クリスタルスカルの伝説を検証!謎に包まれたオーパーツ、その全貌に迫る!

現代でも不思議だと声があがるほど精巧にできている水晶の髑髏を工具を一切使わずに作るには途方もない時間がかかることは前述の通りです。人間が作るのは現実的ではないと結論付けた人々はやがて、もしかすると人間以外が作ったのではないかという説を囁くようになりました。地球外生命体が制作したのではないか、と。

宇宙人の技術?

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水晶で髑髏を精巧に作ったのが人間以外と考えたとき、まず人々の頭に浮かんだのは宇宙人でした。宇宙人の技術は未知数ではあるが地球人よりもさらに優れた技術を持っているに違いない、その技術を用いて宇宙人が精巧な水晶の髑髏を複数作り地球に置いていったのだ、という見解が生まれました。

水晶の髑髏を13個集めて一箇所に置くと宇宙に秘められた謎が暴かれるという伝説があったため、なおさら宇宙人による髑髏制作説は人々の間で信憑性を持って広まることとなりました。地球外生命体について気になる方はぜひ以下の記事もご覧下さい。

実はクリスタルスカルはたくさん作られていた?

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アンナ氏の髑髏が話題に上った後、水晶で作られた別の髑髏をさらに新しく発見したという声がぽつりぽつりと出はじめました。その数は少しずつ増えていき、現在では何と20種類以上にのぼります。

マヤの文明に伝わる伝説に関わる13個の他にもたくさんの水晶で作られた髑髏がこの世に存在しているという驚きの事実が明らかになりました。大いなる力を秘める13個とは、これらのうちのどれなのでしょうか。

クリスタルスカルの固有能力?

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発見された20種類以上の中で、固有の特殊能力を発揮したのではないかと話題になった髑髏が何個かあります。その能力はそれぞれ全く異なりますが、どれもマヤの文明に伝わる説にある13個のうちの一つなのではないかと推測されています。

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内部が空洞ながら重さは14キロもある、別名「呪いのスカル」。その名の通り、所有者に呪いのような現象が起きると言われていて、所有者だった人物やその周りの人々に次々と不幸が起きました。さらには自らの命を絶ってしまう所有者もいました。最後の所有者が寄贈をしたことにより現在はスミソニアン博物館の所蔵品となっています。

マックス・スカル

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現在の髑髏の持ち主は、アメリカ在住のジョアン氏。彼女は1980年に前所有者からマックスを譲り受けました。マックスという名前は髑髏が自らテレパシーでそう名乗ったという理由から。マックスは現在見つかっている髑髏の中でも特に人気があり、隠れたファンもいるほど、人々に愛されています。

コンパッション・スカル

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この髑髏は、ヘッジススカルと作りが似ていて、下顎を外すこともできます。光を頭頂部に照射すると様々な物が浮かび上がると言う特徴があります。浮かび上がるのは地図のようなものだったり、光の角度によっても映り方が変わるのですが、それが一体何を示しているのかはまだ解明中です。また、作られた時期も不明です。

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