こちらも手順に関しては改造というほどのことはしませんが、まずハードタイプのものに前述のように保冷剤を入れておいたら、特に保冷をしておきたい食材を入れたソフトタイプのクーラーボックスを入れておきます。後は潰れてしまわないように入れ方に気をつけて飲食物や保冷剤を入れればOKです。
クーラーボックスの改造アイデア⑤イグルーのモデルを使う
いよいよ改造のアイデアも最後の5点目となりました。改造となると最初にご紹介したアルミ製のシートを巻き付けるなどのようなものになりますが、保冷剤を工夫して使ったりといった方法も立派な保冷性能を向上させるための手法です。最後にご紹介するのも、使用するモデル自体を固定するものになります。
単純にイグルーのモデルを使うだけ
こちらの方法は結局は新規での特定のモデルの購入ということになってしまいますので改造とは程遠いと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、このブランドは世界で最もシェア率が高いのです。故にそこのモデルを使うことで、それを補ってあまりある程の効力を得ることができるからこそ、アイデアとしてご紹介するのです。
ボックスの外まで冷える
ソフトタイプのクーラーボックスに関してのみいえることですが、そういったアイテムがなぜ保冷剤の周りしか冷えないかというと外気に当たってしまう部分が温まっているからです。そこで抜群の性能を誇るイグルーのモデルを使用することで、外の空気も冷やして外気に当たるような部分をシャットアウトするのです。
手順
まずはソフトタイプのモデルに飲料など特に保冷させておきたいものを入れておき、それをご紹介しているブランドのモデルへと入れておきます。後はハードの保冷剤やその他の食材などを入れて外も冷えた状態を作り出すことで、飲料はぬるくなるような可能性が万が一にもなく冷えた状態で屋外でも飲むことができるようになります。
なぜ保冷性能が落ちてしまうのか
いろいろと改造の方法についてご紹介してきましたが、どれも保冷性能を向上させるためのアイデアであることは共通しています。それでは、なぜこの工夫をクーラーボックスに施すことをおすすめしているのかというと、それはずっと使用することによって保冷性能が低下してしまうからです。
断熱材の効力が弱まる
冒頭でご紹介しました通り、クーラーボックスがなぜ保冷材などを使って低い温度を維持することができるかというと、発泡スチロールや真空断熱材によって外気の影響を受けなくしているからです。ですが、これらは何度も使用し続けることによってだんだんと効力が低下していってしまうのです。
ちなみに保冷の性能に関してですが、ハードタイプのものとソフトタイプのもので異なっています。ハードのものは容量が多めで食材や飲料などの保冷に向いており、釣りなどにも最適です。逆にソフトタイプは容量は少なめで保冷性能も劣っていますが、手軽に使えるのでお買い物などで便利でしょう。