絶滅危惧種は約2万6千種以上!平成に絶滅した有名動物とは?

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比較的温暖な地域も多いアジア・オセアニア地域ではありますが、人的要因によって生息数が少なくなり絶滅の危機にある数は多いです。そんな中でも特に注目すべき動物たちをご紹介したいと思います。

愛くるしい姿が人気「ジャイアントパンダ」

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中国・四川省原産の日本でも大人気のジャイアントパンダは絶滅が危惧されていることで有名です。毛皮目当ての狩猟が原因で20世紀には絶滅寸前でしたが、中国・日本を中心とした保護活動により生態が守られています。

懐っこい性格の「キタケバナウォンバット」

オーストラリアに生息するウォンバット種のうち唯一、絶滅危惧種に指定されているのがキタケバナウォンバットです。家畜の放牧増加により餌となる草が減少したことで生息地が狭まり個体数が減少しています。

数千マイルも移動する「アオウミガメ」

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砂浜での産卵姿が印象的なウミガメは全般が絶滅の危機にあり、太平洋やインド洋などの熱帯・亜熱帯海域を生息地とするアオウミガメもその一つです。その原因は産卵場所となる最適な自然砂場の減少にあります。

“ピカチュウ似”と話題「イリ・ピカ」

クリッとした目と特徴的な耳がピカチュウそっくりでなのが、中国の絶滅危惧種であるイリ・ピカです。2014年に約30年ぶりの目撃情報が入り話題となりました。大気汚染や経済開発により生息数はごく僅かです。

鳴き声がかわいい「ユキヒョウ」

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チベット山脈などの標高の高い場所に生息しており、猫のように鳴く可愛らしさを併せ持ったヒョウの仲間です。生息域での家畜増加による餌の減少や狩猟などによって個体数が減少し絶滅危惧種に指定されています。

日本特有の生物も危機!

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ここまでは日本国外に生息する動物たちをご紹介しましたが、日本国内に目を向けると同じように絶滅の危機に瀕している個体は以外と多く存在します。続いては国内の絶滅事情についてご紹介します。

日本の絶滅危惧種は1409種

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日本には1409種(哺乳類33種+鳥類97種+爬虫類33種+両生類29種+淡水魚169種+昆虫種363種+貝類616種+その他65種)もの絶滅危惧種が存在します。彼らが絶滅すれば場合によっては生態系のバランスが崩れる危険性もあります。

2018年に新たに追加されたのは37種

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1409種のうち、2018年は愛知県の「ミカワサンショウウオ」をはじめとした37種が新たに追加されました。こうしてみると1年間を通してでも生態のバランスが変わっているのは驚くべきことではないでしょうか。

日本の主な「絶滅危惧種」(生息地:陸 編)

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日本列島は約7割は山林が占めているほど、自然に囲まれている国ですが、一方で森林伐採などで動物たちが生息できる幅は狭まっています。その中で絶滅の危機にある陸上の動物をご紹介したいと思います。

「ツキノワグマ」

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胸部にある三日月型の紋様が特徴で、人を襲うこともある非常に凶暴な動物であるツキノワグマは、四国の一部地域では既に絶滅したと報告されています。開発による自然林・餌場の減少で生息地は狭まっています。

「コウノトリ」

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日本の河川や湿原に生息していましたが、野生のコウノトリは約46年前に絶滅しました。現在は人工飼育により繁殖している飼育個体と人工飼育後の巣立ちの段階で野外に放った野外生息個体のみが生息するのみです。

「ヤンバルクイナ」

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沖縄に生息する飛べない鳥として知られるヤンバルクイナは、1981年に発見された比較的新しい鳥です。森林伐採などの環境破壊や害獣駆除で投入されたマングースによる捕食で急速に個体数が減少しています。

日本の主な「絶滅危惧種」(生息地:海 編)

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海の環境にも恵まれた日本ですが、海に住む動物たちにとってはその生態を脅かされ着実に生息域が狭まっていることはまぎれもない事実です。海に生きる絶滅が危惧される動物についてご紹介します。

「ジュゴン」

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人魚伝説のモデルと言われているジュゴンは、インド洋などの海域の他、日本の南西諸島でも生息しています。爆発物を投げ入れて漁をするダイナマイト漁によって大量捕獲されたことが絶滅危惧の一因となっています。

「アオウミガメ」

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熱帯・亜熱帯地域に生息するアオウミガメは小笠原諸島や南西諸島などでも生息しています。個体数は回復傾向にあるものの、剥製・薬用・食用目的による捕獲により依然として絶滅の危機は免れておりません。

「オオサンショウウオ」

出典:PhotoAC

ウーパールーパーと同じ仲間で日本の固有種です。1952年に特別天然記念物に指定されましたが、外来のサンショウウオの移入によって遺伝子汚染を受けており、また食用として密猟され絶滅の危機にあります。

日本の絶滅危惧種に関する記事はこちら

絶滅したはずの動物が復活! 再発見された「絶滅種」たち

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一度は人的要因によって絶滅を宣言されましたが、その後再発見され絶滅を免れた動物たちも実は幾つか存在しています。そこでこちらでは、奇跡の復活を遂げた動物たちをご紹介したいと思います。

日本の鳥が復活!「アホウドリ」

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日本の尖閣諸島や小笠原諸島に生息するアホウドリは、羽毛目的の狩猟により個体数が減少し1949年に絶滅宣言されました。しかし1951年に再発見されたことを契機に保護活動が推進され、現在個体数は着実に増加しています。

90年ぶりに再発見!「キノボリカンガルー」

ニューギニア島生息のキノボリカンガルーは1928年以降目撃情報が途絶え絶滅したと報告されましたが、2018年7月に約1世紀を経て再発見されました。その後狭い範囲にて繁栄が保たれていることが報告されました。

たてがみが特徴的「バーバリライオン」

北アフリカ生息の胴体まで伸びるたてがみが特徴のバーバリライオンは、捕獲などで個体数が減少し1922年に絶滅宣言されました。しかし1996年に似た個体が発見され、2007年には純血種と思われる1体を保護するに至りました。

アニマルプラネットで野生動物の生態に触れよう

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ディスカバリー・コミュニケーションズ社とBBCワールドワイド社の共同で放送開始されたアニマルプラネットは動物の生態を視聴できる面白いチャンネルです。気になる方のためにご紹介したいと思います。

ありのままの姿を見たいならワイルドネイチャーがオススメ

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日本で視聴できるアニマルプラネットは「ワイルドネイチャー」「ヒューマンアクション」「フレンドリーアニマル」の3つのコンセプトからなり、野生動物の生態を直に触れたいならワイルドネイチャーがオススメです。

視聴方法は?

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アニマルプラネットを視聴する方法としてはスカパー!での視聴が基本的です。スカパー!の基本料金421円(月額)+チャンネル視聴料540円(月額)で月1000円以下で視聴する事ができます。興味の湧いた方はぜひご覧になってみて下さい。

その他動物チャンネルに関する記事はこちら

以外と知らない動物のトリビアをご紹介

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様々な野生動物について触れてきましたが動物には以外と知られていない驚きの生態が隠されています。ここからは誰もが知る動物に関する雑学を紹介しますので、ぜひ覚えて友達や家族に自慢してみましょう。

ウォンバットのうんちは四角い!?

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未だ解明されていない謎ですが、ウォンバットの糞はなんとサイコロのようなキューブ型なのです。また、人懐っこい性格で知られていますが、災害で観光客と長い間触れ合えず、うつ病を発症した個体もいたそうです。

ホッキョクグマの毛は白じゃない!?

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どう見ても白い毛並みですが、実は無色透明で太陽の乱反射によって白く見えているのです。また、湿度が上がると苔が毛にくっついて緑色になることがあります。さらに鼻を観察するとわかりますが、皮膚は黒色です。

ゾウに一番近い親戚はネズミ!?

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ゾウとあるネズミが遺伝子学上では近い存在にあることがわかりました。アフリカのナミビアで発見された「ゾウトガリネズミ」という鼻の長いネズミが2014年発見され、遺伝子的に近い事がわかったのです。

外来種や環境から守ることが重要!

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環境破壊や外来種によって生態系が崩れつつある動物はますます増加しており、一因は人間の手によるものです。そして絶滅を阻止できるのも人間です。地道な保全活動が人間と動物が共生できる世界を作る道なのです。

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