ムーンライトテント2型が便利で優秀!設営や用途・冬場の使用もチェック

ムーンライトテント2型は、その形にもこだわりがあります。居住性を大切にしつつ、テントを軽量化するために足元が狭くなっているのです。その形状を活かすため、いくつか守らなくてはいけないポイントがありますので紹介します。

足元を風上に向ける

ムーンライトテント2型の特徴は、出口側が高くて広く、足元側が狭くなっていること。このため、足元側から風を受けた場合、風による影響が少なく済みます。新幹線の先端をイメージすればわかりやすいでしょう。

サイドを風上に向けた場合、強風が吹くと簡単にあおられてテントが飛んでいきます。入り口側を風上に向けると、ドアから入り込んだ風が足元側に集結して勢いが強くなり、浮き上がりやすくなります。風向きがすぐに変わるような天候では、四隅に重いものを置いてテントを安定させましょう。

グラウンドシートを床の形に合わせる

ムーンライトテント2型は、床の形も出入り口が広く、足元に行くにしたがって狭くなる台形になっています。そのため、専用のグラウンドシート以外のもので代用する場合、出入り口側よりも足元を細くなるように、グラウンドシートを折りたたんで使いましょう。テント床面よりグラウンドシートがはみ出さないように敷くことが重要です。

ムーンライトテント2型はココも魅力①優秀な防水・通気性

ムーンライトテントの魅力は、設営のしやすさだけじゃありません。雨が多く湿気の高い日本でも、快適にアウトドアを楽しむため、いろんな工夫がほどこされています。ムーンライトテント2型で、雨も、虹も楽しんじゃいましょう。

水の染み込みを防ぐフライ&テント構造

テント本体とフライの隙間が広くとれるようになっているので、少々の風ではフライが本体に触れません。雨や結露でフライがびしょぬれになっても、テント内部まで水がしみこみにくくなっています。雨の多い日本でも快適に過ごせるように、とモンベルが設計しました。また、テント生地も、水圧がかかっても耐えられるように作られています。

床面4隅もシーム加工で水の浸入をカット

床面は、少し大きめのサイズの布で作られていて、四隅を持ち上げ、四つ角を縫い付けたバスタブのような形。縫い目はシームテープ(防水テープ)処理が施されていて、床面からの水の侵入を防いでいます。

メッシュパネルで通気性もしっかり確保

出入り口だけではなく、足元もメッシュパネルとナイロン壁の二枚構造になっていることで通気性が確保されています。両面をメッシュにすることで、テント全体が風の通り道になり、湿気やにおいがこもっていても瞬く間に換気できます。フライシートの裾が地面より少し浮いているので、さらに風が通りやすくなっています。

ムーンライトテント2型はココも魅力②使い勝手の良い前室

ムーンライトテントは、フライシートをしっかりとペグダウンをすることで、前室が登場します。ファスナーで開け閉めできるので、防寒も通期も確保できます。テントの前室は、使いこなせるととても便利な代物ですので、ぜひ使ってみてください。

NEXT フライシートが雨除けの前室に