見ると幸せになれる?ケサランパサランの伝説とその正体に迫る!

ゴッサマー(gossame)日本語で「クモの糸」と訳します。他にも、「流れ糸」や「繊細なもの」という意味もあります。空中を浮遊することがあるクモの糸は、ケサランパサランの特徴と一致するものがあります。

エンゼル・ヘア

pixel2013 / Pixabay

エンゼル・ヘア(angel hair)日本語訳で「天使の髪」です。ケサランパサランの真っ白で美しい様子から、そのように呼ばれています。西洋では、エンゼル・ヘア、ゴッサマーと言うようにケサランパサランの外見に基づいた名称が付けられています。

ケサランパサランにまつわる伝説

jill111 / Pixabay

見た目だけで判断すると、ただの植物に近い毛玉のかたまりに思えるかもしれません。しかし、ケサランパサランという生物がこれほどまでに有名になっている理由は、誰もが信じたくなる特別な伝説があります。

持ち主に幸せをもたらす?

AGX / Pixabay

ケサランパサランを捕まえると、持ち主が幸せになるという伝説があります。もちろん生物として飼育することになるので容器には呼吸をするための通気口がないといけません。ケサランパサランを捕まえて、大切に育てなければ幸せを呼び込むことが出来ません。

持っていることを知られてはいけない?

philm1310 / Pixabay

幸せが続く条件として、持っていることを人に知られてはいけないという説があります。そのため、ケサランパサランを持っている家は、密かに代々受け継いでいるので表沙汰になることが少ないようです。持っていることをネット上で公開したら、効果が無くなってしまうかもしれません。

ケサランパサランの歴史

jarmoluk / Pixabay

果たして、ケサランパサランという存在が人間に周知されたのはいつ頃なのでしょうか。現状では、国内ではもちろんのこと、海外でも存在が知られています。その経緯となるケサランパサランの歴史を深堀りしていきます。

1970年代後半に広く知られる

AlexAntropov86 / Pixabay

国内では、東北地方の一部地域で伝承されたケサランパサランですが、1970年代後半に朝日新聞の地域版が記事にしたことで、他メディアも取り上げて全国的に認知度が高まり、一大ブームが起こりました。未確認生物の代表格であるツチノコも同じく1970年代にブームになったので、正体不明の生物が国民的に注目を浴びた時代とも言えます。

江戸時代から存在?

出典:PhotoAC

ケサランパサランの歴史を遡ると意外にも古く、江戸時代には既に存在が知られていました。江戸時代に出版された百科事典「和漢三才図会」には鮓荅(へいさらばさら、へいさらばさる)というものが紹介されています。蒙古人(モンゴル人)はこれを使って雨ごいをしていたという記述があります。

ケサランパサランの特性と育て方

HeVoLi / Pixabay

ケサランパサランが主に生息してるとされる場所、捕まえた後はどのように飼育しているのか、次の項目でご紹介させていただきます。諸説はありますが、ケサランパサランの情報として、有名なものとなっております。

ビワの木の近くで目撃されることが多い

gi8mail / Pixabay

ケサランパサランとビワの木の関係性は明らかになっていませんが、ビワの木の近くの目撃例が多いです。もちろん、ビワの木周辺以外で目撃されることもあり、特定の場所でしか見られないわけではありませんが、ケサランパサランを探す時は、ビワの木の近くを探索してみるといいかもしれません。

NEXT 桐の箱の中でおしろいを与えて飼育する