土鍋は最初の目止めが肝心!その意味や小麦粉や片栗粉の使い方まで詳しく解説

土鍋の目止めをする前の準備

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土鍋に目止めをする理由や行う際に使用するもの、そして目止めが必要なものと必要ではないものについてをご紹介しました。それではここからは、実際に目止めを行っていく手順を1つ1つご説明していきましょう。まずは取り掛かる前の準備段階に行うべきことからです。

土鍋を水洗いして乾燥させる

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最初は、水道水で水洗いしておいてから乾燥させましょう。この準備段階でしっかりと乾燥させておかないと、たとえ目止めを行ってもひび割れが発生してしまう原因に繋がりますので十分にやっておきましょう。特に、日が直接当たることになる鍋の裏部分は濡らさずにしっかり乾燥させておいてください。

土鍋の目止めのやり方①お粥を炊く方法

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ここからはお粥や片栗粉、小麦粉などを使った目止めの本段階のやり方の手順をご説明していきますが、どれを使うとしてもご紹介した水洗いしてからの乾燥の手順は必須となります。ご紹介しました通りちゃんと乾かさないと逆効果になってしまいますので、しっかり確認してから手順を進めるようにしましょう。

①水を八分目程と茶碗一杯分のご飯を入れる

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まず1つ目はお粥を焚いて行う方法になります。最初は水を鍋の8分目まで程度と、お茶碗1杯分くらいのご飯を入れておきます。生米の状態で入れるとでんぷんが溶けだすまでに非常に時間がかかってしまいますので意味がなくなってしまいますから、必ず焚いてあるご飯を準備して使いましょう。

②火加減は弱火で蓋をせずお粥にしていく

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水とご飯を入れたら、弱火の状態でゆっくりとお粥にしていきます。このとき蓋は閉めないで行いますが、弱火でも吹きこぼれてしまう可能性はあります。そうなってしまうと後処理も大変になってしまいますので、目を離さずにゆっくりと過熱していきましょう。

③炊きあがったら十分冷ましてから取り出す

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少しずつ加熱をしていってお粥が炊き上がったら、火を切って十分に鍋を冷ましてからお粥を取り出します。冷めるまでにかかる時間について1時間であったり2,3時間だったり、または一晩ともいわれていて振れ幅が大きいですが、大事なのは鍋がしっかり冷めているかどうかです。自分でちゃんと確認をしましょう。

④再び水洗いしよく乾燥させてから保管する

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時間を置いて鍋が冷め中のお粥も取り出せたら、最初の準備段階で行ったのと同様にもう一度よく水洗いをしてから充分に乾燥させておき、収納袋などに入れて保管をしておきます。この水洗いをしてから乾燥させるというのは土鍋の管理における基本になりますので、綺麗に洗って十二分に乾燥させましょう。

土鍋の目止めのやり方②片栗粉・小麦粉を使う方法

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お粥を使ってのやり方の手順をご紹介しました。ちなみにですがここで使ったお粥はもったいなければ食べても構いませんし、どうするかは個人の自由です。続いては、片栗粉や小麦粉を使ってのやり方の手順をご紹介していきます。

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