関東であまり食べられないワケとは?
旬の時期になるとスーパーにはもが並ぶ関西と違って、関東ではようやくここ最近になって少しづつ売られるようになってきました。関東にも生息している魚なのにあまり食べられなかったのはなぜでしょうか。その理由を調べてみました。
理由は骨切りにあった!
調理する前の処理として必要なのが骨切りです。硬い小骨が多いので、この骨切りという処理をする必要があります。骨切り作業の上手い下手で味が変わるくらい重要なものでこれが出来るようになるまで10年はかかると言われています。関東ではこの骨切りのできる職人が関西に比べて少なかったことが原因といわれています。
鱧の旬について
美味しいはもを食べてみたい!けどいつ頃食べることができて、一番おいしく食べられる「旬」ってあるの?それとも一年を通して食べることができるの?といったハモの旬について調べてみました。
鱧は一年中美味しい魚
もちろん旬の時はありますが、はもを専門に扱っているお店ではあまり味が変わることなく一年を通しておいしくいただける魚と紹介していたり、一部の産地の紹介の中で一年中脂がのっていて美味しく食べられると紹介しているところもあるようです。
鱧の旬は年に2回?
一年を通しておいしくいただけますが、よりおいしい季節があり、産卵を控えた時期と冬眠を控えた時期の2度あると言われています。この二つの旬は味わいが違い、産卵前はあっさりとした味わいで、冬眠前は濃厚な味わいと言ったようにも違いがあり、通は後者を好む人が多いのだとか。
産地によって旬が違う?
地域に限らず旬はどの産地でも同じに思いますが、産地によって微妙に違うようです。京都や大阪のように初夏という地域もあれば、大分や淡路島のように一年を通して食卓に上がるといったように一年中旬というような地域もあるようです。