ししていると「ピピピ」という起動音がなりますので、電源が入った合図になります。一瞬押しただけでは反応しないので、しっかり長押しする必要があります。
撮影開始・終了もボタン1つ
実は本体には電源ボタンと撮影開始ボタンの二つしかありません。そのため、撮影も非常に簡単スムーズで行うことができ、本体右上の撮影ボタンを押すだけで動き始めます。撮影開始時には「ピ」という音が鳴ります。終了時も同様にボタンを押すだけ。これが撮影までの一連の流れになります。
ゴープロの使い方③動画と写真の切り替え
電源オンから撮影まで一連の流れを把握しましたが、肝心の動画と写真音切り替えなどがまだ分かっていません。本体のどこにも切り替えのスイッチは見当たらないし操作方法を知らないと手間取ってしまいます。そこで切り替えの手順もお伝えしていきましょう。
ボタンではなく画面をタッチ
まず電源オンと撮影開始以外の操作について抑えておかなければならないのが、専用のボタンがなく画面操作で行うということです。スマホを操作する時の様に、画面をタッチして切り替えるのです。画面左下にカメラのマークがありますので、そこをタッチすると写真、動画、タイムラプスとモード切り替えを行うことができます。
スワイプ操作でもOK
タッチ機能で操作を快適にしていますが、各種操作はスワイプでも可能としています。スワイプ操作とは上下左右にスライドするよに指を動かすこと。この操作で撮影した画像もスムーズに見ることができますし、設定時にも簡単に切り替えができる仕組みです。
撮影した映像・画像の見方
撮影後、映像や画像を確認したいという時には、上記紹介を行ったスワイプ操作で簡単に見ることができます。ディスプレイ下から上にめがけてスワイプすると一覧が表示されます。各サムネイルをタップすると拡大表示され、動画であれば音と共に再生されます。撮影後の確認も簡単に行えるでしょう。
ゴープロの使い方④タイムラプス撮影をする
通常の撮影に関してはチェック方法もわかり、後は好きなシーンを撮影するだけです。しかし、魅力の一つであるタイプラプスについてはまだまだ触れていません。設定方法から撮影、そしておすすめのシーンと撮影種類まで詳しく紹介し、ベストショットを残すためにポイントを把握していきましょう。
タイムラプスモードに設定
通常の写真や動画撮影同様に切り替えは左下のカメラアイコンでできます。また、画面をスワイプすることでタイプラプスモードに移行可能です。移行したら、基本設定として右上の設定アイコンから、インターバルと解像度の設定を行いましょう。
インターバルは何秒間隔で撮影するのかの設定です。秒数感覚が短いほどなめらかになります。また、解像度は通常写真と同様ですが、画面サイズも異なります。4Kの場合横長の映像になり、一般的な画面サイズを希望の場合は2.7Kの撮影を選びます。
三脚を固定して撮影
撮影において基本的にひつようになることは三脚での固定です。綺麗に取るコツとしては本体が撮影中に動かないこと、ぶらないことが必要なためです。ミニ三脚などを使用して固定した後で動かないことを確認し、撮影を開始しましょう。
タイムラプスには3種類ある
タイプラプスには通常のタイプラプスビデオの他、タイムラプス写真、ナイトラプス写真の3種類が存在します。タイプラプスビデオは撮影後そのまま自動的に動画にしてくれ、スマホに搭載されているものと同様な使用感になります。それに対して他の二つは、静止画を撮影し、後程編集ソフトで動画にする作業が必要となります。
タイプラプスビデオやタイプラプス写真の撮影におすすめのシーンとしては、比較的明るい時間帯で時間の流れで変化するものを対象とするときれいに撮影できます。より上級者向けであれば、編集を重ねられるタイプラプス写真はおすすめです。ナイトラプス写真では、通常よりも光を多く取り込めるので夜景や星空を撮影する場合に適しています。
ゴープロで撮りたい!おすすめ撮影スタイル
撮影の方法とタイプラプスに適したシーンなど基本的なことが把握できたところでいよいよ撮影をという時ですが、実はよりおしゃれに撮影できる方法があるのです。インスタなどで話題になっているおしゃれな撮影スタイル、おすすめスタイルというものがあるので、よりきれいにかっこよく取るためにも押さえておきましょう。
自撮り撮影
自撮り写真は良くスマホなどでも使われるスタイルですが、ゴープロでもおすすめのスタイルです。というのも、スマホよりも広画角で自撮りをすることができます。自分だけでなくバックに風呂がる景色も合わせて撮影できるので、町の賑わいやきれいな景色も合わせて撮影できるのです。
また、スマホに比べてゴープロの方が逆光に強いという特性も持っています。スマホでは逆光の場合白くなって何が映っているのかわからないようなシーンでも、このアイテムならばはっきりと映すことができるでしょう。
ダイビング撮影
ダイビングもおすすめ撮影スタイルです。そもそもスマホを持っての撮影が難しい場所も多い中、ゴープロであれば簡単に撮影できます。こちらも魚眼無効の機能をつけば、スマホ以上の広い画角でダイナミックなシーンを撮影可能です。実際に見ている水中の景色よりも実は小さい魚たちなど、これまでに味わったことのない景色を見ることができます。
ペット目線撮影
先述したシーン別の固定器具にはペットに固定できるアイテムもあります。そんなものを用いればペット目線で景色を見ることも可能になります。スマホではそもそも固定がうまくいくものが少なく、また体に装着するので振動でブレが生じうまく撮影がかないません。しかし、ゴープロであればペット目線で生活を体験することができます。
スポーツ撮影
各種スポーツのアクション中ベストショットもおすすめの撮影スタイルです。最近ですとPOVショットといわれる、足や手をカメラ内に入れてまるで本人視点で見ているかのような撮影をするスタイルもあります。スマホでは、こういった工夫も難しいですが、ダイナミックなアクションをまるで自分がしているかのような撮影ができるのでおすすめです。
ディズニー撮影
ディズニー撮影スタイルもおすすめと定評があります。ディズニーでは自撮り棒について厳しくルール決めがされており、サイズ次第では持ち込みも禁止です。しかし、スマホの場合自撮りをするのであれば、ある程度の高さまで掲げないと自分と景色を合わせて取ることが不可能です。
そこでゴープロであれば、ハンディサイズのアタッチメント程度の大きさでも、高角機能で周囲の景色も含み撮影できます。臨場感あふれるシーンが撮影できるというわけです。もちろん、ディズニー内にハンディサイズのアタッチメントの持ち込みは許可されているようなので、できる技です。
ゴープロで撮影!その他おすすめシーンは?
その他ゴープロならではのオススメのシーンも紹介していきましょう。撮影に少し工夫を凝らせば、希望を叶えてくれるようなシーンを撮影できるのがこのアイテムの魅力です。先述したおすすめのスタイル以外にもまだまだ使用者次第で最高のシーンを収めることができるでしょう。
旅行やドライブのお供
旅行やドライブのお供に用いても最高です。特に通常の撮影とは違い、数秒おきに自動でシャッターを切るように設定して置き、ダッシュボードやカバンなどに取り付けておけば後からダイジェストで旅行を楽しめる動画やアルバムにも鳴ります。
インスタグラムとの相性も最高
インスタグラムとの相性が抜群なのは、ゴープロブームを見てみると数多くの写真がインスタグラムに上がっているのでわかると思いますが、その相性の良さが伺うことができるでしょう。単純な撮影はもちろん、スマホでは答えられない使用感やアレンジもゴープロならば答えてくれます。そんな機能がインスタグラムとの相性をさらに貯めてくれています。
ゴープロのおすすめモデル「HERO5・6・7」
撮影方法やおすすめのスタイルなどゴープロを使用するにあたっての基本的な情報を抑えることができました。撮影が快適に、よりおしゃれな撮影ができることはわかりましたが、店頭に行くといろいろとモデルがあり、どれを選んでいいか分からない人も多いはずです。そこでおすすめモデルをピックアップしましょう。