アオブダイってどんな魚?生態や食べる時の注意点などアオブダイのまとめ

初期症状の発症から重篤な場合には十数時間から数日で死に至るケースもあります。また回復にも数日から数週間を要します。「パリトキシン様毒」は全世界の生物が持つ毒の中でも最強と言われています。解毒剤などもないことから、食べることには注意が必要とされています。

このパトリキシンという毒はフグの持つ毒テトロドトキシンよりもとても強い毒性をもっていて、水洗いや加熱をしていても毒性が失われることはありません。そのため、厚生労働省のウェブサイトでも食中毒の危険があるお魚の1つとして名前が載っています。アオブダイを釣った際にはこのような危険な毒を持つ魚であることを覚えておきましょう。内臓は猛毒が含まれることがあるため、細心の注意を払う必要があります。

こちらがパリトキシンの毒性を持つイソギンチャクの「ヒメハナギンチャク」です。名前も見た目も可愛らしいのですが、とても危険な毒を持っています。このイソギンチャクも食べてしまうことから、お魚によって個体差が出てしまったり、アオブダイが危険なお魚として認識されるようになりました。

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