まずは定番!マグロの漬け丼のレシピ
「握りや刺身で食べるよりも好き!」と言い切ってしまう人も多くいるほど漬け丼は大人気メニューです。ふっくら炊き上がったご飯と、タレに漬かったしっとりした刺身との相性の良さは皆さんもうご存知のことかと思います。まずはそんな漬け丼のスタンダードレシピを調理のポイントとともに見ていきましょう。
材料 2〜3人分
- マグロのサク 200g
- 醤油 大3
- みりん 大1.5
- 酒 大2
- 大葉 適宜
- 焼き海苔 適宜
料理のレシピ
- 鍋にみりん、酒を入れて沸騰させアルコールを飛ばします
- 続いて醤油を入れて再び煮立ったら火を止め、ボールに移し冷まします
- 刺身用に切ります
- 漬けタレに入れて5分〜60分漬けます
調理のポイント①切り方は?
刺身用にカットする方法もあれば、ぶつ切りにすることもあります。食感が大きく変わるので好みに合わせましょう。ただしぶつ切りは厚みもあるので味の入りは刺身用に比べて時間がかかるので急いでいる時には適しません。なお鮮度にもよりますが漬けにすることで保存期間は生の状態から約2日ほど伸びます。
調理のポイント②漬け時間は?
漬け時間が短ければ刺身に近い食感に、長ければねっとり感が出ます。味の入り具合も反映されるので味見をしてみてちょうどいい頃合いを見つけましょう。また漬かり具合は、ある一定の置き時間を超えるとそれ以上にはなりません。
調理のポイント③タレを火にかける理由
酒、みりんを一度沸騰させることで酒の香りやアルコール分を飛ばすことができます。中にはこの工程を省くレシピもありますが、酒が苦手な人やお子さんがいる場合などは面倒でも火にかける方法をとりましょう。
マグロの漬け丼アレンジたれレシピ①「ごま油」
ゴマ油の香ばしい匂いがマグロの味を引き立ててくれるアレンジレシピです。さっぱりなスタンダートレシピに比べて韓国風な雰囲気が漂うちょっぴりこってりなメニューになります。真夏の食欲が出ない時にぜひ作ってみてください。一口食べれば活力が湧いてくるような味付けです。
材料 2〜3人分
- マグロのサク 200g
- 醤油 大3
- みりん 大1.5
- 酒 大2
- ごま油 大2
- ねぎ 適量
- 韓国海苔 適量
料理のレシピ
- スタンダードレシピ1〜3までは同じです
- ごま油をタレが冷めてから合わせます
- 漬けタレに入れて5分〜60分漬けます
調理のポイント
ごま油を入れた状態で火にかけてしまうとごまの香りが飛んでしまうので冷ましてから加えるようにしましょう。ワサビの代わりに刻みネギをアクセントとして、またさらなる香りアップのアイテムとして韓国海苔を使ってみましょう。グッとまとまります。
マグロの漬け丼アレンジたれレシピ②「ピリ辛」
辛党の人や少しピリッとした刺激が欲しい人におすすめしたいのがこちらのレシピです。コチュジャンという韓国発祥の味噌を加えています。辛味だけではなく甘味も含んだ調味料なのでスダンダードなものよりも奥行きのあるコクが楽しめるレシピです。ご飯にもとても良く合います。
材料 2〜3人分
- マグロのサク 200g
- 醤油 大3
- みりん 大1.5
- 酒 大2
- ごま油 小 1
- コチュジャン 小1
- 刻みネギ 適量
料理のレシピ
- スタンダードレシピ1〜3までは同じです
- コチュジャンとごま油をタレが冷めてから合わせます
- 漬けタレに入れて5分〜60分漬けます
調理のポイント
コチュジャンがない場合は豆板醤でも代用可能です。豆板醤は熱を加えることで香りが一層良くなる特徴があります。よってこの場合は酒、みりんとともに鍋で一煮立ちさせてタレを作りましょう。味わいが良くなります。真ん中に黄身を落とす食べ方もおすすめです。卵のまろやかさが加わり味に幅が出ます。
マグロの漬け丼アレンジたれレシピ③「ワイン」
料理通な人に支持されているレシピです。ワインは「赤」を使用します。実は赤ワインと醤油の相性は驚くほど良く、どちらが強く主張することもありません。完成度の高いタレとして出来上がります。ちょっぴりフルーティー感も味わえるの、洋風テイストな変わりダネレシピです。
材料 2〜3人分
- マグロのサク 200g
- 醤油 大3
- みりん 大1
- 赤ワイン 大3
- バルサミコ酢 小1
- オリーブオイル 適量
料理のレシピ
- 鍋に醤油、みりん、赤ワインを入れて一煮立ちさせます
- ボールに入れて冷まし、バルサミコ酢を入れます
- ご飯に乗せたら、好みでオリーブオイルを垂らします
調理のポイント
好みによりますが、赤ワインのアルコール分を飛ばしたい場合は一緒に煮立たせてください。おつまみとして食べたい場合や、アルコールの香りが気にならない場合はそのまま入れても構いません。後者の方がワインの風味も際立つので洋風のテイスト感が増した仕上がりになります。
マグロの漬け丼アレンジたれレシピ④「ゴマ」
ほんのり甘くクリーミーなゴマダレの漬けはお子さんを始め、女性にも人気があります。魚の匂いに敏感な人でもゴマの風味がカバーしてくれることにより食べやすさが格段にアップします。白髪ネギを添えていただきましょう。
材料 2〜3人分
- マグロのサク 200g
- 醤油 大2
- みりん 大1
- 白ごまペースト 大2
- 白ごま 適量
- わさび 適宜
料理のレシピ
- 調味料をすべて合わせて混ぜ込みます(わさびはお好みで)
調理のポイント
このレシピの他にも、白ごまをすり鉢で擦ったものを醤油、みりんと合わせて作るタレや、時間がない時に便利な市販のゴマドレッシングだけを用いる作り方など様々です。少ししつこいなと感じる人は辛味を加えると引き締まって食べやすくなります。
マグロの漬け丼アレンジたれレシピ⑤「にんにく」
香味野菜の王道であるニンニクを加えたレシピです。栄養価も高くなるので夏場の食欲のない季節や、スタミナをつけたい時にいかがでしょうか。カツオのタタキをニンニク醤油で食べるように、同じ赤身であるマグロにもとてもよく合います。隠し味程度に入れるだけでもガラッと印象が変わります。
材料 2〜3人分
- マグロのサク 200g
- 醤油 大3
- みりん 大1.5
- 酒 大2
- ごま油 小 1
- ニンニク 一欠片
料理のレシピ
- スタンダードレシピ1〜3までは同じです
- 冷ましたタレにごま油、すりおろしたニンニクを入れます
- 漬けタレに入れて5分〜60分漬けます
調理のポイント
まとまりを出すためにごま油を入れていますが、スタンダードレシピのタレにニンニクを入れてシンプルに仕上げてもオッケーです。ごま油が入らない分あっさりと食べることができます。ニンニクは市販のチューブでもいいですが一手間かけてすりおろした方が香りは格段に良くなります。