アニメ「ゆるキャン」に登場するキャンプ場に行ってみよう!
「ゆるキャン」では、実際に存在するキャンプ場をモデルにした、いろんなキャンプ場が登場してきます。アニメにでてきたアウトドアアイテムをザックに詰め、キャラクターたちが宿泊したキャンプ場にテントを張るという、濃厚な聖地巡礼が、今、大変な人気となっています!
アニメ「ゆるキャン△」とは?
2018年、キャンプを楽しむ女の子たちを描いた「ゆるキャン△」がアニメ放映され、大人気となりました。アウトドアに縁のないアニメファンの中で、キャンプブームが到来したとまで言われています。多くのファンをアウトドアに導いた「ゆるキャン△」とはどういうアニメなのでしょうか。
どんな物語?
TVアニメ「ゆるキャン△」は、原作あfろ先生による漫画作品がアニメ化されたもの。日本の山梨県を舞台に、キャンプやアウトドアの知識を紹介しながら、女子高生たちが奮闘したり、楽しんだり、友情を育む様子をのんびりと描く、そんなアニメ作品でした。現在アニメ2期の製作も決定しており、非常に人気な作品となっています。個性的で魅力的なキャラクター
ゆるキャン△には魅力あるキャラクターが登場します。主軸としては1人キャンプを楽しむ志摩リンと、彼女と知り合った各務原なでしこ。高校でなでしこが参加したサークル(野外活動サークル)のメンバー、学校の先生、そしてリンの友人、なでしこの家族…といったメンバーが中心となります。
物語の始まりはなでしことリンの出会い
富士山の麓に引っ越してきた各務原なでしこは、富士山を見たいという思いからキャンプ場へ。そこで偶然の出会いを果たしたのが志摩リン。物語はこの2人を主軸として経過していきますが、彼女らを取り巻くキャラにも注目です。
キャンプレベルは初心者向けから中級まで幅広い
メンバーによって野外活動のレベルが違うことから、初心者向けのキャンプから、慣れた手つきで中級者向けに進む視点もあり、キャンプの知識を漫画を通して、また、キャラを通して学ぶことができます。また、知識だけではなく、話としても非常に楽しく面白いので、好きなキャラを中心として楽しむのもいいかもしれませんね!
ゆるキャン△が人気の理由!
2018年に、アニメファンの間でキャンプブームを巻き起こした「ゆるキャン△」。山梨県でも公式サイトで特集を組むなど、大きな注目を集め増した。その魅力は一体どこにあったのでしょうか。大勢の人が惹きつけられた理由について探っていきましょう。
異質の組み合わせ 女子高生×キャンプという異質の組合せ
ゆるキャンの作品に人気が出た理由は、可愛らしい女子高生が、あまり結びつかないキャンプを楽しむアニメである、というところ。前述したように、アウトドアが経験者にも初心者にも分かりやすい点も魅力でしょう。キャラクターそれぞれもかなり個性があり、取っつきやすいことも含めて、人気が出た理由の一つになっています。
ニッチなところを攻めた
一般的に、キャンプもアウトドアも春から秋にかけてのもので、冬にやるのは上級者に限られると思われてきました。ゆるキャンで描かれた冬キャンプは、いわばニッチなジャンル。その中で描かれるキャンプの風景は、今まで知られてこなかったキャンプの新たな魅力となったのです。
高い作画力
「ゆるキャン△」では、風景が非常に描きこまれています。とくに、キャンプ場から見上げた富士山は雪の積もり方まで描かれており、なでしこが楽しみにしていた朝日富士は息をのむ美しさ。また、キャンプ場からの夜景も細かく、街中を走る道路だけが明るく浮かび上がるところがリアルでした。
アニメゆるキャン△にでてくるキャンプ場はここ!①
第1話に登場するこちらのキャンプ場はリンとなでしこが運命的に出会った場所。ベンチで寝ている変なやつ、を発見したリンは何だあれ?とその時は思っていましたが、これが運命の出会いになるとは思いもせず。他方なでしこもこの段階ではリンの事をそこまで意識していませんでした。
富士山を見たいという理由で訪れたなでしこと、ソロキャンを楽しむ為に訪れたリン。夜になり、スマホも無くして夜になり、帰る手段がないなでしこに、リンはカレー麺をご馳走します。2人で見上げた一緒の富士山のシーンは本当にみもの。結果的になでしこのお姉さんがなでしこを迎えに来る事で事なきを得、ゆるキャンの物語が始まります。
浩庵キャンプ場|第1話
富士五湖の一つである本栖湖の湖畔にあるこちらのキャンプ場はテントサイトをはじめ、ロッジ、レストラン、宿泊施設などがあります。千円札の図柄にもなったことから、非常に人気が高いのも特徴。また、湖そのものの水深と透明度が高いため、本栖湖に映る逆さ富士が見られる事でも有名です。
チェックアウトは10時。焚き火に関しては、湖畔であれば直火可能。また、薪に関してもテントサイトは直火が可能となっています。キャンプ場への道は中々険しいです。案内所は親切で、ではさまざまな情報を教えてくれます。
詳細情報(箇条書き機能)
- 住所:山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926
- 電話番号: 0556-38-0117
- 営業期間:通年営業(宿泊施設は4月より11月まで)
- チェックイン:8:00(宿泊施設は15:00)
- チェックアウト:10:00
- 入場料:500円
- テント:1,000円(1張1泊)
- 駐車場:あり(一泊1,000円)
- 公式サイト
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アニメゆるキャン△にでてくるキャンプ場はここ!②
麓キャンプ場という名前で2話と3話に登場するこちらのキャンプ場。リンがソロキャンプをしにこちらのキャンプ場を訪れ、のんびりと過ごしていたところ、なでしこがやってきます。なでしこが合流して鍋パーティーをはじめ、ちょっとずつ2人の気持ちが通じ合っていく、そんなほっこりとした回になっています。
ふもとっぱらキャンプ場|第2話
ゆるキャン△には麓キャンプ場と言う名称で登場するこちらのキャンプ場。キャンプ場から雄大な富士山を眺めることができると言う絶好のロケーションにあり、また、芝生エリアが大変に広く、大変に有名なキャンプ場です。施設が大変に充実しているのもこのキャンプ場の特徴であり、食堂、炊事場、風呂、コテージも存在します。
直火は厳禁ですが、焚き火をしたい場合などにも焚き火台のレンタルも行なっており、リーズナブルな価格でレンタルができます(薪も現地で購入することができます。)標高が高いので、秋頃の夜、朝は冷えはしますので、しっかりとした防寒が必要ですが、目の前の富士山の絶景、そして星空が楽しめるという魅力あふれるキャンプ場です。
詳細情報
- 住所: 静岡県富士宮市麓156
- 電話番号:0544-52-2112
- 営業期間:通年営業
- チェックイン: 8:30~17:00
- チェックアウト:14:00
- キャンプ料:1名2,000円(テント1、車両1を含む)、2~5名3,500円(テント1、車両1を含む)
- 駐車場:あり
- 公式サイト
アニメゆるキャン△にでてくるキャンプ場はここ!③
こちらのキャンプ場は第4話と5話に登場。野クルとして初めてのキャンプを楽しみます。4話は主にほっとけや温泉の回ですので、こちらのキャンプ場での滞在が描かれるのは、主として第5話となっています。
キャンプ場で焚き火をしてみたり、夜景を楽しんだりする野クルのメンバー。キャンプ初心者でありながらも、知識や料理の腕前を駆使して泊りがけのキャンプを皆で楽しむ、そんな風景がほっこりする回です。
パインウッドオートキャンプ場|第4話
イーストウッドキャンプ場として作品中では紹介されているこちらのキャンプ場。かなり良い立地に存在し、キャンプサイトからの眺めも大変によく、甲府盆地を眺めながらご飯をたべたり、ゆったりとした気分でキャンプができるほか、焚き火をしながら夜景を楽しめる人気のキャンプ場です。
山梨市駅からは少し遠く、徒歩1時間かかりますが、近くには笛吹川フルーツ公園やほっとけや温泉があって楽しめます。温泉につかった後は、作中に出てきた温玉あげも食べることができます。直火が可能なキャンプ場で、非常にありがたいことに薪が無料となっています。予約制ですので、必ず事前に電話で予約をしましょう。
詳細情報
- 住所:山梨県山梨市大工1946
- 電話番号:0553-22-6096
- 営業期間:通年営業
- チェックイン:12:00
- チェックアウト:12:00
- テントサイト利用料金:1,000円
- 駐車場:オートキャンプ場として
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アニメゆるキャン△にでてくるキャンプ場はここ!④
高ボッチ高原に着くまで150kmを原付で走破したリンちゃん。冬の寒いなかで原付を走り、温泉を楽しみに走ってきたリンちゃんでしたが、この話では温泉が既に閉館しているという辛い現実を知らされる事となります。
第5話は、ほっとけや温泉に立ち寄ってのんびりと極楽気分で温泉に浸かりながら、まったりとした時間を過ごしながら楽しんでいる野クルメンバーと、寒空の下キャンプご飯を作っているリンちゃんの対比が描かれていました。夜景をおくりあうリンちゃんとなでしこの、気持ちのつながりが印象的でした。
高ボッチ高原|第5話
長野県にある高ボッチ高原は、諏訪湖を一望することができる高原。北アルプス、諏訪湖、八ヶ岳を望むことができるほか、夏に訪問すると牛が草を食んでいる穏やかな風景を楽しむことができます。山頂からの夜景が非常に綺麗で、夜景スポットとして知られているほか、標高1665mの高台にあることから、非常に空気が澄んでいる事も特徴です。
また、山頂には自然保護センターの建物も存在しています。冬季には高ボッチ方面への道路そのものが閉鎖となるため、注意が必要であるほか、キャンプ場ではないので、水場もありません。基本的には景色を楽しむ場所なのです。
詳細情報
- 住所:長野県塩尻市片丘東山9215-1
- 電話番号:0263-88-8722
- 閉鎖期間:12月~4月
- 入場料金:無料
- 駐車場:無料
アニメゆるキャン△にでてくるキャンプ場はここ!⑤
6話と7話に登場するキャンプ場です。四尾連湖には牛鬼の亡霊が出る、と呼ばれ、怖がりながらも切り替えてキャンプをするリンとなでしこ。ベテランキャンパーの方々に助けられつつ、火起こしに苦労をしながらも、鱈鍋、豚串をたらふく食べます。
怖いから早く寝ようとするなでしこや、夜になるとドキドキしてしまうリンの姿。リンが今までソロキャンを楽しんではきたけれど、そんなリンちゃんの気持ちに変化が生まれた、そしてなでしことの友人としての距離も縮まった、そんなキャンプでした。
四尾連湖 水明荘キャンプ場|第6話
四尾連湖のキャンプ場は、甲府盆地にあるキャンプ場で山上湖にあるキャンプ場。湖畔の風景も美しく、豊かな自然とその透明度の高さから愛されています。ただ、四尾連湖までの公共交通機関はほぼ存在せず、車での移動が便利で、409号線を経てやっと到着します。
四尾連湖のキャンプ場には散策路がいくつかあるほか、キャンプサイトも非常に広く、水場、調理場もあります。駐車場からテントサイトへの車での移動は不可能で、荷物運搬を自分でしなくてはなりませんが、そのために荷車の貸し出しもあります。アニメで描かれた石碑もあるので、探してみましょう。
詳細情報
- 住所:山梨県西八代郡市川三郷町山保3378
- 電話番号:055-272-1030
- 営業期間:年始年末以外
- チェックイン:14:00
- チェックアウト:10:00
- 施設利用料:500円
- テントサイト利用料金:1,500円
- 駐車場:あり(400円)
アニメゆるキャン△にでてくるキャンプ場はここ!⑥
第10話ではまた1人でキャンプに向かったリン。温泉の寝過ごしの後にむかったキャンプ場がこちらです。通行止めの標識に戸惑いながらも千明のアドバイスでなんとかキャンプ場にたどり着くことができます。
そんな中、苦手だった千明との距離も縮まり、クリスマスキャンプに参加することに。ジューシー肉まんのキャンプ飯が非常に食欲をそそり、そして、友情がどんどんと深まっていく事を感じられる、そんなほっこりとした回でした。
陣馬形山キャンプ場|第10話
駒ヶ根に近い陣馬形山の山頂にあるキャンプ場。中央アルプスの峰々、木曽駒ヶ岳、そして伊那の市街地を眺めることができ、「天空のキャンプ場」と呼ばれています。通年営業をしており、利用はいつでも出来るのですが、冬季に関しては凍結防止策として水場が使えないので注意が必要です。トイレと炊事場(水道不可)は利用することが可能です。
夜は満点の星空、朝は綺麗なモルゲンロートと景色が楽しむことができます。本当に素敵なロケーションを楽しめます。また、駒ヶ根近くにはリンちゃんが寝過ごした温泉こまがねの湯であったり、霊犬早太郎伝説で有名な光前寺などもあり、聖地巡礼で賑わっています。
詳細情報
- 住所:長野県上伊那郡中川村大草7445-1
- 電話番号:0265-88-3001
- 営業期間:通年営業
- チェックイン:フリー
- チェックアウト:フリー
- テントサイト利用料金:無料
- 駐車場:あり(無料)
- 公式サイト