スタッキングマグとは?
アウトドアで使用するマグといっても、ステンレス製の丈夫なものやホーロー製のお洒落なモデルなど、いろいろと種類があります。そんな中に合ってスタッキングができるマグというのを使ったことがない方もいらっしゃるかと思われますので、まずはこのスタッキングマグについてご紹介します。
重ねて収納できるマグカップのこと
まずスタッキングマグを一言でいえば、縦に重ねてしまうことができるタイプのマグのことを言います。スタッキングの単語の意味としては「積み重ね」となり、重ねることのできるアイテムということで一般的には重ねられる食器のことを指しています。素材もチタンやプラスチックなど選びません。
スタッキングで空間の有効利用ができる
このスタッキングをすることができるマグの利点は、一番大きいのは収納するときに個別でしまう必要が無くなるために収納スペースに余裕が生まれ、それを有効に活用できるということです。主にたくさんの荷物を持っていくであろキャンプで使用することが想定されますので、大きなメリットであるといえます。
スタッキングマグを買う前に①素材ごとの選び方
前述しました通り、ご紹介するアイテムの中にもいろいろと違った素材を使用しているものがあります。そして実際に使用してみるとそれぞれで異なる特徴を持っているのですが、ではどんな素材が使用されているのか、それぞれの特徴を交えて選び方の参考にしてみてください。
ステンレス
まずはステンレス製です。主な特徴としては錆に強いので水を多用する場面でも活躍してくれ、また頑丈ですので多少荒い扱いでも問題はありません。保冷や保温効果もありますので、例えば冬の寒い時期のアウトドアでも暖かい飲み物などをキープしてくれるなど、いろいろと利点があります。
チタン(チタニウム)
2つ目はチタン製のアイテムになります。これも前述のステンレスと同じく金属を加工している素材ですので頑丈さについてはステンレスと比肩するレベルで、かつ軽いというのが大きな特徴です。また耐食性もこちらの方が優れているという利点があるので、できるだけ軽量な装備にしたい方におすすめです。
プラスチック・樹脂
3点目はプラスチックや樹脂を素材に使用したものです。軽量なので落としてしまったときにも割れてしまう可能性は低く、また大抵これらを素材に使ったものは結構な量のセットになっています。ファミリーでのキャンプでお揃いの食器を使いたいという時にはこの素材のマグがおすすめです。
陶磁器
最後は琺瑯製など陶磁器系の素材を使ったマグです。こちらはチタンやプラスチックが軽量出会ったのに対し重量があるので重さではアウトドアに向いていませんが、その分お洒落なものがおおいためお洒落なアイテムとしてこだわりのある方におすすめできます。
スタッキングマグを買う前に②スペックから選ぶ
マグに限らずですが、素材ごとの特徴を簡単にご紹介しました。素材から選ぶというのももちろん良いのですが、実用を考えるのであればもっと詳細なスペックを見て選ぶことをおすすめします。ということで、スペックから見る選び方を紹介していきます。
容量はどのくらいにするか
まずはマグ自体の容量がどれくらいあるのかを見ましょう。大きければ当然それだけ入れられる量も増えますが、逆に嵩張ってしまいます。ですので自分がそのマグを一回でサッと飲み切るために使用するのか、それともスープなども入れて多用するのか使い方を想像してみましょう。
保温・保冷機能はあるか
続いて保冷や保温機能はあるのかどうかです。これについては素材でご紹介しました通り二重のステンレス構造のものはこの機能に優れており、熱い飲み物を入れても持ち手が熱くならないという利点もあります。
電子レンジは使えるか
最後に、電子レンジに入れて使うことができるのかです。キャンプ中に電子レンジなど使う場面は想像できませんが、もしそのマグを日常生活でも使用するのを想定するのであればこれも大事な選び方のポイントとなります。
スタッキングマグおすすめ18選①使いやすいステンレス4選
ここまではスタックすることのできるアイテムの素材ごとの特徴や、スペックを見ての選び方についてそれぞれ簡単にではありますがご紹介しました。それではここからは、本題であるおすすめしたいスタッキングマグのモデルを素材ごとにご紹介していきましょう。
natural spirit(ナチュラルスピリット) スタッキング マグカップ
まずは、ナチュラルスピリットの「スタッキングマグカップ」になります。スペックにありますとおり素材にステンレスを使用し、素材の選び方の見出しでご紹介しましたように頑丈さや錆びにくさなどに秀でているマグカップです。
ちょうど良い持ち運びに便利なステンレスカップ
こちらのモデルは屋外で使用すること前提として扱いやすさや機能性を第一に考え追及した、要ってしまえばシンプルなマグカップです。もちろんスタックができるので収納する時はコンパクトにでき、取っ手も持ちやすくかつ引っ掛けたりしやすいようになっています。
スペック
- 容量:300ml
- 直径:76mm
- 高さ:82mm
- 重量:100g
- 素材:18-8ステンレス
カクセー SORA(ソラ) スタッキングマグ 4pcs PP-03
続いてはカクセーの「スタッキングマグ4pcs PP-03」です。キャンピングケトルやグランドグリルなどアウトドアで扱うアイテムがいろいろあるSORAシリーズの中のスタッキングができるマグカップで、こちらもステンレス製です。
4つセットで270ミリまで
製品名にありますとおりこちらのマグカップは全部で4つがセットとなっており、1つを満杯にしたとき270ミリ、4つ合わせて1080ミリリットルまで入れることができます。重量は1つ88グラムですが実際に使用すると気にならないレベルのようです。
スペック
- サイズ:79x80mm
- 個別重量:約88g
- 収納袋:約24g
サーモス 真空断熱カップ 400ml トマト JDD-401 TOM
3点目のステンレス製スタッキングマグカップのおすすめモデルはサーモスの「真空断熱カップ400ml」です。こちらは底にシリコン製のカバーが付いているので傷をつけたりついたりすることが無く、カラーリングがトマトとモカの2カラーあります。
真空断熱で保温と保冷
サーモス製のマグカップということで、他のサーモス製のアイテムなどと同じく製品名通り真空断熱性能を持っています。これによってステンレス製の魅力である保温や保冷機能が高まっており、また食洗器にも対応しています。
スペック
- サイズ:幅10×奥行10×高さ9.5cm
- 材質:本体/ステンレス鋼、ソコカバー/シリコーン
- 容量:400m
キャプテンスタッグ コップマグ 深型スタッキングカップ 300m
ステンレス製のスタッキングマグカップのモデルで最後の4点目におすすめするのは、キャンプ用のアイテムを幅広く取り扱ういわゆる総合メーカーであるキャプテンスタッグより「コップマグ深型スタッキングマグカップ300ml」です。
燕三条市製の金属使用
こちらのスタックマグは、金属加工で有名な新潟県の燕三条市で作られた金属を素材に使っています。特有の頑丈さや錆びにくさなどはしっかり持っており、また取っ手もついていながらスッキリとスタックして収納することが可能となっています。
スペック
- 製品サイズ:外径88×高さ80mm
- 容量:300ml
- 材質:18-8ステンレス鋼
スタッキングマグおすすめ18選②キャンプ用チタン4選
ステンレスを素材に使ったものでおすすめのモデルを4点ご紹介しました。続いては、素材での選び方の見出しでご紹介しました順のとおりチタンを素材に使ったモデルを同じく4点ご紹介していきましょう。
スノーピーク 雪峰 Mセット
1点目はスノーピークの「雪峰Mセット」です。マグがセットになっているスノーピークの雪峰シリーズの2種類ある方法のモデルで、Mサイズということで中サイズのマグが3つセットになっています。もう1つは一回り小さいSサイズです。
軽量で保温性もバッチリ
こちらはやはりチタンを使用しているということで重量が3つ合わせて221グラム、分割すれば70グラム少々とご紹介したステンレス製のモデルより軽量で、素材を2重の構造にさせることで保温性能を高めています。暖かい飲み物を入れるとき重宝するでしょう。
スペック
- 収納サイズ:96×74mm
- 材質:チタニウム
- 重量:221g
キャプテンスタッグ チタン製スタッキングマグカップ
2点目はステンレスのモデルでも1点ご紹介したキャプテンスタッグの「チタン製スタッキングマグカップ」になります。耐久力や腐食性に優れており、驚くべきはチタン素材の利点である軽量さが遺憾なく発揮されているということです。
28グラムの超軽量マグ
なんと、1つの重量がたったの28グラムというチタンの軽さをこれでもかと生かしている軽量さなのです。ステンレスの約4割分の軽さと銘打っているだけあって非常に軽く、荷物の重さが気になるツーリングキャンプや登山などでおすすめできます。
スペック
- 製品サイズ:外径82×高さ66mm
- 製品重量:28g
- 材質:チタンニウム
- 容量:230ml
ベルモント チタンスタッキングシングルマグ
3点目のチタン製スタックマグでおすすめのモデルはベルモントの「チタンスタッキングシングルマグ」になります。マグ1つのみで容量は300ミリリットル、本体の重量は52グラムとなっています。
取っ手折りたたみ式
こちらは2つもつところがありますが、これを折りたたんで収納することができます。折りたたみ式でなくともスタックすることができるモデルは幾つもありますが、やはり折りたたむことができるモデルの方がコンパクトに仕舞うことができます。
スペック
- 材質:チタニウム
- サイズ:74×79mm
- 容量300ml
- 重量:52g