バショウカジキは最速の魚!速度や釣り方、レシピまで大解剖!

大きな魚ですので岸から遠い沖合に生息していると思いがちですが、黒潮が接岸する夏頃には岸近くまで接岸し、磯からでも狙うことが可能となります。最初は沖縄から接岸し、九州、四国と徐々に北上していきます。船がなくてもカジキを狙うことができますので、夏になったら釣果情報を調べて、ぜひ釣りに行かれてみてはいかがでしょうか!

バショウカジキは夢のターゲット

ハリにフックすると引きがとても強く、様々な動きで私たちを楽しませてくれる魚です。数ある魚の中でもこれほど華やかな釣りを楽しませてくれる魚はそうはいません。釣り人にとってバショウカジキは夢の魚です。ぜひ機会があれば一度釣りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか!

バショウカジキは危険?

釣りで人気がある魚ですが、釣りに行く時には注意も必要です。実際に釣り人や漁師がカジキの長い吻に足などを刺されるケースもあるようです。釣りの最中や船に引き上げる際には充分に注意しながら、釣りを楽しみましょう。

バショウカジキは長期飼育が難しい

外洋の広い海に生息し、高速で泳いでいる魚なので捕獲するのも困難で、輸送も難しく、生きた状態で水槽に入れることも難しい魚です。水槽に入れることができたとしてもガラスにぶつかってしまったりと、飼育が非常に難しいです。

アクアマリンふくしまの挑戦

アクアマリンふくしまは福島県いわき市にある東北地方最大級の水族館です。ここでは飼育が難しいと言われているバショウカジキを2009年9月14日に世界で初めて展示しました。ただ、やはり長期間飼育することは難しく、長い間展示はされていないようです。

葛西臨海水族園の挑戦

東京都が運営する水族館で、東京都江戸川区にあります。この水族館はバショウカジキを飼育するため、2017年に鹿児島まで捕獲に向かいました。3匹を捕獲しましたが、1匹は吻が折れて死んでしまい、残り2匹も港に着く前に死んでしまいました。それほど輸送や飼育が難しいと魚です。

バショウカジキは食べられる!

釣りのターゲットとして人気な魚ですが、食べても美味しい魚です。加工品にはあまり用いられず、ほとんどが鮮魚として売られています。カジキの仲間の中では、比較的安価な値段で全国的に流通することはあまりなく、地場で売られていることがほとんどです。

バショウカジキは刺身がおいしい

日本では定置網にかかったときに市場に出る魚です。ムニエル、フライ、唐揚げ、たたき、漬けなど様々な料理に使える魚ですが、1番おすすめの食べ方は刺身です。やや薄いピンク色の身をしており、脂が少なくさっぱりとした身が特徴です。

バショウカジキは海外ではゲームフィッシング

日本では主に定置網で獲られて市場に出回り食べられますが、海外では主にゲームフィッシングの魚として考えられており、キャッチ&リリースが基本です。食用として市場にでることもありますが、基本は釣りのみとなるようです。

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